
仙台から酒田まで往復する機会があったので、停まった場所ごとにメーターを撮影してロータリーEVの走行可能距離の推移を観察してみました。
ルートとしては、自宅→(朝やや渋滞)→仙台市内→(高速中心)→天童→(夕方渋滞+高速)→酒田(何ヶ所か短距離移動)→(高速中心)→寒河江→(峠越え)→自宅。オドメーターでは384Kmのルートでした。走り始めの走行可能距離表示が554、帰宅時点で274、280Kmの走ったことになりますが、実際には384Kmなので表示+100Kmくらいは走れることがわかります。
外気温(車載のもの)は7〜16度。エアコン・シートヒーターはグラフの色をつけたところがオン、21~23度、シートヒーターは目盛り1の設定。
グラフ水色は各地点の走行可能距離表示からスタート時の554を引いて反転させた値。最初の「仙台」のところは朝渋滞でしたが緩やかな下りが多いこともあり、到着時点では走行可能距離が延びてたのでマイナス3。紫色がオドメーターの値からスタート時の7310を引いたもの。
仙台から天童・天童から酒田のところが実走行距離と総残距離(バッテリ+エンジンで走れる残距離を略して表記)の勾配にだいぶズレがあります。この区間は高速移動が多く、ロータリーはバッテリーが50%程度になったらチャージモードにして、高速を降りたらEVモードにしてました。ちなみにこの運用だとロータリーの音はまったく気にならないです。後半、寒河江から帰宅までのところは寒くなってきてエアコンだいぶ使ってましたが、峠越してからの下りルートで距離を稼げた感じです。
もう1つ、各地点のSOC(バッテリ残量)と電気残距離(バッテリのみの走行可能距離)もグラフにしてみました。色をつけた部分でロータリーをまわしてます(色部分全部ではないですが)。
バッテリー100%時の走行可能距離は最近は85Km。あたたかい時期は93Kmくらいの表示だったので、寒いと起動時にバッテリーをヒーターで温めるらしいのでその辺の影響でしょうか。
酒田に着いたのが夜だったので、翌日、十分走れるように天童から酒田の高速道路区間はチャージモードの時間が長かったかな(V字回復期間)。
帰り、酒田4から寒河江までチャージしてバッテリーが82%まで回復したので、あとはこのまま帰れるかなと思ってEV走行してました。が、SOC17%、電気残距離が5Km程のところでちょうど峠の登りに差し掛かり、ロータリー強制起動。下りに入るとロータリーは止まってSOC19%、電気残距離は1~3Kmで推移。最後、帰宅直前の上り坂で再びロータリーが回って最後はSOC8%、電気残距離1Kmとなりました。
ここまでバッテリー使い切ると大きなバッテリーを積んでるEVだと夜間の充電でどこまで回復できるか心配になるかもしれませんが、23時に充電はじめて4時には充電完了の通知がきてました(通知のタイミングなのでほんとの充電完了タイミングがいつかは不明)。
長々と書いてきましたが、本日、給油をしてみたところ、21.63リットル。実走行距離で割れば17.8、最初バッテリーが100%だったので、その分を差し引くと13.9程度かな。重たいバッテリーを積んでてしかもロータリーでこの燃費なら、十分優秀と言えるのではないでしょうか。何より、高速走行しててもとにかく静かで疲れないのがありがたい。出先で充電できるかなーなんて心配もまったくすることなく走れます。
Posted at 2024/11/14 08:58:07 | |
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