
先日より過去に我が家にて所有した車両を随時アップしています(笑)。
ほんの一部ではありますが、ゆっくり、のんびりとアップしていこうと思います。
Things Aint What They Used to Be
(昔は昔・・・今は今。 昔は良かったね・・・)と。
デジタルカメラなどなかった時代の画像ですからきれいではありませんが、・・・ご一緒に当時を思い出していただければ・・・と思います。
とりあえず第三弾として、・・・今回はC211型スカイラインです。
スカイラインのモデルシリーズ上、5代目となるものです。・・・通称「SKYLINE JAPAN」
ボディは2ドアH/T。 2000GT-E・S TURBO 正式形式 : KHGC211JFT
顔を含めて外装はすべて前期型にしてますが、実際は1980年(55年)式の後期型なんです(笑)。
この車は私が日産プリンスを退社した後の1989年ごろ、新たに入社した会社の転勤で愛知県のほうへ行った際に購入した車です。
向こうでの通勤は、公共交通機関で十分間に合っていたため、所有しているR31君はあえてもっていかずに、地元の知り合いのところの倉庫内で保管してもらいました。
当初「3~6ヶ月間程度の勤務」と聞いていたため、休みの日の買い物もすべて徒歩にて移動していましたが、再度辞令を受け取り絶句。
「さらに2年間の延長勤務。」・・・あ~あ。
こうなったらば、今まで「短期勤務だから・・・」と我慢していた「思い出作りを解禁しよう・・・」と決意し、通勤途中のバスの車窓から眺めていた中古車屋さんに展示してある”スカイラインのジャパン”を見に行くことにしたんです。
国道248号線沿いにありました、日産プリンスの直営の中古車屋さんだった・・・と思います。
私・・・バリバリの”西部警察”世代なので、「スカイライン・ジャパンといえばマシンX。」
ちょうどその2ドアの「TURBO GT-E・X」の黒が展示されていました。
お値段は・・・、今のような旧車ブームも、番組の再放送による異常な価格高騰などまだなかった時代なので、9年落ちのジャパンはタダ同然(笑)。
車検費用や登録費用等コミコミでも30万弱。
しかしながら・・・よくよく見ていくといろんなトコが・・・×。
つまりは、「購入後にいろいろ金がかかる・・・」と踏みました。
「う~ん・・・どうしようか・・・横に置いてあるR30にするか・・・?」と悩んでいますと、営業の方が、「色違いの”白”が下取りで入荷したばかりです・・・程度も極上ですが、グレードがGT-E・Sなんで”パワーウインドー”がありません・・・」と。
あら・・・自分はGT-E・XとGT-E・Sであれば、迷わずE・Sのほうを選択しますけど・・・と思いながら・・・。(GT-E・Sには四輪ディスク・ブレーキ、スタビライザーやサスが、専用のハードタイプが使われていましたので。)
「とりあえず見せてください」とお願いし、展示場裏のストックヤードへ案内されました。
たくさん並んだ中古車の中に・・・いました、いました。
程度は「極上」・・・と言われてましたが、「普通でした(笑)。」
・・・内装は真っ黒。
横長のインスツルメント・パネルには左からアナログの時計。(E・X、E・Lはデジタル時計)
次に車のデザインを模したチェック・モニター、ブースト計、油圧計、水温計、燃料計、の4つのサブ・メーター類、メインの大型メーターは左にタコ、中央に4連ワーニングランプ、右にスピードが備わり、ゼロの位置が水平になり、常用域が常に真上を指すという「水平指針・サーキットメーター」を備えております。
ステアリングとシフトレバーの真ん中にはE・Sタイプ専用の”赤バッジ”。
走行距離は・・・5万キロをちょっと超えた程度・・・。
オーディオは当時のラジオとカセットテープで、一応前後左右のバランサー付の4スピーカー仕様。
禁煙車であったのか?シガライターはきれいなまま。灰皿も使われた形跡のないものがついてました。
エンジンをかけるも、マフラーから出る排気には変な白煙は出ておらず、L20型エンジン特有のタペット音もほとんどなし・・・。エアコンの効き具合も問題なし。・・・「なかなかいい感じ。」
試乗しますと・・・、なんとE・SにはOPだったパワーステアリングが付いてあり、内心「ラッキー!」って感じ。(P/Sのついてないジャパンは・・・、正直”すごく疲れます”ので…。)
道路に出て走り始めると・・・、当時のターボ車特有の高周波音付のどっかんパワー。
・・・これが、”らしくて”いいんですけど(笑)。
アイドリングでマフラーからの排ガスチェックもしましたが、ターボチャージャーの不具合はなさそう。
ただし、ダンパーはもうすぐ寿命かな・・・という感じでしたが。
試乗しながら値段交渉に入りますと、「パワーウインドがない」ということで、売る側も「高値では売れない」と踏んでいたようでしたので”そこ”をつついてみましたら、当初の黒のGT-E・Xよりも8万ほどお安くしていただくことができました。
時は「ハイソ・カーブーム真っ只中」でしたので、「パワステ・パワーウインドが当たり前。」
グレード的に・・・E・Xは快適フル装備でラグジュアリー指向、E・Sはちょっと不便ですが走り中心のマニア指向・・・。
わたしは快適さ・・・よりも、少々不便ですが楽しさ(安さ)を選んだのでした・・・(笑)。
納車時には、ちょっと痛みのあったサイドストライプを新品にしていただき、抜けていたショック・ダンパーも新品に、さらにステアリングをR30のGT-E・S,「P・N・V」に採用されていた本革のステアリングへ交換しました。
購入後2~3か月たったころでしたか・・・、点検にてお店に遊びに行った際、担当していただいた営業マンさんからちょっとしたご相談が・・・。
「フロントとリアを含めた外装パーツを譲っていただけませんか?もちろんタダでとは言いません。」・・・と。
私の買った車、お店的に当初は「短期間で売れなかったら”つぶす予定”だった車」だったそうなのです。
やはり「ネックはパワーウインド」だったそうですが、営業マンさんも前期型のGT-E・Sをお乗りで、廃車となれば解体屋さんにもっていかれるので、その前に前後のマスクを後期型にし、西部警察の劇用車両の”マシンX”仕様に・・・と考えてたとこだったそうです。
いきなりのお話で私もちょっと困りましたが、「もともと黒のボディではないので”マシンX”にはするつもりもないし、前期丸目の悪っぽいのもいいかな」・・・と。
そのまま一旦車を預け、まず自分の車より前後外装のパーツを取り外し、後日営業マンの車についていた前期型の前後の外装パーツをすべて移植交換しまして、「前期仕様のジャパンターボとなりました。」
あ、そうそう・・・後日営業マンさんより「以前解体する車両から取り外した・・・」という、今ならマニアが欲しがるであろう「GT-TURBO」の上部に、「Skyline Limited Version」とある、”限定車専用”のフロントバッジをいただきました。(今は当時の思い出の品として大事に保管中。)
・・・約3年後、無事に現地勤務を終え帰郷、2回目の車検が切れるまで乗りました。
途中インパルのアルミホイールとポテンザRE71へ交換したり、コンポをカロの新しいのにしたりして楽しく過ごしました。
R31君を一旦復活させる際に手放してしまいましたが・・・、乗っていて楽しかった車です。この車も「願わくばもう一度手に入れたい・・・」と思える車の一台ですね。
かれこれ20年くらい前の話ですので、記憶のすみを探りながら思い出し思い出しで書き入れました。間違いもあるものと思われますが、突っ込みは「なし」でお願いします(笑)。
おまけ