マップランプのショートとその後
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
3月30日のブログにも書きましたが、夜にマップランプの交換作業を行った際、不注意からショートを起こしてしまい大騒ぎする羽目になりました。
その時点で判明した症状は以下の通り。
・マップランプ他、車内の各ランプの不点灯
・アイサイト、ハイブリッドシステム、RAB等の多数のエラー
・アクセスキーによるドアロック等不可
・STARLINKシステムによる不具合の通知
一方、エンジンは正常にかかり、試しはしませんでしたが車両を動かすことそのものには問題なさそうでした。
みんカラ内を調べたり営業時間外にもかかわらず相談に乗ってくれた担当営業さんと話した結果、その場で何かすると2次被害が出そうだったので、朝になってからヒューズを調べることに。ヒューズに異常がなければ、ディーラーへ持ち込んでの点検となります。
2
朝になってから作業開始。
ヒューズの点検をするにはヒューズプラーが必要で、プラーはエンジンルーム内のヒューズボックスにあります。
ツメが2か所(赤丸部分)あるのでそれを抑え、ユサユサと揺らしながら真上に引き上げれば、カバーは取れるはずです。
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取説の説明だと微妙に不親切なのですが、プラーはふたの裏側についています。
最初、ふたを手に持ったままヒューズボックスの中を覗き込んで、ない、ない…と探していました。
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まずは車内のヒューズボックスから確認。
担当営業さん曰く、キーがロックできなくてセキュリティ関連のエラーが出て、その関連でアイサイト等が無効化されているのでは?とのことだったので、KEY SWと書かれたヒューズを先に見てみましたが、こちらは問題なし。
目視でも確認はできますが、念のためテスターでも確認しています。
あとはBACK UPかも?という話も聞いていたので、そちらを調べてみると見事に切れていました。
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どのヒューズがどういった用途かは、ヒューズボックスカバーの裏側を見ればわかります。
今回切れていたBACKUPのヒューズはこちら。10Aのヒューズですね。
ちなみに低背ヒューズなので、プラーかペンチがないと抜くのも挿すのも厳しいですね。
予備のヒューズを刺して、OFFにしていたマップランプのスイッチをドア側にすると無事に点灯!
今まで大量に出ていたエラー表示もなくなり、アクセスキーによるドアのロックも問題なし。念のため、近所を1周して特に走行時の支障もないことを確認。
完治しました、めでたし、めでたし!
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さて、こうなってしまった原因ですが、マップランプの構造上、実はトラップがありました。
ランプが消灯した状態で、よく確認しながら丁寧に作業をすれば、そうそう事故は起きないと思います。が、今回私は点灯状態の明るさの比較がしたくて、夜間に、マップランプが点灯した状態で元の自作LEDランプを引っこ抜き、新しく購入したLEDを差し込もうとしてしまいました。
写真の赤丸と青丸の部分が、実はショートさせてはいけない部分。ここに新しいLEDを差し込むときに、LEDの口金でショートさせてしまったようです。
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ということで、次がないとも限らないので、Tesaテープを貼り付けて、万が一同じことをやらかしてもショートしないようにしておきました。
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ちなみに、ルームランプは普通に交換する分には問題なし。
その昔BPアウトバックの時に、自作したLEDがショートしたおかげで統合ユニットを破壊、確か修理に5万ぐらいかかったはずです。今回はヒューズ代、約60円、ですみましたが、電子回路の塊みたいな今の自動車の修理代としては、不幸中の幸いとしか言いようがありません。
何よりも、今は明るいLEDがたくさんあるので、信頼のおける製品を買ってきて、ただただ交換したほうが安全だと思っています。
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カーゴルームランプも、ショートさせないよう注意が必要ですね。ランプを消灯させた状態で、変な力を加えずに交換すれば大丈夫なはずです。
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余談ですが、切れたヒューズがBACKUPだったせいか、ナビの自宅登録が消えていました(出先で、目的地設定をしようとした時に、自宅が表示されなくて焦ったw)。
他にも設定が初期化されていたり、登録していた何かが消えていたような気がするので、確認が必要です。
情報はプライスレスだと考えると、場合によっては失うものは大きいですね。
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