黒カウンテスのブログ一覧

整備手帳の方に描くのが普通だけれど、こちらに。

８万８，３５４円なり☆（２年車検）

・車検整備代１９，８００円
・事務手数料３，５００円
・いろんな割引（笑）－１，４２６円
・自賠責２５．８３０円
・重量税３７，８００円
・車検印紙代１，１００円
・消費税１，７５０円


こう見えて車高も最低地上高は結構あって余裕でクリア。
１時間もかからず車検OK☆
とってもありがたいです。

ちなみに１ヶ月早く車検を受けました。

本来、カウンタックはかなり操作系が重いです。
うまく伝わりませんが、軽快さがありません。
ドアを閉めるのにも、アクセルを踏むのにも旧車然とした重厚感があるのですが、こいつにはそんな部分はみじんもありません。何もかもが気軽に出来ます。
重ステとパワステの違いはわかりやすい例えかも知れません。


結局カウンタックはかなり「古い」車なんです。
あのころの外車の工業製品品質はやばかったです。
外から見て感じるほどスマートに運転しているわけではありません（笑）
まさに「よっこらせ」です。
うちの黒いのはその点現代車とたいして変わりません(^^)/

カウンタックは、ランボルギーニ社の車でカロッツェリア・ベルトーネのチーフデザイナーだったマルチェロ・ガンディーニによって1971年に発表された「プロペラのねじれ」デザインである。
ランボルギーニ社は倒産し、アメリカのクライスラー社に買収された後大変見た目が似ている25thアニバーサリーを発表する。
ランボルギーニ創立25周年記念モデルということでカウンタックの最終モデルであるかのようだが、実は後付けのようなエアロパーツを取り払っても「素」のカウンタックは出てこない。さらに、車体のどこを探してもカウンタックのエンブレムは付いていないし、同じパーツであるはずのエアロ以外のパーツも別形状だったりする。
1990年に銀色の最終生産車をガンディーニにプレゼントしようとしているが、本人に拒否されている。そのシャシーナンバーZA9C005AOKLA12085は現在ランボルギーニ・ミュージアムに展示されている。
アニバーサリーは、ゾンダで有名なオラチオ・パガーニがランボルギーニ在籍時代にデザインしたものである。
画像は、ランボルギーニのミニカー／モデルカーの箱に見られる商標シール「のようなもの」である。エンブレムが付いているかどうかという部分もあるが、不思議とカウンタックのには付いていない。最新のアヴェンタドールまで全てラインナップしているような製品でも「カウンタックだけ」付いていなかった。


カロッツェリアという名称はもともと高級馬車製作工房を指すものであって、パイオニアのオーディオブランドではない。このブランドが立ち上がったとき、高級スポーツカーはカロッツェリアという自動車デザイン工房がボディ製作を担っていたためである。
今は、社内デザイン部門がデザインから制作まで行うためカロッツェリアの出番はない。現在のカロッツェリアは工業デザイン企業にその立ち位置をシフトしている。
しかし、ボディサイドに「ベルトーネデザイン」のエンブレムがあるように、カウンタックのボディデザインは社外のカロッツェリアが担っていたと思われる。
ランボルギーニ社がＭ１危機で倒産したとき最初はイタリアの管理下にあったが、クライスラー資本にたどり着くまでに様々な資本の元を転々とすることになる。時期を同じくしてイギリスのプローバ社にカウンタックのボディ型が登場している。
アニバーサリーにはかろうじてベルトーネのエンブレムが後付けのように存在するが、特徴的なデルタウイングなどのオプションが消えている。

これらのことをまとめると、どうやらガンディーニがデザインしたカウンタックのボディ権利の全てをランボルギーニ社は所有していないのではと考えられる。

アルミのシフトゲートというフェラーリのアイコンをセミオートマ＆パドルシフトに置き換え、ランボルギーニもアウディ／フォルクスワーゲンのコントロールの元ガルウイング／ランボドアというアイコンを捨てようとしている。車名にＬＰという頭文字はもうつかない。

キープコンセプトで現代風に蘇らせたビートルやミニ、チンク、水冷９１１、マスタングのようなセルフサンプリングカーは、カウンタックには期待できそうにもない。タイプ２や２ＣＶには未来があるのに。

マイアミバイスでソニーが乗る車はフェラーリデイトナコルベットか白いテスタロッサと決まっている。アルマーニのスーツを着てフェラーリを乗り回す「いい男」はよっぽどのイケメンじゃないと様にならない。このドラマに登場するカウンタックもディープフロリダを象徴するような白である。

カウンタックと言えばキャノンボールか蘇る金狼、そしてアニメサーキットの狼なのかも知れないが、海外の映画ではとにかくＰ４００ミウラがおしゃれに登場していてカウンタックとの扱いの差は歴然である。
カウンタック＝派手？高級車
ミウラ＝オートクチュール（haute couture）衣装の延長上