JR東日本の得キップ「週末パス」が6月で終わるらしいですね。
去年の18キップ騒動に続き、色々とありますなぁ。
この週末キップ北限のひとつ、宮城県の「東北新幹線・くりこま高原駅」
そこから鉄分補給箇所へ行ってきました。
かつては細倉鉱山からの亜鉛運搬で栄え、今は廃線となった「くりはら田園鉄道」
車庫があった若柳駅を公園化して保存車両を見ることが出来ます。
公園へのアクセスは「くりこま高原駅」または「石越駅」から市営バス若柳線を利用、若柳中町下車。
しかし土日の運行は朝昼夕の三本だけ!!
朝便に乗るには東京6:04発のやまびこ51号一択なのですが、駅弁屋”祭”で買う時間も取れない。
ということで、次のはやぶさ101号で向かいました。
当然バスの接続は無く、試しにタクシーで行ったら3000円も掛かってしまいましたよ。

チャレンジャーなら貸自転車という手もあります(笑)
・若柳駅跡(駅舎は冬季閉鎖中)
駅舎は閉まっており、当然ホームにも入れませんが構内を外から回ってみるだけでも楽しい(俺だけ?)
名鉄からやってきたというレールバス。 現役時代に乗ってみたかった!
廃線まで走り続けた気動車「KD95形」 わたらせ渓谷鉄道のものと同型っぽい?
栗原電鉄オリジナルの電車
かつての貨物列車を彷彿とさせる電機と貨車。

電車と気動車が共存しているのは、この鉄道は非電化→電化→非電化と変化していたからですね。
最盛期は電化されてましたが、機器(変電所?)の老朽化、保守費用低減のために再び非電化にしたという経緯だそうです。
場内信号機はそのまま。 列車が走ってきそうですよね・・・と思ったら運転体験で実際に走るらしいですw
駅脇の芝生公園には施設の一部が解説付きで展示されてます。
駅構内。広い構内です。
動態保存している車両もあり、定期的に運転体験もやってるようですよ(冬季は無し)
・ミュージアム
道路を挟んで若柳駅の反対側にあるミュージアムで有料です。
検修庫などを利用した展示で、天気の影響を受けずに見て回れます。

古い工具や機器もそのまま。
同じような物は群馬の上毛電気鉄道の大胡車庫でも見たことがあります。
レールバスの車内。 ベージュのシートは珍しいが、名鉄では標準?
昔は部品も自分たちで作っていたそうです。
「KD95形」 ヘッドライトは"カンテラ"をイメージしたものだそうです。
車内。 床が木ですよ!
ジオラマはかつての細倉鉱山の栄華を伝えていました。

注目は左端のダムですよダム!
車両係員詰所。

昔の現場詰所はこういう感じですよね! ロッカーが古い銭湯のものと酷似。
工場裏の本線跡。
まだまだ紹介しきれていませんが、時間もあるので出ます。
今度は駅が開いてる時期に来てみたいですね。
帰りは石越駅に向かうことにします、徒歩でw
県道4号線沿いに東へ歩いてみます。
歩いていて実に気分の良い道路。
県道と交差する所で寸断されているレール。

この辺りまで運転できるようですよー
・石越駅
駅のはずれに痕跡を探しに来ました。
おほぅ! ありました!
ここから若柳駅を通って細倉マインパークまで続いていたんですねぇ。
Posted at 2025/02/26 07:15:58 | |
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