てなわけで・・・
タイヤのお話。
ごめん。実車ではなくラジコンのツーリングカーメイン。
90年代初頭~半ば辺りかな?
タミヤのスカイラインGT-R(R32)のラジコンを買った。
スケールは一応1/10。
付いてきたタイヤは、今考えれば糞も食わないラジアルパターンのゴムタイヤ。
SP.419 レーシングラジアルタイヤセット
驚いたことに未だにローエンドのTT-01Eあたりには標準で付いてくるっぽい。
レーシングとは名ばかりで砂の浮いた条件の悪い駐車場でノーマルモーターのままちょろっと遊ぶ程度にしか使えないレベル。
ま、¥550円(2本)程度のタイヤだし許そうかと思ったが・・・
よく考えたら、SP.1023 ミディアムナロー レーシングラジアルタイヤ(タミチャレ指定タイヤ相当)も値段大して違わない。
だったら、ローエンドにもこっち付けてあげようよ・・・
タイヤサイドにはいっちょ前に『270/30R19』とタイヤサイズ刻印もあった。
確かに10倍するとこのサイズ。
そして初期ツーリングカーではこのサイズがスタンダードになる。
手元にある当時のスーパースリック(多分未使用)
まだ、東急アルテの屋上にサーキットがあった頃愛用していたもの。

このとおり、大体幅26mm径65mm
このタイヤ、結構グリップは良かったものの寿命が非常に短く苦労した記憶があります。
そしてやや遅れて登場したのがコレ。
確かレースボディーのZかなんかが出たときのリヤ用のサイズ。

幅を33mmにしたもの(大体330/30R19に相当)
このタイヤが出たことにより26mmタイヤを『ナロー』33mmサイズを『ワイド』というようになった。
そして今回ラジコンに復帰したとき、タイヤを見ていておかしなことに気が付いた。
24mm幅で『ミディアムナロー』と呼ばれるものがある。
商品展開を見るに今はコレが主力のようだとも理解できた。
旧来のナローはそれなりに細々とモノがあるにもかかわらずワイドはほぼ絶滅したようだとも。

ミディアムナロータイヤ
外径はほとんどナローと同じ、幅が2mmほど狭い。
はて?何で細くなってるの?
当然疑問がわく。
まあ、スケール的観点で見れば『240/30R19』のほうが現実味のある数字(インプとかに入るサイズ)なので好ましいのだが。
で、ちょっと調べてみた。
どうやら俺が離れた直後に一大変革が起きたらしい。
そもそもラジコンタイヤはその掛かる面圧が圧倒的に足りない。
なのでいたずらにワイドタイヤにしたところでグリップは向上しない。
そして、走行抵抗や重量を考えた結果・・・
20mm程度の幅のタイヤが『ウルトラナロー』として出回ったが性能のタレや寿命そしてレギュレーション的にも排除されて短命に終わり、もうちょっと太いタイヤが出てきてそれが24mm幅でウルトラとナローの中間ってことで『ミディアムナロー』となったようだ。
まあ、この辺の面圧のお話は似たような話がスタッドレスタイヤあたりでも散見されますわな。
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Posted at
2013/12/29 21:59:34