近鉄かとのブログ一覧

トヨタシェアでおもしろい車がないか調べていたところ、
埼玉トヨペット与野支店にて、
"アクア GR SPORT 17インチパッケージ" を発見！

アクアのハイエンドモデル（しかも珍車）が、
トヨタシェアのベーシック料金で借りられるということで、
これは乗れるうちに乗っておかねば！ということで、乗ってきました。






見た目からしてフツーのアクアとは違いますね。

以前ヴィッツのGRに乗ったときは、
その足回りに大変感動しただけに、
アクアだとどんな仕上がりになっているか楽しみでした。


結論・・・

アクアの限界を感じました。

このGR 17インチパッケージは、
普通のGRと比べても、さらなる補強がされてますが、
感触としては無理やり締め上げた感を感じてしまい、
感覚値ですが、ボディへの負担も大きそう・・・

195/45R17タイヤ＋RE050のコンビは、
このクルマには少々ハードすぎたようで、
製造から4年経っているという要素もあるかもしれませんが、
段差でのショックは露骨にハードで、
ロードノイズはめっちゃうるさい、
安物のカスタムカーに乗っている気分です。

あと何より最悪なのが小回りの悪さで、
無理やり17インチを履かせているため、
最小回転半径はなんと5.8m！！！
コンパクトカーに乗っているメリットが薄れてしまいます。


エンジンは旧世代のトヨタハイブリッドなので、
エンジンとスロットルのダイレクト感が薄く、
エンジンを回すと安っぽい音が鳴り響きます。
これではスポーツ感は味わえません。

内装はカッコいいステアリングにシート、
タコメーターの装備など頑張っているものの、
ハード面がイマイチで、ヴィッツのGRとはだいぶ毛色が違うな、といった印象。




期待しすぎた部分もあるかもしれませんが、
少々残念に感じた一台です。

50系のプリウスは販売苦戦してますね・・・

まぁ、このデザインではコンサバな層を取り込むのは難しいでしょうね。
あとは、先代比で結構なサイズアップをしたのも良くなかったんでしょうか。

30系のプリウスは見た目、乗り味ともに結構好みでした。
新入社員の頃、支店長のプリウスで、群馬を一日かけて走り回ったのを思い出します。
あのとき、私はECOモードで燃費チャレンジしてたのですが、
「座ってるのも飽きた」と支店長に運転が変わった瞬間、
パワーモードで平均燃費がみるみると下がって悲しい気分になったのも良い思い出です。

さて、本題ですが、
この50系のプリウスは、良くも悪くも正常進化だな、と思います。



エンジン形式が同じなので、加速感がさほど変わらないのは当然ですが、
シャシーもTNGA採用とはいえ、さほどカッチリ感は感じず、
プリウスらしく、ユルくて軽快な雰囲気は引き継がれています。
乗ったことはないですが、17インチタイヤのほうが相性いいかもしれません。

燃費は輪をかけて驚異的な数字を叩き出しました。
流れの良い国道294号線を走っていたとはいえ、
このサイズのクルマがリッター42キロとか叩き出すのは
もはや理解に苦しむレベルです。
このあと更に５０Kmぐらい走った結果、
平均燃費は３０キロ台まで落ちたとはいえ、
改めてとんでもないクルマだな、と実感しました。




冒頭にサイズアップが悪だというような書き方をしましたが、
その結果後席の居住性や荷室の広さは良くなり、
30系では「ミサイル」とまで言われたこともあってか（？）
プリクラはもちろん、ACCも標準装備され、
大人が４人乗って快適に移動できるクルマに仕上がっていると思います。

ただ、「大人が乗る」というようなルックスをしていないのが問題かも？
（内外装ともに変にポップになってしまっている）



これだけ素性のいいクルマですから、
個人的には「プリウスPHEV”GR”」も、
実は購入候補に入るぐらい気になるクルマではあります。
（このクルマをメーカーチューンで締め上げたらどんないいクルマになるんだろう？という期待込みで）

富士スピードウェイにレースを見に行った際に、
東名の渋滞に巻き込まれるのがイヤだということと、
E257系にリニューアルされた踊り子号に乗りたいということで、
小田原からレンタカーを借りました。

小田原～FSWの距離は大したことないので、
とにかく値段重視で選んだら・・・
マーチが来ました。




※2枚目のPOP、なにが「スピード控えめ」だ。スピードは出ねえよ。

このマーチはとにかく評判悪いですよね。
日産党の友人が「これが令和のクルマか！」なんてよく騒いでいますが、
久々に乗ると確かにひどい！

・スマートキーじゃない
・プリクラのたぐいが皆無
・ドアハンドルが樹脂丸出し
・アイドリングストップ無い

など、ある意味では走ることに命をかけている仕様です。

まぁエンジンは1,200ccということで、
ヴィッツの1,000cc（ダイハツ製！）よりかは
比較的パワーもトルクもありますし、
走る・曲がる・止まるは低レベルながらも、
特段、感動も落胆もしない仕上がりなので、
こんなもんなのでしょう。

ただ・・・一つだけありえないと思うのは、
どの個体に乗ってもベルトが鳴いていることですね。

今回の車両も走行わずか3万キロながら、
加速時に激しいベルト鳴きを起こしていました。
多分、日産レンタカーのスタッフもこれが普通だと思っているのでしょう。

いずれにせよ、近々消滅する車両ですから、
あーだこーだ言っても仕方がないのですが、
一言でまとめるならば「乗用車版ミラバン」といったところですかね。

ワンボックスカー（8人乗りミニバン）に乗る機会はめったに無いのですが、
いろいろあって、ノアに乗る機会がありました。

走りをどうこう言うクルマではないし、
どちらかというとパッセンジャーの意見が大切なクルマですから、
今回のように１名乗車だとあんまり意味のないレビューかもしれません。
なので、簡潔に書きます。

ノア・ヴォクシーに関しては、2017年のMCで近代化が図られたという印象です。

ヘッドライトがLEDになり、カギがスマートキーになり、プリクラが標準装備されるなど、
安いグレードでも、安全に関わる部分が標準装備されたのは○ですね。

一方で、安いグレードのメーター、ディスプレイは相変わらずショボいですね。
トヨタのクルマ全部に言えることですが、
安い車だとメーター、ディスプレイが相当手抜かれてますよね。
TFTディスプレイの出来がいいだけに、歯がゆい気分です。

今どき６５扁平の１５インチというのも驚きポイントです。

中央道と首都高を走ってきましたが、
１名乗車ならエンジンパワーはちょうどいいぐらいで、
直進安定性や乗り心地も上々です。
決してめちゃくちゃロールするとか、ブレーキが効かないなんてこともなく、
ヘタなコンパクトカーよりも運転しやすい気がします。
ボディの大きさもあまり感じません。
燃費も高速メインですが、リッター15キロ走ったので十分でしょう。

本当は、セレナと比べたいところでした。
セレナは乗ってはいないのですが、内装はノアより良いですよね。

全体的な評価に関しては、多人数乗ったときにどうかが気になります。
１人で乗っているときは、ダラっとソファに座っているような感覚で
チンタラ走っていると、案外気分は良かったです。

そろそろモデル末期だとは思いますが、
ファミリーカーということもあり、
次は安全装備をより充実させてほしいですね。
（今どきACCやBSMぐらいは標準装備してほしいよね。）

大ヒットを飛ばしているライズに乗ってきました。




買っている人は気づいているのか、はたまた気づいてないのか、
このクルマはダイハツ製ですので、
正式にはトヨタ車じゃないと言っていいと思います。

そんなクルマがこれだけ売れるというのは、
トヨタの販売力、絶妙な価格設定とデザインなんでしょうね。

さて、乗った感想ですが、
エンジンとミッションの相性は最高ですね。

スペック以上にパワー感があるし、ターボ車だけど非常に乗りやすい。
正直「どうせダイハツ製だろ（ヴィッツ1,000ccの悪夢を思い出しながら）」と
タカをくくっていたのですが、
良い意味で裏切られました。

一方で、全てを台無しにするのはハンドリング（パワステ）でした。
異様にダルいセッティングで、重い。
ハンドリングがどうこう言う以前に、
パワステのせいでまともにコーナーを楽しめないって感じです。
ド新車だから悪かったのか？

首都高も交えて１時間、５０キロぐらい乗りましたが、
いいクルマなのか、悪いクルマなのか、というのは正直判断つかず。

今度は山道なんかを長距離走ってみたいですね。

あ、許せない点が１つ。

今どき、最廉価グレードには簡易的なプリクラすら付かないのは
「失格」です。

ヤリスやアクアもそうなんだよね。
なぜこのご時世にレス仕様が選べてしまうのか・・・