てなわけで、ネタも無いので今回の改装の詳細をちょこちょこっと。
ターボチャージャー換装。
排気タービン式過給機。
色々有るけれど実際大本の製造会社は何社かに限られるわけで。
古めの日産車なんかによく純正で乗ってたのは【Garrett】 T3G等
三菱社は・・・三菱重工業ですな・・・ TDシリーズ(TD06-20G8cm^2とか)
トヨタは内製でしたか?
で、EJ20
GC8初期、まあ言うまでも無くガチでランサーEVOと投入されるカテゴリーがダブってたわけだが乗っけてるタービン、細かいプロフィールは違うがともにTD05H
で、アプライドDのときのビッグなエンジン周りの改変でタービンメーカーも変わりIHI製になる。
で、ウチの車。アプライドCなので三菱タービン。

コレ。
レガシィBC~GCのCまでの特徴でも有るのだが、タービンインデュースが90度曲がった形。後の型ではインマニの下をくぐってパワステポンプの脇を抜けるおなじみの経路に変わっていますが。
ぱっとみここが際立つのでまったくだめっぽそうにも見えますが・・・
ここ以外は実はGDBのアプライドCでツインスクロールになるまで取り付け寸法的には変わってなかったりもする。
で、前置きが長くなったが前回フロントパイプ交換の時ナットが齧って一応締め付けはしたが【次は無いね】状態で外してスタッドボルト交換が必要な状態であった。
上の写真でもおぼろげにわかりますね。
で、その【 次 】が案外速く訪れた。
タービンとエキマニをつなぐ『タービンサポートパイプ』部からの排気漏れ発見。
このパイプ、短く地味ではあるが案外面倒くさい奴で・・・
1、フロントパイプ取り外し
2、エキマニ取り外し
3、タービン排気側インレット根元及びタービンサポート台座結合取り外し
4、(場合によっては)エンジンマウント結合取り外し、エンジン若干浮かせ
を経てようやく摘出できる代物で・・・ちなみに社外エキマニでここも一体ものもありますが漏れなく上記作業が付いてきます。
とまあ、ほとんどタービン外したようなところまで行くわけで(苦笑
だったら♪
と悪巧み発動したわけ。
が・・・GDB(A/B)のタービン案外無いもので・・・
あわよくばボールベアリングのIHIRHF55 VF34でもと思っていたがプレーンベアリングのVF30すらない。
ようやく某中古部品ショップの通販でVF30を発見。

比較写真(TD05HではなくAT用のTD04ですが・・・後にこのTD04が活躍)
大雑把に、排気側は寸法的にもまったく問題ないわけで。
やるべきことは吸気側になるべくタイトに90度曲げをでっち上げること。
とはいえ先達の方々がいらっしゃるのでその苦労のあとをなぞるだけ。
外径57mmのアルミパイプと内径57mmのL字90度エルボのシリコンホースが有れば何とかなるってのは判明している

これを切り刻んで何とかモノにすればよいわけだ。
で、タービン単体を目の前にして色々観察。
あ・・・
排気入り口の穴の実寸とガスケットの当り痕を見ていてうずうずと・・・
とはいえ・・・こんな鋳鉄削る自信ないぞ?
リューターで削るって言うけどリューターって砥石やヤスリの類をぐるんぐるん回すよねどれだけ時間掛かるん?
とピント外れな考えをしていたわけですが・・・
持つべきものはなんとやら。
強力な人が協力してくれました。
プラズマン師ありがとう。
業務用のリューターと超硬バー(このときはじめて知りました)でさくさく削っていく。
アスパラの穂先が全部刃になってるようなもの。こんなものがあったんですね。
で、パイプを切ったりなんだかんだして・・・
こんな感じにでっち上げ。
これでも、なるべく幅が狭くなるようにわざわざ細めのホースバンドで根元を締めたりしていますが実取り付けするときに寸法がぎりっぎりでした。
で、ここから先は出たとこ勝負でやったわけで・・・
最初の予定では取り回しというか取り出し方向が大きく違う冷却水リターンのパイプはTD05Hからそのまま移植であとは微調整でいけるだろうと踏んでいましたが・・・
なんと・・・バンジョーの径が違う。
マジで悩みなした・・・
でも・・・うちでさんざTD04とコレみてて違和感感じなかったよな?
ん?
もしかして・・・
TD04のをみてみた・・・ビンゴ!
バンジョーサイズがIHIと同じジャン!
INとOUTがつながってるのをぶった切ってOUT側だけ利用。
で・・・OILラインフィード側・・・あ・・・これも違うのね。
ここは・・・IHI用の新品とってしまいましょう。
ほかは問題なし。
まあ、タービンはこんな感じで乗りました。
Posted at 2015/03/19 22:44:25 | |
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