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2017年09月28日

Tesla Model X と Range Rover Velar の試乗。

Tesla Model X と Range Rover Velar の試乗。 いつものごとく、SiSoさんと行ってきました。

テスラは大阪御堂筋にショールームがあります。
近くにはフェラーリ、ランボルギーニ、ベントレーと、
数々のプレミアムカーがひしめくエリアです。
なかなか敷居が高く行きにくいですが、
テスラというメーカーには興味があったので、
どんなもんだろうと、行って参りました。



SiSoさんが予約をしてくれていたので、開店と同時に入店。そのまま説明を受けました。




綺麗に整えられたインテリアスペースはとても未来的なデザインでまとめられ、
テスラオーナーになることの特別を感じさせるように整えてあります。




モデルSのデザインも流麗なシルエットで美しかったです。
完全自動運転を見据えた先進装備の数々や、エンジンやシャフトを持たない、
従来のクルマとは異なるクルマの設計により、室内空間もとても広いものでした。
当たり前なのですが、オイル交換も無いというのは新しい感覚です。




この日、試乗予定のモデルXも大型のクルマとしては、綺麗にまとめたデザインです。
室内も広々と開放感があり、ドライバーズシートもリアシートも快適なものでした。




試乗させていただき、久しぶりにかなり驚きました。
電気の圧倒的なパワーは強烈なGを感じさせ、ハンドリングもスポーティーな味付け、
スポーツカーのような走りをするのに静寂で快適な車内環境、
全方位に張り巡らせてあるセンシングによる電動のアシストの安心感、
圧倒的な燃費というか動力費と、国内維持費の圧倒的な低コスト化、
ファルコンウィングドアがトピックであろうとばかりに考えていましたが、
ファルコンウィングドアがおまけにしか感じないぐらいに、
テスラという存在そのものがイノベーションのカタマリでした。




これは革命的なクルマだと感じました。イーロンマスク恐るべしです。
電気自動車だからと言って、食わず嫌いだったことを反省してしまいました。
本当に完成度も高く、素晴らしいクルマだと思いました。




正直、電気自動車に対しての見方が変わりました。
M3は昔ながらの価値を極めようとした電気とは正反対にあるクルマだと思いますが、
試乗後のテスラのイメージは、M3の正反対に位置する完成度の高い存在だと感じます。
個人的には長距離使用をするため、充電時間の部分のみ用途的な問題を感じますが、
自宅からの日常使用だとすれば、優れたクルマなのだと思います。今後も注目します。




次いで、ランドローバーのレンジローバー、ヴェラールです。
試乗したのは、3.0ℓV型6気筒「インジニウム」ターボガソリン(380ps)です。
こちらも高級SUVらしく品格のあるデザインでステキだと感じています。
実はM3購入時に家族優先思想編ではイチバンの候補でありました。
購入のタイミングでヴェラールが発売していなかったことと、まだBMWに乗っていたい
という思いでM3を選びましたが、存在としては気になるSUVでした。




試乗して一番感じたことは、1900kg近い重さの割に軽快に走る車体であることです。
M3と比べることは、してはいけませんが、これだけ走れば充分というレベルで走ります。
デザインも良いので、これはこれでいいなと思うのですが、試乗車の価格を確認したら
ヴェラール・ダイナミックSE:11,290,000円+OPとのことで、M3と変わりません。
そう思うと個人的には微妙なところではありますが「広さ>走り」を価値観とすれば
それは充分に納得できるクルマだと思います。そもそも、これだけ大きいのに、
これだけしっかりと走れるようにしたのはさすがだと感じます。




ランドローバーも素晴らしいクルマでしたが、個人的にはテスラの衝撃が
大きかったためランドローバーの印象が霞んだのが正直なところです。
今回、モデルXにせよ、乗ってはいないけれどモデルSにせよ、ヴェラールにせよ、
M3とすべて同価格帯の車両です。どれも高額なので当たり前かもしれませんが、
それぞれ突出した価値があり素晴らしいのは事実です。しかしながらテスラの衝撃は
想像を超えるところにあったので、電気自動車の食わず嫌いの方は
是非一度、テスラの体験試乗をしてみてはと思います。

ブログ一覧 | クルマのこと | 日記
Posted at 2017/09/28 23:45:01

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この記事へのコメント

2017年9月29日 7:23
こんにちは、CMOです。

AH3オーナーとして非常に気になりつつ、未だ乗ったことがなかったテスラですが、現行M3オーナーのtak3さんのインプレッションは大変参考になりました。

モーターの加速力にすっかり慣らされてしまった身体なので、テスラの各モデルは大変魅力的ではありますが、「0-100km/h加速のタイム」ばかりが目立つが記事多く、それ以外の部分の内容を読める機会がなかったので、そのあたりがいつもモヤモヤしておりました。今回、BMWオーナー、ましてM3オーナーのご感想を読ませて頂く機会を得られたことは、大変貴重な機会となりました。ありがとうございました。お近くにお住まいなら、温度感も感じながらお話してみたかったです。私も是非乗ってみようと思います(^^)
コメントへの返答
2017年9月30日 18:54
CMOさん、こんにちは!
AH3も330eも素晴らしい走行感ですよね。あのスムースな加速や軽快感はEVパワーならではのフィーリングですね。これらの車両とテスラとの違いは色々あると思いますが、走行感としての一番違いを感じたのはエンジンが無いことによるフロントの軽さです。鼻先が奇妙な位に軽くてより一層軽快なフィーリングを生んでいます。フロントにエンジンがないという視点で見るとミッドシップ的な感覚とも言えるかもしれません。またオイルも無ければドライブシャフトも無いのでエネルギーロスが極めて少ないことが、ナチュラルなドライブフィールを生み出しています。ガソリンタンクも無いですからそらもう別物ですよね。法律があるからクルマの形しているだけで、法律さえ整えばもっと自由な形にさえ変化できそうだと感じます。

テスラに乗ったことで同時に気になったのは他のEV車の走行感に差が出るのかどうかが気になりました。例えば完全EV車といえば日本にはリーフがありますが、乗り味にどのような差が出るのかは大変興味が生まれたところです。

モーター車の寿命はエンジンに比べて非常に長く、懸念事項としてのバッテリーは交換さえすれば一気に新車のように近づくように考えてあるようです。テスラが登場して5年落ち6年落ちとなるのはもうすぐです。その頃からのバッテリー交換のプログラムなども恐らく充分に検討され控えているものと思われます。

この先10年でクルマとの付き合い方が変わっていくのかもしれません。テスラはハンドルのパワーアシスト量、車高などもすべてタッチパネルで直感的に調整できるので、使い方はiPhone並にシンプルです。車高調を入れ替えるという行為が昔の話になるのかどうかまでは解りませんが、その想像をさせる勢いを感じます。帰ってからテスラのことを少し調べましたが、やはりEVカーを作って売りたいということではなく、持続可能なエネルギー社会を作る上でまずはクルマの根本を見直し作っているという思想もあるようです。なかなかイノベーティブのカタマリである面白いメーカーだと思います。(^^)
2017年9月29日 13:39
駆け出しは軽快な新幹線
アイアンマンの中のトニースタークな空間認知
悟空の筋斗雲なみの少燃費
数年後 くたびれたスマホ様のバッテリー持ち?
テスラ、私も食わず嫌いなのかもしれません。

バンパーを意識させないデザインみたいですが、ベラール含め最近のSUVはリアスタイルがイケてないように思います。
でも
乗ると高級クルーザーなんでしょうね。
コメントへの返答
2017年9月30日 19:06
素晴らしい表現力ですね。まさにその通りですね。駆け出しはこれまで乗ったどれよりも新幹線でした。想像するのは乗ったこと無いですが、リニアモーターカーの質感ぽいのでしょうかね。あとお書きの通り筋斗雲なみの省燃費&維持費です。維持費はエンジンがないためコンパクトカー枠になるようです。

バッテリーにおいては確かに懸念としてありますが、1台に7000本の日本製バッテリーが積まれているようです。数本で1セルを構成していて、どこがダメになったかなどはテスターで解るそうです。不具合のあるバッテリーはセル単位で交換可能なため、合理性も考えられていました。またバッテリーのように重いものが車体の低い床のところに配置されているため、完全な低重心化が実現でき、それらがスポーティーなハンドリングを支えてるのだと思います。

メーカーの言い分ではバッテリーを新品にすれば新車に戻る。やや言い過ぎな部分もあると感じますが、エンジンやオイルやシャフトやガソリンの要らない車体から考えると、まぁ、そう言ってしまえるかもねと思えてしまうイノベーションではあります。是非一度乗ってみてください。

ヴェラールのリアはイヴォーク調ですね。リアは一昔にデザインされたレンジローバーヴォーグのような端正なものが少なくなり、ややオシャレ系な佇まいですね。言ってることは解ります。走行感は乗ると楽ちん高級クルーザーですが、運転が面白いとか、乗ってて楽しいとか、そういう尺度では考えられてないと感じます。色々選択肢が広がるのですね。(^^)
2017年9月30日 18:37
UP、先を越された…。
っていうか、念入りに仕込中であります(笑)
コメントへの返答
2017年9月30日 19:14
へっへっへー。お先ーっす。(^^)ゞ
っていうか、かるーく触れただけでしたので、
もうちょっとだけ↑で補足しました。

現時念入り制作中ですか、、、
それはきっと雑誌社も泣くほどの素晴らしい、
記事になるはずです!!(ハードルアゲ↑)
普通に楽しみにしています!!(^^)

最後になりましたが、
誘ってくださりありがとうございます!!
おかげで近年中かなり上位の衝撃でした!!
2017年9月30日 21:19
tak3さぁーん (^^ゞ

↑DOWN、先を越された・・・。
(ダウンじゃねーよ〜笑)

テスラな1台。
新潟ではめったにお目にかかれない
高級車ですが、内外装ともに
近未来の「走る家電」を具現化した
ような存在感ですね。

電気自動車が当たり前になると
オイル交換って何?!な時代を
迎えるんですね。

それより、いつになったら
クルマは空を飛ぶのか
教えてください(笑)。
コメントへの返答
2017年10月3日 11:33
しゃんさぁぁん♪(^^ゞ

いらっしゃぁーい♪

テスラな一台はいかがでしょう。
まさに走る家電でしたよ。
しかし家電の領域をも超える家電でした。

例えばサンルーフもタッチパネルで
サンルーフのCGをスワイプすれば、
リニアにスワイプしただけ開きます。

クルマのドアも、設定すれば、
鍵持って近づけば、クルマが距離感考えて
先に開けて待っててくれます。

そう考えたら家の窓もサンルーフのように
開けられても良さそうだし、
玄関のドアだって、開けて待ってくれることも
できるはずです。

そういう意味でも
家電超えしていると思います。

そう言えばテスラは、買い方そのものにも
新しさを提唱しているようで、
ネットでポチリ購入が可能です。
しゃんさんですから、もう既に
お買い求めになったかもしれませんが。
(笑〜)

プロフィール

「PORSCHE 718 Boxster GTS 2.5L の世界。 http://cvw.jp/b/1058436/47880399/
何シテル?   08/04 22:52
とりあえずクルマとバイクが大好きで、 仕事中以外は全部クルマかバイクです。 乗ることがもちろん大好きですが、 クルマとバイクの存在自体に魅力を感じます。
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