TUNE@WRCのブログ一覧

先月末から今月頭に開催されていたＷＲＣ第１１戦ラリー・デ・フランスで、ミニが参戦４戦目にして２位でフィニッシュしていたことを今日知りました。
情報源は新聞記事(毎日新聞)、結構大きく写真入りで載っていたのですが、情報遅すぎだろう・・・

ＷＲＣの情報サイトをやっていたころは、ほぼタイムリーに情報を入れていたのですが、最近は思い出したときにリザルトをチェックする程度になっており、ほぼ素人状態になっていました。

今回２位フィニッシュしたのはダニエル・ソルド（スペイン）、シトロエンのセカンド・ドライバーを務めていたドライバーで、ターマックが得意で速いが確実性がいまいちと言った感じでした。
ミニに関しても運営がプロドライブということでかなり心配でした。
プロドライブがＳＷＲＴを運営していた末期は、信じられないミスを出していたこともあり、スバルは絶対撤退しないから参戦しとけばいいんだよという感じに私からは見えていました。（別のことにも気が散っていたようだし・・・）

今回のラリー、結果を見てみるとデイ1をソルドはトップで終えておりデイ2は２位、ＳＳのトップタイムも4度マークしているようです。
ローブがリタイアしていたこともあるけどほぼ完璧なラリーだったのではないだろうか。

今回の２位が偶然でなかったことを祈ります。

次戦はソルドの地元のスペイン、どうなるかな・・・

フォルクスワーゲンが２０１３年からＷＲＣに参戦することをついに発表しました。

参戦車両は「ポロＲ ＷＲＣ」となり２０１３年から本格参戦とのこと、体制やプログラムについての発表はされていない。

記憶では、フォルクスワーゲン本体の名前でＷＲＣのトップカテゴリーのマシンで参戦するのは初めてではないだろうか。

グループＡ全盛期に参戦目的で開発されていた「シルバーアロー」と呼ばれていたゴルフベースのマシンがあったが結局お蔵入りとなっているし、ケネス・エリクソンがグループＡゴルフに乗っていた時はグループＢ時代だったし、グループＡ時代になってからも走っていたが２駆だったりＮＡだったりした。
あとはグループメーカーが参戦してたぐらいじゃなかろうか。

今回の発表が行われたラリー・サルジニアには「ＭＩＮＩ ジョン・クーパー・ワークス ＷＲＣ」(名前が長い・・・)がデビューする。

シェイクダウンではソルドが６番手のタイムを出しているらしくデビュー戦としては良い滑り出しのような気はするが、個人的には開発の体制（プロドライブ）や速いが開発力に不安のあるドライバーたちのＭＩＮＩより、グループメーカーや自身にノウハウがあって、開発力のあるカルロス・サインツがついているフォルクスワーゲンの方が良いスタートを切れるのではないだろうかと思う。

どっちにしても来年、再来年はシトロエンやフォードに対してこの２メーカーがどれだけ戦えるかが楽しみ

新井敏弘選手と奴田原文雄選手がIRC（インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ）に参戦することが発表されました。
マシンはインプレッサ WRX STI グループR4仕様、タイヤは横浜タイヤとなるとのこと
新井選手は5月の第3戦ツール・ド・コルスから計5戦に、奴田原選手は7月の第6戦ラリー・アソーレスから計3戦に出場予定だそうだ。

前から話はあったものの奴田原選手がインプレッサで国際ラリーに出場するというのが面白い！
奴田原選手のマシンカラーは当然ADVANカラーになるとのことで、コ・ドライバーには市野諮選手を起用するそうです。

昨今の経済状況で、国際ラリーに出場する日本のメーカーや選手などが減っている中、日本のトップドライバーが再び国際ラリーに参戦してくれることは非常にうれしいし楽しみです。