Apprioのブログ一覧

たまに、自分の娘の闘病生活のブログを読み返すと

すぐに当時の記憶が蘇ってきて、胸が締め付けられたようになります。
次第に忘れ薄れいく記憶・・・、ブログを見てまた思い出す。
リアルにその時の気持ちを書いていて良かったと思っています。

娘の死から、もう4ヶ月経とうとしています。

時々、凄く会いたいなぁ～と思い、
幽霊でもいいから、どっかにいないかな～？と
天井や暗闇をじっと見つめる自分・・・、
もちろん見えるわけは無く・・・。


あれから、ずっと私が身に付けているもの、
手作りの象牙製遺骨ペンダント、

娘の骨のかけらが、米2～3粒ほど入っています。
肌身離さず
大切なものです。

そして、特注の桐箱までをも作成しました。
もちろん、文字はレーザーで刻印しました。
娘には気に入ってもらえたでしょうかね～？



私は、同じような気持ちの人にこれを作ってやれればなぁ～と考えています。




レーザー加工機欲しかったのも、
これをやりたかったからが本音かもしれません。

もうすぐ娘の百箇日となります。

3ヶ月近く過ぎたと言うことになりますが、
ここに、時間的な感覚は早いような長いようなとか言うよりは、
娘に対しては、亡くなった瞬間からずっ～っと止まったままです。
それ以降の娘は無いわけで、
自分達、周囲が次第に忘れていくと言うか、遠のくと言うか、
状況に慣れていくと言うか・・・、
精神的な不安感はとれて、だいぶ落ち着いては来ましたが・・・、
（近頃は、私の体調がいまいち良くないです・・・。）

それに、納骨というか、そういうのは
ぜんぜんする気がなく、どこに行くにも娘を連れて行きたい
一緒に居たいという事で、
骨壷は寝る時、起きている時一緒の所に置いています。
納骨とかしちゃうと本当に寂しいので、
当分は考えていません。

最近は、娘を思い出すと、
病院で息が止まるまでの事が脳裏に蘇ります。
そうです、「命終わる時」のブログの内容です。
私は、娘の最後の息の止まるまでをずっと間近で見ていました。
呼吸をしているのかしていないのかというくらいの娘の口もとの記憶・・・。
壁から出ていた酸素のMAXに開いたシューっという音。
徐々に下がっていく酸素飽和度の計器の数値・・・。
あの一日は本当に忘れる事は出来ません。
思い出すと、ぶわ～っと瞬間的に涙が溢れて来ます。

春です。
今年から長男が1年生になります。
娘は、弟を一緒に学校に連れて行くんだ！
それまでに本退院するんだ。
だからきつい治療も頑張ると言っていました。
それを思うと本当に辛いです。



何を言いたいのか良く分からなくなってしまいましたが、
今はこんな所です。


追記

去年の11月13日の写真。
亡くなる約2ヶ月前となりますかね。
息子のランドセルを購入し、何とか娘とランドセル（小学生姿）のツーショットを撮ってやりたいと
そう思って、撮った写真です。
家にあと何回一時帰宅出来るのか・・・、そう考えるともう時間も無いのかもと
この頃は、痛み止めのフェンタニルを常時入れていて、
一時帰宅しても携帯用で常時入れ、
酸素も鼻から入れるようになった頃でしょうか。
痛み止めの影響で、強い眠気にご飯を食べる時でも目を開ける事がキツイ状況でした。
この頃は、車椅子移動で本人も私達も大変な時期でした。




この時は、娘の大好きな焼き牡蠣やサザエを外で炭火で焼いて食べました。
楽しいはずの家に帰っても逆に外で遊ぶ事も、おいしくご飯を食べる事も出来ず、
とても辛そうにしていたのが本当にやりきれない思いでした・・・。
一時帰宅出来ますと言われても、帰るかどうかと悩んだ記憶もあります。

四十九日の法要も済みとりあえずは一段落、
この所は、娘の件で近所に忌明けの品の配りモノなど嫁とやっています。



私は、自作の象牙の遺骨のメモリアルケースをお風呂以外はずっと身に付け、
それだけでも、何かこう少しは娘が側にいるという安心感みたいなものがあり、
これはこれでアリなんだな～っと感じています。
仰々しくなく、他人からはそういうものだと分かり難くいし、
これは、こういう状況にならないと分からないものでもあります。
物体があることによってより明確に感じ取れるというか・・・。


しかし、やっぱり寂しさというか、

尽きることのない
寂しさ・・・、

だんだんと薄れ、忘れ、遠のく娘の感触や記憶・・・、

本当に、遠くに行ってしまうようで・・・、

それとともに、寂しさは逆に強くなっていくような・・・、


今頃、どこで何をしているんだろうか・・・。

寂しがりやだった娘、親が付いていなくて寂しくないのか・・・？



ほんの一、二ヶ月前までは確かに居たのに・・・。



会いたい・・・、



・・・・、






あまり考えると本当に辛くなってくるので、深く考える事は途中で止める事にしています。

かなり酔ってしまいましたが、
無事に四十九日の法要が終わりました。

挨拶を考えたり準備かれこれ、なんだかんだでやっぱり結構疲れました。



動物フィギュアもいっぱい並べました。




ＤＶＤスライドショーも流しました。



今年から１年生の長男、
お経の時は、足をブラブラしたり、音を立てたり、
変な体勢をしたり、もう少し落ち着きがあってほしいのですが、
無事に１年生になれるか心配です・・・。




子供達が食べ終わった頃に、娘の好きだった『ビリーブ』って曲を歌ってもらう事に
していましたが、誰も恥ずかしがって歌わず超グダグダでした・・・。


とりあえずは、四十九日の法要が済み、一段落出来る感じでしょうか。


そうそう、例の『象牙製メモリアルケース』

なんと、レーザー刻印で戒名を入れ、革のネックレスにしました。




これはいいですよ。（僕は欲しかった）
商品化しよう～。

待ちに待った品物が出来上がりました。（試作段階だけど）

本日そのサンプルを見せてもらえました。




四十九日の法要の引き物の予定です。

娘の生きていた証、


有田焼のお皿にしてもらいました。

娘の8年間と生きるパワーが詰まっています。
貰っても、私達みたいな嬉しさは無いかもしれませんが、
娘が生きていたという証明というか、
何か少しでもこのお皿を見て感じて思い出して欲しいと思います。


知り合い、窯元、転写屋さん、いろんな方のおかげです。
（さすがに自分では作れませんでした・・・デジカメで原画を撮影だけ）


かなり忠実に再現されています！！
（写真などカラーは結構高くなるのですが・・・。）



お皿、普段使おうと思っていましたが、出来が良すぎて飾るしかないですね。



素直に嬉しい～！！



↑昨年の6月頃に院内学級で描いた原画