黒カウンテスのブログ一覧

１２月になっちゃいます（笑）

エイジング処理されたアンティークな車に乗って映画見に行ったり小旅行したりしたい。

画像の状態からタイヤ交換をした。
道具はフロアジャッキとトルクレンチ１本だけ！
ネクタイもしたまま、革靴も履いたまま、もちスーツ☆

近所の人に挨拶もしながら割と急がず、腰をいたわり（笑）、終了は完全片付けまでで「約４０分」。
やってもらったら３千５００円くらいだから、浮いたお金で今晩は贅沢しよう。


ハイラックスピックアップの４ＷＤなんて、あまりドレッシーにする感じではないのでおしゃれなホイールもあまり見かけない。タイヤにおまけでついてくるようなアルミホイールも嫌だ（笑）。
私の使っているホイールは純正ではない。

＜ランクル８０の純正ホイールに塗装して使っている＞
　ランクルの純正ホイールなんて新品のようなものも中古然としたものもいくらでも手に入る。さらに、ランクル用社外ホイールも新品中古うじゃうじゃあるのでこれを安く入手しよう。

＜親パジェロの純正ホイールをそのまま使っている＞
　これまた売れまくった車種なので中古を手に入れるのはたやすい。また、社外品も数多く出回っているので気に入った中古を安く買うことができる。

どちらも６穴だがパジェロの方がしっかりトルクをかけられる構造だ。

仕事が終わって一人きりになりたいとき、あなたは街角のショットバーに行きますか？

私は、テレビ画面をオフにして好きな音楽をエンジン音にミックスさせながら、黙々とカウンタックを走らせる。
今日のmusicは小澤征爾指揮ボストン響であのパバーヌ。
ちょうど日本はスーパーカーブームだった時のクレジット。
最近のサイトウキネンの躍動感あふれるテイクも嫌いじゃないけれど、この音にはかなわない。

冒頭からいきなり始まるソロはもちろんチャールズ・カヴァロフスキ（Kavalovski）。
核物理でＰｈ．Ｄ（博士の学位）を取って研究者になり、35歳でテニュア付きのフル・プロフェッサーになった。終身雇用の権利付きの大学教授なのだから地位も名誉も最強である。この時代は、博士になるのも教授になるのも今の時代とは比べものにならないほど難しかった。
それなのに、ある日突然１年間サバティカル（用途不問長期休暇制度）を取ってオーディションを受け趣味だった音楽の世界に転職してしまう。
趣味の楽器は、高校から初めて大学院時代には物理の研究と並行して毎日３時間練習したと言うが、専門的なレッスンを受けていたわけではない。あくまで趣味で演奏するアマチュアだったわけだ。
それなのに、こんな信じられない演奏を残してしまう（偶然ではない。ほかの曲だってすごい）。

村上春樹の著書によると相当偏屈な人だったようだが（笑）、難解な物理学を極めるは、プロを目指していたわけじゃないのにちょいと1年頑張って世界最強ボストン響に受かってしまうは、しかも主席だは、なんてステキなんだあなたの人生は！！しかも６０歳過ぎてさっさとやめるし。次はどんな世界の住人になったんだ。

あの３．１１の東日本地震で、タケシとキムタクが出ていたリボーンＣＭでこのテイクが流れていた。選んだ人は相当判る人だ。何もかもが素晴らしかった。私は３月中に福島に行ってボランティア活動に参加してきているが、あの海岸の現実感のない惨状は規制がかかる写真でも伝えることはできないだろう。それを見事に再現している。

うちの親父も国立大だから終身雇用な教授様で同じ（生物系だけれど）だったけれど、定年までしっかりお勤めしほかには車はおろか自転車にも乗れない。いろんな人生があるなぁ。

こんなにホイルベース短いとまっすぐ走らせるのは大変ですが、そこは最新電子制御でカバー！
ＥＶ車にして実は５人のり（笑）
ホンダＮＲばりの発光性の赤いボディに視界の良いおおきなウインドウ。
安全装置は万全だけれど、踏めば短いホイルスピンを伴うBIG発進トルク☆
決して遊園地ライクやおもちゃではない本気の車づくりで！
お値段は３００万円(^^)/

むかし中国で、孟子（儒教）の母が、教育にふさわしい、よい環境を求めて、三度住居をうつしたという列女伝の逸話ですが、カウンタックがある環境ってどうなんでしょう？笑
学校の先生たちは大切なことをたくさん教えてくれます。でも、その指導内容は実は教科教科書に書かれていること以外はあまりにも不透明です。道徳とか言う読み物教材はありますが、方法論的にどうやって人間を育成して人格を陶冶していくかの術はどこにもあげられていないのです。魅力ある教育環境なんて普遍一般的にどこの学校にでも用意されているものではなくて、たまたまそこにステキな人が先生という職業を選んでくれていて、たまたまそこに赴任してきたと言うだけなのかもしれません。そしてその評価は、とても主観的なものであり個人趣味の反映する部分だとも思います。
カウンタックなんて自動車としては万人に受け入れられるものではないし、不便な面をたくさん持った扱いにくいものでしょう。でも、希有なこの車しか持っていないものもあり活躍するシチュエーションがあります。要は、そういう車もあっていいんじゃないかと。
そういう個性の尊重が成り立つ環境で人は育って欲しいと私は思います。