【愛媛】住友別子鉱山鉄道　星越駅舎【新居浜】

駅本屋

昭和４年築らしい木造駅舎。

駅前にはこれまた立派な住友山田社宅群があり、昭和初期にタイムスリップした様な街並が広がっています。

エントランス

木造校舎にも通ずる、趣きのある駅入り口。

ヤマの男達の声が聞こえてきそうです。

エントランス照明

なんともイイ雰囲気な裸電球の照明器具。

アームのカーブに味がありますね。

明り窓

住友の専用線らしく、明り窓にも井桁の社章があしらわれています。

太鼓橋

星越駅より少し港よりに、廃線跡を越え選鉱場へと通じる太鼓橋が架かっています。

橋には架線用の碍子も残っていました。

星越隧道

太鼓橋よりの先には星越峠を貫くトンネル跡が残っています。

レンガ製の開口部はイギリス積みと言う手法で美しく積まれております。

国鉄新居浜駅連絡線跡案内板

ＪＲ新居浜駅周辺に移動。

新居浜駅周辺にも最近まで、一部レールなどが残っていましたが区画整理とスーパーが建ったりしてすっかり撤去されていました。

廃線跡には新しく当時を偲ぶ案内板が設置されていました。

遊歩道

新居浜駅から星越駅方面を望む。

国鉄連絡線跡は遊歩道になっていましたが、新居浜駅周辺は区画整理により、更にきれいな遊歩道に整備されていました。

ブロックがレールと枕木の様に敷設されています。

もう、列車は走る事の無い軌道の上に・・・