あ~あ。 また日付が変わっちゃった。
今朝、お仕事に行く前のお話なんですけど・・・。
「虫の知らせ」なんでしょうか…と思える出来事が。
正直天気が良すぎて室温は上がりまくり…「もう!暑くておちおち寝ておられん!!」ということで、いつもよりも2時間も早く目が覚めました。
「あ~なんか寝た気がしね~」と思いながら歯を磨いてたんです。
すると・・・洗面所の窓から見えるプレオ君が変な感じ。
な~んか左側に傾いてるような~。おいらが寝不足で頭廻ってないからなのかな~?
で、顔を洗って寝間着から外着に着替えて外に出てみると・・・。
「ビンゴ!!」
左後ろのタイヤが見事に「パンク」して萎んでました。
あらら・・・このままでは出かけられませんので早速スペアタイヤに履き替えさせねば。
リアのシートを前に倒して、トランクルームのBOXスピーカーをちょっと移動(重い)。
ラゲッジルームBOXを取り外してスペアタイヤに行きつく。
ジャッキを下して、スペアタイヤが取り付けられてる”固定用の一本ねじ”をよいしょよいしょと緩めて外す…。(この時点で顔からは汗がしたたり落ちる…。)
ねじが外れ、スペアタイヤも取り出せていよいよ・・・パンクしたタイヤを外そうかと…。
でも、あれ??あれれ??
「無いよ!」「無~い!!」 レンチやドライバーが入ってるはずの”車載の工具袋”がありません。
取り外したラゲッジルームBOXの中も見ましたが入ってません。(入れた覚えがないので当然ですが。)
普段のDIYでは自分の使い慣れた工具を使い、車載の工具を使うことはないので、購入したときから”無い”ことには気が付きませんでした。
・・・さて、無いなら無いで家の中に戻り、倉庫の工具箱より”トルクレンチ”を出してきまして19ミリのソケットを装着してから作業再開。
ではここから、自動車学校でも習ったはずですが、「おさらいとして、”タイヤ交換の手順”を書き込みますね。」
まず安全確認。走行中であれば速やかに路肩に寄せて停車させますが、作業に適した場所かどうかを確認し、適しない場合はその場を探してから作業を始めましょう。
・・・ですが、”揚げ足を取る”方がいらっしゃいますのであえて書き入れますが、「高速道路の場合は別の話となります。」
ハザードランプを点灯させ、路肩への移動後、速やかに保険屋さんやJAFに連絡してからロードサービスに頼みましょう。出来るだけ車両から出ないことが安全です。
高速道路での作業の場合は、「必ず三角停車板を置いて作業してください。」三角表示板の設置を怠ると、「故障車両表示義務違反」により、点数が1点(反則金6千円)が課せられますのでご注意。

使用する際には、作業車の後方数メートルから数十メートルのところ(後続車両から見やすい位置)に設置すること
一般の路上や路肩での作業時は、ハザードランプを必ず点灯させ、三角停車板があれば必ず置いてから作業します。二次事故を防ぐためにも、できるだけ広いところへ車をもっていって作業すること。
公道以外、駐車場等での作業の場合はハザードランプは必要ありません。
では、作業のできる場所が確保できれば、外すタイヤの対角線上に位置するタイヤ(今回は運転席側前輪)に、「輪留め」をします。
最近の車には付いてないこともあります(プレオ君には付いてません)ね。
無ければ無いでもいいのですが、あればあったほうがより安全です。
では、先にスペアタイヤを取り出し横に並べ、スペアタイヤのネジ穴のくらいまでジャッキアップの大体の高さを目測しておきます。その後は、パンクしたタイヤの近くの車体の下に敷きます。
次にジャッキアップの前にホイールに今現在ついている4つのナットを緩めます。緩めるだけで、完全に外してはいけません。
次に車両側の”ジャッキアップ・ポイント”にジャッキを合わせてからゆっくりジャッキを動かします。
先ほど目測で図った高さまでジャッキを上げてから、先ほど緩めたナットを外します。
ナットを外したらタイヤを外しますが、外したタイヤも作業終了まで、ジャッキ横側の車の下側に敷いておくようにします。
(これは前述しましたが、万が一ジャッキが外れてしまった場合でも、車をホイールの厚みでささえて少しでも横転を防ぐためです。)
次にいよいよスペアタイヤを取り付けます。取り付ける際にはホイール側の穴と、車両側のハブボルトの位置を合わせるようにして持ち上げそっとハメ込みます。
(出来るだけボルトに傷をつけないように気を付けましょう。)
この作業の時にタイヤを思いっきり抱えなくてもいいように、ジャッキは上げ過ぎないようにするのです。
ホイールが車両側へ付きましたらば外したナットを動かなくなる程度・・・までレンチで締め込みます。
その際には「対角線上にナットを締め込むこと」を忘れずに。
締め込みのあとは、先ほどのタイヤを車両下よりどけてジャッキを下します。
ジャッキを下した後で、ナットを再度きちんと増し締めします。
少し走行後に再度、確認のために増し締めをお勧めします。
これで終了。取り外したタイヤ、輪留めを忘れずに外して車両へしまいましょう。
三角停止板を回収し、置き忘れのないように。
さて今回の私のタイヤ、常に路面に接する面(トレッド側)に長さが3センチほどの大きなネジが刺さってました。
この位置であれば、修理してまだ使うことが可能ですが、もしもサイドウォール側であれば、ここは常にクッションとしてたわみますので、修理してもすぐに使えなくなる恐れがありますので、修理せずに交換が望ましいでしょう。
で・・・作業終了後には、かいた汗をシャワーで流してお仕事に向かいましたが・・・早起きしてなければ当然遅刻でした。
また出先にての出来事であったらば、「レンチがない」のと、この「暑さ」で作業どころでなかったでしょう・・・。
「早起きは三文の徳」と昔から聞きますが、本と「虫の知らせ」…だったのかな。
さてさて、スペアタイヤは「あくまでも応急用です」ので長距離、長時間使用するものではありませんのでご注意。
なので、今回のパンクしたタイヤは、仕事に行く前にガソリンスタンドに修理を頼んでおきましたので、午後には修理終了してました。
タイヤの残り溝から判断して・・・もうしばらくは走れそうですね。