tak3のブログ一覧

世界中で何かと大変なフォルクスワーゲン。
少し前のものも含みますが広告は健在です。

左は「People first.」クレイモデルを作る段階から
（デザインの初期段階）安全の視点を持っています。
といったメッセージでしょうか。

ちなみに過去の広告は下記よりご覧ください。
【1回目】【2回目】【3回目】【4回目】【5回目】


■ACCシステムで安全

アダプティブクルーズコントロールがあれば安心ということ。
落ちてくるかもしれない木を積んだ積載車。



ドライバーが眠いかもしれないキャンピングカー。



何が起こるかわからない岩を載せたトラック。



■飲んだ時の思い込みの怖さ

消火栓だと思ったら違ったということを表現。
影にその姿が、、、



ポストだと思ったら、、、



ゴミ箱だと思ったら、、、



■小さくても獰猛

小さくてもすごいんです、といった意味。
蜂＋虎。



小鳥＋マンドリル。



小動物＋熊。



■映画の名作シリーズ

このクルマで走れば周辺のドラマが見えてくる、といった意味。
タイタニック。



キングコング。



ライオンキング。



E.T.



UP



■サンルーフを持つニューモデルの概念

空は無限大だしね。



確かにそうですね。



これ、ちょっと分かりにくいかもね。（シリーズなので掲載）



■ロゴマークを使い方

すべらなーい、Hill Hold Function



あかるーい、Xenon Lights



ぶつからなーい、Automatic Distance Control



■オリジナル推奨広告

純正品だったら価値があるという意味



ま、確かにカッコイイですけどね。



これもオシャレですけどね。



■改造することに関して

必ずしも良い仕事ばかりではない、という意味。
バルコニーの場合。



私有車道の場合。



車イス用の道の場合。




■セルフィ＋ドライブ

かなりキツい目の表現方法ですね。



前後を想像すると辛いです。



胸が苦しくなります。



■高性能ゴルフ

カミソリのようなハンドリングのゴルフGTiを表現。



と、いった感じで、絵的な面白さ、アイディアのある面白さ、切り口の面白さ、メッセージの切実さなど、多様な表現手段で技術や車両やメーカーとしての考え方を伝えています。また、今回の映画シリーズは特に関係者が多いことが予想され、調整だけでも大変だったのではないかと想像します。しかし、じっくり丁寧に作り込まれたそのような広告は見る側にとっても面白いものが多く、生活のちょっとした楽しみにもなっていることも多くあります。これは広告をコミュニケーションとして捉え、広告がモノを売るためのものではなく、社会で「人とモノ」や「人とサービス」がどのように付き合っていくと「どんな未来があるのか」「どんな楽しみがあるのか」を考えるキッカケにもなると思います。日本でもそんな風に広告が活用されたら楽しいだろうなと思ったりしています。