エンジンオイル交換 SEAHORSE 10W-30 DH-2 @ デュトロ XZU605/N04C

今時のディーゼルは、DPR(黒煙フィルター)の再生時に燃料を余計に噴射して排気温度を上昇させて黒煙を燃焼させます。
その燃料がピストンリングの隙間からクランクケース内に落ちてエンジンオイルに混ざります。
それにより、エンジンオイル量が増えて行きます。
メーカーの規定する量を大きく超えた状態でいると、大量の燃料を含んだブローバイガスとなり、エアクリーナーBOXを経由して燃焼室に入ります。
それによりエンジン回転が上昇(ディーゼリング)して、エンジンが止まらなくなって最悪はオーバーレブしてエンジンブローします。
私の職場でも、知る限り二件ありました。
車種によりキルスイッチ的なデコンプレバーがあったりするのですが、最近のは見ないので、 ディーゼリングし始めたら止まらないかも知れません。
それかキースイッチをオフにしたら吸気をカットするバルブがあれば、ディーゼリングしても止められるとは思うのですが、会社の例からすると止められない可能性が高い気がします。
ディーゼリングしないにしても、大量の燃料で希釈されたエンジンオイルは潤滑性能が落ちているので、エンジンにも良くないですからねぇ。
ガソリンエンジンなら、ある程度の燃料によるエンジンオイルの希釈は油温が上がれば揮発してしまうのですが、軽油はそうは行かないみたいです。

こんばんは！
詳しい説明ありがとうございます^^
おそらくDPRがらみのブローバイガスで間違いなさそうです。
しかし”ディーゼリング”
4Lターボなトラックで発生してしまうと、ギヤ入れてエンストさせようにも覚悟が要りそうですね(自信無いかも)
たしかに排出した古いオイルはシャビシャビのサラサラでした。
大昔にトランポでディーゼルのホーミー乗っていました。古い記憶ですが、その時のオイルと比べても、ここまでシャビシャビではなかったような気がします。