エンジン始動不能 ディストリビュータ破損 リビルト品交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先々週、いつものように乗り込んでエンジンを掛けようとすると・・・・
「キュルルル~(ズフォンッ!と掛からず)ルルル・・・・」
あれ?
掛からない・・・?
土曜日に時間が取れたので、調べてみると点火時期や燃料ポンプは大丈夫みたい・・・・。
プラグを診てみると湿っていた(燃料は来ている)ので、火が点いていないみたいです・・・?
上死点を合わせてデスビを引き抜きばらしてみると・・・・
「!!!?」 なんじゃこりゃ!?
細いワイヤーで「鳥の巣」が出来ていました(核爆)
これはとても「まともな状態」では無さそう・・・・。
前週の兵庫からよく家まで保ってくれたなぁ~ 出先でこうなっていたら・・・・ (((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
今まで手持ちの車両でデスビが逝ってしまった経験はなかった(BMWは1本交換しましたがダイレクトイグニッションでしたからね~)ため、デスビはストックしていませんでした。
2
部品番号は、TOYOTA品番で 19100-88341、DENSO品番で 229100-194 後述のリビルト業者の担当者様曰く、「1G系の中ではかなり珍しい品番」なんだそうです。(白いペイントはデスビキャップ着脱の際のマーキング・・・垂れちゃいましたが)
早速ネットで解体部品を探しましたが、当然直ぐには見付からず、止む無くリビルト品を手配することにしました。
新品は未だ流通はしていましたが、価格は55000円。 結構するなぁ~・・・。
リビルト品でも見積もりは約33000円でした。
色々比較検討していると、たまたま見付けたリビルト業者のHPで同じ品番のリビルト品を扱っている業者が・・・・
価格表示が無かったので問い合わせてみると、「当社は整備業者に卸すのみで個人には販売していない」とのことでした。
しかし、総て自分で整備していることと故障の状態や進捗を説明しているうちにご理解下さり、特別に現金で直売戴けることになりました♪
具体的な価格や業者の情報はご迷惑が掛かるので伏せますが、整備、販売業者の中間マージン抜きのかなり安い価格で購入することが出来ました♪
週明け早速破損したデスビを持って(リビルトはコア返却が前提)業者の元へ・・・。
3
業者から購入したリビルト品。
ローターとキャップは付属していませんでしたので元の部品を使います。
今回は手配が間に合いませんでしたが、後日手配予定です。
価格はキャップが3000円程度、ローターが1000円程度でした。
4
これが正常な状態のデスビの内部。
業者で担当者の方に伺ったところ、例の「鳥の巣」はピックアップコイル(左右の緑色のカバーが付いた部品)のカバーが風化して砕け、中のコイルがシャフトに絡みついてしまったものだそうです。
デスビってこんな壊れ方するんですね~。
この症状はなんの前触れもなく突然発症し、こうなると当然全く点火せず完全に自走不能となってしまうので、本当に運が良かったです。(ホントよく自宅まで頑張ってくれました)
5
元のローターを組み付けます。
平らな面取り部を合わせて挿入し、シャフト側に切ってあるねじ山にねじ1箇所で固定します。
6
点火ポイント信号を出力するカプラーを車両側メインハーネスに接続。
7
取り外す際にクランクプーリーを回して進角0°の圧縮上死点を合わせてあるので、スパイラルギヤの位置も標準の切り欠きとポッチを合わせておきます。
これがずれていると点火時期が狂っているのでエンジンは始動しません。
8
元通り取り付けてエンジン始動。(今度はちゃんと掛かりました♪ C=(^◇^ ; ホッ!)
暖気後、スロポジセンサーのカプラーを一旦外して、スロットルのエアスクリューとエアフロメーターのポジションスクリューを回して750~850rpmに調整。
その後、センサーのカプラーを再び取り付けてアイドリング回転数を調整をして修理完了♪
結果は動画の通り。
無事エンジン掛かるようになりましたC=(^◇^ ; ホッ!
最近ちょっと?中々壊れない(云い変えれば分解、整備作業の難儀な箇所)部分が壊れるようになってきましたね~・・・。
(こうやって考えると改めて34万キロのマークⅡの丈夫さに驚きます)
デスビも底値のものが出た時にストックしておかないとね・・・・。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク