Version-R インダッシュSSDナビ / KENWOOD MDV-Z702
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
こりないなと思いつつ。。ナビを買い換えました☆
前モデルがMDV-Z700(2013年2月)なので、2年とちょっとです。
しかも本体デザインが変わっていません(笑)
(画面のデザインは細かいところが改善されてます)
ま、結果的には満足しています。
音質アップと、案内先読みガイド、500m以下のアイコン表示、スライドバーでの地図縮尺変更、MHLでのスマホコントロールといったところが決め手。
まだ使ってないですが、Wi-Fiとドライブレコーダー制御にも対応しています。
2
リアパネルです。
MDV-Z700とほとんど同じですが、リアカメラが本体に直接つながるようになりました。
A/Vケーブルが別売りになったので、買い忘れたと思ってあわてましたが、結果オーライです。
USBは2系統(直出し)ですが、Wi-Fiで1系統を使うので、足りないときはUSBハブを。(機器は8台認識)
付属のWi-Fiアダプタは手持ちのUSBハブ経由でも動作しました。
HDMI/MHLはZ702から、ナビからスマホの操作もできるようになっています。
ドライブレコーダーKNA-DR500の制御もできるようになりましたが、ETCと排他なので、KNA-DR500をつけるときはETCをDSRCに変える必要があります。 (うちはドラレコがないので、ETCのまま)
ETCの音声は、Z700ではETCから出ていましたが、Z702は車のスピーカーから出るようになりました。
ただ、カードセット時に有効期限の音声案内が出なくなったほか、街乗りが多い自分としては「カードが挿入されていません」が煩わしくて、ETC音声はOFFにしてしまいました。(ETCから出ていたときは個別にON/OFFできたんですが。。)
うしろにFANがついていますが、エンジンをかけていれば聞こえません。エンジンを切っているときはちょっと気になります。
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ここも詳しくは先のページに任せるとして。。
配線はほとんど使いまわしです。
コルト用ハーネスUA-M36D、GPS、地デジアンテナ、ETC通信ケーブル、リアカメラはそのまま。
電源ハーネスはZ700同様にOFCスピーカーケーブルを使っているものが添付されていますが、スピーカーケーブルのCHを刻印されたチューブが色分けされてわかりやすくなっています。
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スピーカーのセッティングは、シートの位置を動かしたりしているので、もう一度測りなおしました。
①メジャーで距離を測って仮入力。
②バランスをFrontのみにし、Front 2chを微調整。 (まず音像が真ん中になるよう左右の距離を調整。次に輪郭がはっきりするように左右を同量ずつ増減)
③バランスをRearのみにし、Rear 2chを微調整。(やりかたは②と同じ)
④バランスをセンターに戻し、前後の距離とレベルを微調整。
スピーカーはFront/RearともKFC-VX17、FrontのみインナーバッフルUD-K716をつけてます。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1086018/car/839784/1880473/note.aspx
リアはMDFスペーサーのみなので、低音が強すぎると暴れてしまうため、イコライザーはフロントに合わせて調整し、フロントはスルー出力、リアはカットオフフィルターをかけています。
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続いて音質設定。
Version-R+DIREZZA Z101のロードノイズに負けない程度に低域を補正。
160Hzを抑えているのは、リアが共振で暴れるため。。6.3kHzは響きが硬かったんで下げましたが、スピーカーなのか設置のしかたなのかは謎。
音色もZ700と変わったので、いろんな曲を聴きながら走っては微調整していますが、ほぼフラットに落ち着くのは、音作りの素性の良さでしょうか?
長く聴いていても疲れにくく、心地よい音です。
DSPはK2とDrive Equalizer以外はOFF。
ケンウッドの音は繊細でさらっと鳴らすほうなので、シャープな音を好む人には出荷時のままリアライザーやラウドネスを入れるのも良いかと。
私は音が硬くなるのが気に入らずOFFに。
MDV-Z702より前の機種についていたSupremeも、記録時に失われた高音域を復元するケンウッド独自技術(Supreme EXでは88.2kHz/24bit)でしたが、Z702はJVC伝統のK2へ変更され、加えて192kHz/24bit対応(DSPは32bit演算)になっています。
ちなみに音色も少し違い、Supremeは涼しげな響き、K2はマイルドでニュートラルな印象です。
…あ、話がそれました(汗)
Drive Equalizerは6か7か悩みました。従来の「走行スピードと音量の連動」が統合されているので、ロードノイズに負けないように7くらいにしておきたいところですが、高速時に低音が少し強調されすぎる。。
イコライザーで160Hzを抑えたところ、自然な感じになったので、7に落ち着いています。
うまいバランスを見つけるまでに時間かかりましたが、見つけてしまえば速度の影響がうまく補正されて、よくできてますね。
オーディオの再生画面では、従来のスペアナに加えてメーターなしや、オーディオファンが好きそうなピークメーターも選べるようになりました。
Z700からMHLケーブルでスマートホンの画面も表示できますが、Z702ではナビからスマホをタップやスワイプで操作できます。radikoを起動すれば、ラジオがトンネルでも途切れることなくクリアに。
(MHL接続は、XPERIA Z3 Compact、XPERIA Z5 Compactで動作確認。
MHL非対応のスマホはBluetoothで対応、XPERIA XZ1 Compactで動作確認済み。
※MHL接続時のradiko横画面化は2022/12現在、radikoアプリでは対応方法不明です。radiko autoアプリでは可能ですがタイムフリーは使用できません。
※2015/10時点:Android 5.0アップデート後 「Rotation - Orientation Manager」を併用で横画面化。
※2021/02時点:radiko ver.7.xでは横回転するとアプリが強制終了されるので、v.6.x以下が必要。radiko v.6.4.10で動作確認済み。
※2022/12時点:radiko v.6.xは起動できず、強制的にv.7.xへ更新が促されます。
横画面化はradiko autoのみ可能です。)
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ナビなのにオーディオの話ばかりしてしまいましたが、地図画面です。地図2画面やオーディオの子画面表示もできます。
コンビニやガソリンスタンドなどのアイコンが、200mまで拡大しなくても500mまでは表示できるようになりました。これは便利。
また、拡大縮小は2本指でのピンチイン/アウト、広域/詳細ボタンに加えて、「300m」などの縮尺の数字というところを触れるとスライドバーが表示されて、スワイプに合わせてズームできるようになりました。
通った道に足跡のように水色の点をつける「軌跡表示」も、以前は長距離走るとすぐに昔の軌跡が消えていましたが、地味に改善されて、かなり長く残るようになっています。(もちろん消せます)
carrozzeriaのスマートループ(渋滞情報)は引き続き対応。VICSに渋滞情報がない道路でも点線で表示されます。MapFan Clubに加入すればWi-Fiから取得できます。(私はBluetoothからDrive info.で)
※2015/10追記
コストパフォーマンスから、MapFan ClubのWi-Fiに変更しました。
スマホの「スマートコネクト」設定で、充電開始と同時に自動でテザリングONする設定にしています。
また、ファームウェアv.1.2からVICS WIDEにも対応し、渋滞の統計情報、気象・災害情報、警報の受信に対応しています。
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ルート案内は、これまでの交差点の案内図に加えて、先の交差点の案内図も見れるようになりました(99個先まで)。リルートの速さも秀逸。
ちなみに、「ここです案内」なる大きな矢印で案内する機能がありますが、交差点の案内図と同時に表示できないので、こちらはOFFに。。
地図そのものは見やすいほうだと思いますが、ちょっと気になるところが2つほど。
ひとつは、地下鉄の駅もちゃんとルート案内しますが、地図には地上にある駅しか表示されません。
もうひとつは、100mより拡大すると道や建物の形がリアルな市街図になりますが、施設名が書かれている建物が少なく、場所によっては、110mの広域図で出ていた施設名が100mで消えたりします。
細かい指摘ばかりになってますが、全体としては完成度高いですね。
ルート検索の精度はカロッツェリアが一番という声を聞きますが、レスポンスはカロッツェリアより速く、ナビ機能も意外と気が利いて、オーディオビジュアル機能や音質では一歩先を行っている感もあります。トータルバランスはよいナビです。
満足です☆
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