DI電圧安定化コンデンサ改造
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試作第一号のものは、DI電源安定化のために、コンデンサをDI電源ヒューズに取り付けるというものでした。
そのまま点けただけでは、ACC ONの時にコンデンサに一気に12Vがかかるため、ヒューズを飛ばす恐れがあり、これを抑制する抵抗をつけました。
この形式でも効果はあるのですが、電圧が安定してしまうと、抵抗は邪魔物なのでこれの対策をしたと言うわけです。
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回路としてはこちら。コンデンサの端子電圧で、リレーを駆動。端子電圧が高まった時点で、抵抗を迂回してグランドに落とすと言う寸法です。リレーの感動電圧を調整するために適当に抵抗を入れます。
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使った部品はこちら。リレーはエーモン。電圧調整の抵抗には、ランプを流用。6Wのもので、抵抗としては、24Ω、リレーの内部抵抗が100オーム程度なので12Vの電圧を約10Vに調整できると言う寸法です。
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完成品がこちら。あやしい。なんか、爆弾みたい。(~_~;)
総予算 3000円強
走りもダイナマイトか?! (めっちゃ、おっさん語)
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インプレッション。
確かにトルクが増え、アイドルも今まで以上に安定。走りもその容姿にたがわずダイナマイトです。(~_~;)
ただ、問題もありそうです。近場での燃費テストでは、Gヒューズにて、15.3km/Lのコースで、このダイナマイトをつけると14.7km/L (T_T)に、、、
燃費計の動きを見ていると、アクセルの踏み込みが浅い状態で、リーンバーンに入りにくくなっているようです。
目下、燃費とパワーの両立に向けて、セッティング中。
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先週に引き続き燃費テストと、今回新たに加速テストを行いました。
条件 ノーマル(Gヒューズ) vs ECU-con vs DI-con
の比較です。テストコースは、先週の近場の周回路を2周した場合の平均値としています。
加速については、見通しの良い田んぼの真中の直線路にて、0-70km/hまでの加速タイムを各三回計測。その平均値です。
ご覧のように燃費については、先週の値をほぼ再現しており、参考になるかと思います。やはり、ECUに取り付けるとノーマルよりパワフルで燃費も改善、DIに付けると更にパワフルですが、燃費悪化は免れないようです。
加速タイムについても、パワーフィールの通りでした。ーリングと良く一致しています。
1番速かったのは、DI-con、2番手ECU-con、ラストはノーマルでした。DI-conは速いのですが、その分きっちり燃費は悪化しそうです。
そんなわけで、うちの車では、ECU-conとして使用する事に決めました。
DI-conの燃費が下がったことは、恐らくうちの車がリーンバーン車である事に関係していると見ています。今日のテストでもDIに取り付けた状態では、リーンバーンに持ち込むのがやり辛かったです。
おそらく、リーンバーンでない1.7や、20-4WD、後期2.0FFでは、また違った結果になるのではないかと。
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で、おまけ、ブログの方にも載せていますが、このチューニングの弱点は、電源分岐用のヒューズを使用するところ。普通のヒューズを使っています。そんなわけで最終仕様には、Gヒューズを改造して、コンデンサーに取り付けています。
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最後に、ご予算の紹介です。
おおむね材料費は、この様になります。どの仕様にするかで結構費用に差が出ますね。うちは、最終的に完全型+Gヒューズとしております。
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