０９２６／２０HKS EVC6 IR2.4セッティング【備忘録】と体力測定

3ヶ月前にブーストコントローラーHKS EVC6のトラブルでHKS EVC6 IR2.4に変更しましたが、同じEVC6でもセッティングのズレがあり、前モデルの設定を出すのにログ取り、設定、試走を繰り返し、結局3ヶ月掛かってしまいました。
最終的にはフィーリングを重視しました。

天候　曇り
気温　20.5℃
湿度　81.5 ％

ブーストは86kpa、ワーニング88kpa、ドロップ2kpa。
これはブーストがセットした88kpaを超えると2kpaダウンさせ、85kpa前後をキープさせます。
ログ取得時はワーニングはオフにしていましたが、実走行でハーフスロットルからのベタ踏み等、オーバーシュートしやすい状況ではしっかりとワーニング機能が働いていました。
なお、前車のＪＥＴＴＡでは、ワーニングに到達するブースト設定で強制的に１kpaダウン、すなわち、ほぼワーニング値が設定ブースト値でした。

ECUと10kpa程度の差異がありますので、EVC6 表示で85kpaでも実質95kpa程度のブーストが掛かっています。

ブーストマップの低回転〜中回転域でアクセル開度75%以上で補正。

同じく中回転〜高回転域。

ブーストの立ち上がりを決定するオフセット値は低回転域の〜2500rpmを補正。

アクセル開度が75%の低回転〜中回転域も補正。

中回転〜高回転域のアクセル開度75%、いわゆるバトルモード時？も補正。

全体のブースト特性を決定するサンプリングを１０→８に変更。
数値を小さくするとブーストの立ち上がりが鋭くなるがオーバーシュートしやすくなり、逆に数値を大きくすると、オーバーシュートは抑えられますが、立ち上がりはゆっくり目になります。
試しにサンプリングを５にセットしたら、フェイルモードに入りました。

今回のVCDSでのログ取りはエアコンをオフにし、４速でデータ取得しました。
設定と気温やエアコンオフが影響したのか、数値的にはイイ結果になりました。
2500rpm付近で100kpa超え・・・過去のデータを見てもこの領域まではフェイルモードに入ったことはありません。ここを超えると要注意。

１８０HP／２８kg・・・高回転域の伸び代はまだありますが、取り敢えずこんなところでしょうか。
１.４ℓと言う事を考えたら、まぁ充分かな。

数値よりフィーリングはかなり良くなりました。
元々、3000rpm〜4500rpmは良かったので、1500rpm〜3000rpmのブーストの立ち上がりやレスポンスを更に高める方向でのセット、4500rpm〜はキレイに吹ける様セット。
決して速くはないのですが低回転からのピックアップが良く、また高回転までキレイに吹ける、気持ちの良い仕様になったと思います(自己満足)

３CCAXはミッションも含め、この辺がリミットでしょう。