Aピラーツィーター埋込
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ツィーターをAピラーに埋め込んでいます。
準備したものは
・Aピラートリム予備用
・ツィーター本体
Peerless OC16SC21-04-T 20mm シルクドームツイーターユニット 4Ω/100W
・アンプからの配線一式
・ツィーター埋込用台座
(私はヤフオクで樹脂製の汎用の
ものを購入しました。割り箸構築でもいけますね。)
・メッシュカバー
(BMW用の物が丁度良さそうであったので使用しました。
BMW3(E46)リアツィーター用)
・パテ材 ビートソニック
エポレジンプロ
・仕上材 Automax スエード
アルカンターラ調 ダークグレー
(無彩色をお薦めします。紫外線をモロに受ける部分ですので、有彩色は色飛びします。特に赤系統は顕著に飛びます。)
・ミッチャクロン(接着増強剤)
無くても良いでしょう。
以上です。
準備編
Aピラートリムを外すのですが、
それにはまず純正ツィーターカバーを外します。
純正カバーはどんなに丁寧に持ち上げてもAピラートリムに角が擦るので、Aピラーは養生します。
適度な粘着のマスキングテープなどで良いので必ずです。
後で後悔します。
純正カバーが取れれば、手前に引くとクリップが外れますが、上部が
フックファスナーなので、隙間からラジペンなどで回転させて外します。必ず回転した方向を覚えておきましょう。復旧時に逆の手順で
戻さないとAピラートリムが浮いて
上手くハマらないので注意です。
コレでAピラートリムが外れます。
(予備のトリムを加工する場合は
コレが最後の交換時の作業となりますが、後述の加工編にもある通り、ツィーターが納まるか(エアバック等に干渉しないか)は確認しておいた方が良いでしょう。)
Aピラートリム加工編
1、まずは位置決めです。
ピラーのエアバックと干渉せず
固定するクリップをかわした位置
にマーキングして台座を納める孔を開けます。
台座はあった方が楽だと思います。
凝った形ですと難しいですが、ソフトドームの1インチ位ですと、台座の中に納めやすいので良いと思います。
私はハンダで溶かしながら開けました。Aピラートリムは思ったより厚みがあるので、手カッターでは
かなりの根性が必要です。怪我する可能性大です。
ハンダですとスイスイ行けるのですが、有毒ガスが出ますので換気の良い場所で。
但し、コレは電子部品マニアの風上にも置けない行為なので、自己責任です。
(私の知り合いがコレをやってたら
自分を棚に上げて説教します。)
コテ先は都度清掃してキレイに保ちます。放置すると焼き付きます。
何度か台座を当てて孔を広げながら、微調整してフィッティングと角度を合わせていきます。
メッシュカバーを付ける場合は
同時に爪の嵌合部分も加工しておきます。
Aピラートリムも台座もある程度の厚みがあるので、裏から双方の樹脂を溶かして結合すれば固定もハンダで同時に出来ます。
次に本固定でエポキシなどの接着剤で固定しパテ盛りです。
2、エポレジンプロはかなり扱いやすいパテです。水で練り造形も簡単です。仕上げがスエードなので多少の不陸や巣穴は気にしませんでした。丸1日乾燥させます。
完成度を上げる場合は、研磨、パテ盛り調整を繰り返します。
3、仕上げでスエードを張ります。
事前にミッチャクロンを吹いておきます。
Automax のスエードは結構伸びて、曲面によく馴染むので扱いやすいです。
Aピラートリム全体を巻いていくので、寸法に注意して切り出します。
(巻き始めて足りなかったら立ち直れないです。)
シート自体に伸縮性があるので
シート同士がくっ付かないように注意して慎重に巻いていきます。
コツを掴むまで苦労しますが、コーナー部分の巻き込み部のシートのカットとツィーター孔の円形の巻き込み部分に特に注意します。
出来れば、後でシートが引っ張られない様に、巻き込んだ端部を接着剤などで固定できれば尚良いと思います。
4、ツィーターを固定します。
汎用ステーなどを駆使して、ツィーターの位置、角度を合わせ固定します。端子が平端子の場合は接続時に
Aピラー内側より差し込むので、最低でもその力に負けない程度の固定強度が必要です。
メッシュカバーも取り付けます。
5、準備編の手順でAピラートリムを交換します。
シンサレートなどを充填する場合は用意しておきます。
配線もAピラーまで予め通しておいた方が良いですね。
2
接写です。ヤフオクの台座と
イイ感じにBMW用のメッシュカバーが納まりました。
純正然を目標に仕上げました。
純正で2wayなので、Aピラーツィーターはスーパーツィーターの役割で
設置しました。1μFの1次パッシブで雰囲気感メインの担当です。
勢いが余ったので、ドア側の窓フレームもスエードで巻きました。
形状が弓形なので、かなりむずいです!
アンプ設置、ワイヤリング等
全ての工程で10〜12時間位かかったでしょうか。
1年位経ちますが、特に問題はありません。若干グレーの色が薄くなったかなぁって感じです。
交換したAピラートリムが余っていて家に転がってます。
それを眺めていると、囁きが聴こえてくる気がします。
スコーカーも追加して4way化の誘惑が漂ってきてます。
果たして、沼か⁈罠か⁈
調整出来る自信が無いですねぇ〜
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