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今となっては意味があったのか不明な「ディーゼル規制」の煽りを受けて、ハイラックスのピックアップシリーズがディスコン（カタログ落ち）したのは周知の事実である。
私のはガソリン仕様だが、ディーゼル仕様が基本設計であることを何度も感じてきた。

実は、密かに自動車立国となりつつあるタイ王国にてハイラックスは生産されている。
ハイラックス・ヴィーゴだ。
たしかイギリスあたりでも販売されていたと思う。

日本でも並行輸入業者ががんばっているようだが、どうも「ハイラックスの後継機種」とは思えない。

「ハイラックスの後継機種」にふさわしいのは、ＵＳトヨタの「タコマ」だろう。
フェイスも新型ハイラックス・サーフ（もう生産していないが）に似ている。
日本のトヨタが作らないのは、ヤマハがＹＺＦ－Ｒ１を逆輸入しているのと似たようなものだろう。
国内規制はいろいろじゃまくさいらしい。
「タコマ」は装備が充実しているし質感も良い。トラック臭さは皆無である。
純正のベッドライナーには、外部電源や移動式ロープフックなどがあり、非常に魅力的だ。
コンビニで仲良くなったこの「タコマ」は地元の大学生のもの。
かわいい彼女と良い感じだった。
ＵＳトヨタのピックアップを物色していると「タンドラ」が気になってくる。私もだ。
フルサイズピックアップの「タンドラ」は、いかにもアメリカンピックアップでかっこいい。
でも、日本の風土に自然にとけ込むのは「タコマ」のほうだろう。

「タコマ」を買って、バッチをハイラックスに交換して乗りたい。

なぜ、買い換えないか？
「タコマ」には、アクティブベース車が無いからである。