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オートピレンのシトロエンSMです。

当時のミニカーとしてはこれとソリド、コーギーとノレブのものがあるようです。前後フード、ドア全部開いてシートのリクライン、リアのパーセルシェルフも可動します。

今回写真を撮っていて、びっくりしたことが二つあります。

写真を撮って戻そうとすると、リアの車高が片方だけ下がっていました。あれっと思いながら反対側の車輪を押してみると、上がったまま戻ってきません。しまったと思って裏を見てこれがオートピレンのだと気づきました。幸いねじ止めなので分解してみると、プラパーツの接着が外れていただけなので、接着して元通りになり一安心です。

ソリドのSMの赤色も持っていますが、このオートピレンがソリドの箱に入っていて、ずっとソリドのがこのグレーのSMだと思っていました。随分昔に引っ越しをした時に箱に入れるのを間違ったのでしょうね。

オートピレンのシトロエンDS23です。

オートピレンというのはスペインのミニカーメーカーで、ディンキーなど他社の金型を使ったミニカーを発売していました。
これはフランスディンキーのDS19の金型を改修してスペインディンキーでDS23として発売後、オートピレン版が発売されました。

スピードホールでないのは良いのですが、オートピレンの欠点としてタイアが太すぎます。ただこのDSではタイアがあまり見えないので、太いのがそれほど気になりません。

前後フードが開きます。中にはそれらしく表現されたエンジンと、別パーツのスペアタイアが入っています。ドアの開閉アクションが無いのでプロポーションは良いです。前後の開口部の隙間も気になりません。

シャシーまでダイキャスト製で重量感のあるミニカーです。

オートピレンのフォード　マークIIです。

昨日のメーベトーイのとそっくりです。運転席のこぶも一緒です。
同じ金型なのでしょうか？

開く所は全部開けてみました。本当はスペアタイアがあるはずなのですが、なくなっています。

オートピレンのミニカーって、なぜか今でも安く売られていますね。
ディンキーの金型を使った物が多いので、形は正確で塗装もきれいなのに、なぜなんでしょうね。

ワンダーランドマーケットに行くと、つい買ってしまいます。