後期最終型ST220を増車しました。
ST(Sports Technologies)とは・・・
フォードはクルマに秘められた可能性とクルマを操る喜びを、より多くの人と分かち合うため、
モータースポーツと深く関わってきました。
そのフォードが、サーキットやラリーコースのみならず、日常のドライブ・シーンで、
より多くの人々がその喜びを身近に体感できるモデルとして開発したパフォーマンス・ロード・カーが、STブランドです。
モンデオST220とは・・・
ヨーロッパフォードのグローバール・カーとして送り出されたモンデオ。
その開発チーム(フォードの特殊車両開発部門SVE【Special Vehicle Engineering】)は新しいシャシー・パフォーマンスの限界を知るために、通常のパワートレインとしてラインナップされていないワンクラス上のV6-3.0Lエンジンを搭載した試作車を作りました。
このパワートレインとシャシーの組み合わせをテストした結果、開発チームが期待していた以上に素晴らしい性能を持っていることが判明しました。
「いつか、この素晴らしいパフォーマンスを持った試作車をロード・カーとして送り出したい」
という強い想いが開発者達の心に生まれ、その想いを現実にしたパフォーマンス・ロード・カーがフォードモンデオST220です。
以上正規カタログより転載
『エンジン』
DURATEC-ST V6-3.0L 166KW(226ps) 280Nm(28.6kg・m)
・ピストン、コンロッド、クランクシャフトの軽量化、ミリ・グラム単位のバランス取り
・吸気バルブをビッグバルブ化、吸気ダクト変更(流入損失34%低減)
・ハイリフトプロフィールカムシャフト
・フルステンレス・デュアル・エキゾースト・システム(背圧42%低減)
・大型ラジエター、エンジンオイルクーラー
・軽量フライホイール
*ST220のV6-3.0Lエンジンはモジュール化され、2基掛けしてFord Indigo Concept(ショウカー)に搭載されました。
その後このV12-6.0LエンジンはAstonMartin V12VanquishからONE-77まで続くアストンマーティンのV12フラッグシップエンジンとして搭載されています。
『トランスミッション』
ST220専用Getrag製6速マニュアル・トランスミッション
『サスペンション』
フロント:マクファーソン・ストラット式
リア:クワドラ・リンク式
・ST220専用レートスプリング
・ST220専用SACHS製ショックアブソーバー
フロントジオメトリー変更
・ナックルアーム:位置変更
・Aアーム:マウント位置変更
『インテリア』
ST220専用280Km/hスピードメーター(シルバーパネル)
ST220専用パンチングレザーステアリング(レッドステッチ)
ST220専用シフトノブ(レッドステッチ)
前席左右RECARO製8ウェイ電動バケットシート(可変シートヒーター付き)
チルト&スライド電動サンルーフ
『エクステリア』
ST220専用フロントフェンダー
ST220専用フロントバンパー
ST220専用サイドスポイラー
ST220専用リアエアロバンパー
ST220専用トランクスポイラー
2005年3月31日、日本国内限定20台!(パフォーマンスブルーのみ)で発売。
そのうちの15台が一般に販売され完売しました。(残り5台は広報車両→後に中古市場へ)
実累計登録台数から最終的に日本国内で「23台」登録された模様。
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000016629.html
2006年6月1日、後期最終型のST220がカタログモデルに昇格し
黒(パンサーブラック)、青(パフォーマンスブルー)、灰(シーグレイ)の3色で発売開始。
販売台数は3色合計30台のみ。
前期型では車体色が青のみだった為、後期型では黒を最も多く導入した。
この3色のうち極めて稀少と云われているシーグレイの日本国内最後の1台を購入。
http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/000018334.html
正規輸入し登録されたST220は前期型(青のみ)23台、後期型(3色合計)30台の合計53台が日本に上陸している模様です。