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1月4日の通夜、1月5日のお別れ会（葬儀）
自分達では到底全てを準備する事が出来ませんでしたが、
親族、知人、友人の協力で全てとどこおりなく執り行う事が出来ました・・・。
本当に感謝でした。

今は娘は、小さな箱の中に入ってしまいましたが、
8年と言う短い人生、
でも、中身はぎゅっと詰まった、
何十年分もの人生、精一杯生きたと思っています。

生きる事に全力だった

最後はまさにそう思いました。


お別れ会の2日間、
私達は、子供だし、そんなにお参り客もたくさんはね？と思っていましたが、

甘かったです。

娘は、病気を通じていろんな方に影響を与え、
誰よりも、愛され、好かれていたんですね～。
半年しか行かなかった小学校、なのにたくさんの友達、
考えれば、院内学級も行っていたんで（千代小学校に属しています）
二つの小学校の掛け持ち状態だったんで、
娘の担任の先生もたくさん、校長先生もいっぱい(^^;)

私は、直前に生い立ちの写真スライドショーＤＶＤを作成し、
お参りの時に流してもらう事にしました。
来てもらった人に、娘の頑張りを見せたかったんです。
こんなに頑張ったんだよと・・・・。


本当に、良いお別れ会が出来たと思っています。

本当に、本当に、たくさんの方に・・・、
おそらく、私が死んでも・・・こんなに来てくれないと思います、負けるでしょうね(^^;)




ばたばたと時間だけが過ぎてしまい、
でも、まだ最後の闘病、看病の時間が長かったし、
それが全てでしたので、
いきなり、”無”の状態となり、

病院へはもう行かなくてよいの？
もう、先生や看護士さんにも会えないなぁ～とか、
あの662号室は今頃どうなったかな？
夏でも冬でも安心して走れたフォレスター有難う。
あれだけ行き来した高速ももう乗らないなぁ・・・。
ブログももう何を書けばいいのか・・・。

何だか、蝉の抜け殻になったみたいな気分ですが、


何とかこれを乗り越えて行けたらなと思います。

本日、午前７時10分に娘は永眠いたしました。

八歳でした。

痛がる様子もなく穏やかな最後でした。

いろんな方々に励まされ勇気付けられ…
本当に感謝しています。


取り急ぎご報告まで

そういう状態になってからというもの、

呼吸、

私の４～５回に対して1回ペースの呼吸・・・、
見ていると心配になってくるくらい少ない。
本当に待ってても次の呼吸が来ないので、
思わず大丈夫？
とポンポンと刺激したくなってくる長さ。
計ったら１７～２０秒に1回・・・（汗
私で5秒に1回くらいなのに・・・。
（酸素が入っているとは言え）


この緊張感は何とも言いようが無い胸の苦しさ。
本当に本当に本当に
最後の最後の最後なのか・・・。
覚悟しているつもりは、つもりであって仮想のもので現実ではない。
その現実が間近に？
何かしようとすると手がガクガクと震えてきます。


娘の生死の狭間・・・、

娘は本当に頑張ってきました。

私達は、今は頑張ると言うよりかは、

耐えていると言った感じです。

ただ、娘の死を待つだけの時間・・・、

娘の側で、
辛さに耐え、
恐怖に耐え、
悲しみに耐え・・・、
今二人でベットの側で娘の姿を見守っています。


娘は、もう呼吸するくらいしか生きているという反応がありません。
しかし、その呼吸も心配になってきました。
それでも生きてさえいてくれれば、

ほっぺが温かく、
手を握ぎれば温かく、
そして呼吸の音が聞こえれば・・・、
それだけでいいんです。


今日はそういう娘の状態に心配で
本当に眠れない夜となっています。












お願いだから、パパとママを置いて一人で遠い所に行かないで・・・。

大晦日、私と嫁と長男と病院に泊まりました。

ず～っと意識が無い状態の娘の心は
一体何を考えているのだろう・・・。
どんな夢を見ているのだろう・・・。

昨日の深夜2時頃、私はふと何かの音で目を覚ましました。

娘の呼吸音でした。

「ハッー」、「ハッー」、と何かいつもと違うなと
血中酸素濃度の計器を見ると９６～９７（１００が大丈夫な値）
これが、９５を切るとナースステーションに警報音が
ピンポーン、ピンポーンとなり出します、

いつもは１００あるのに、９６～９７から上がらない

何か苦しそうだ・・・・。

この所、だんだんとおしっこが出ずに浮腫みが目立ってきているので心配。
いろんな利尿剤も効果なし・・・。


朝、血液検査が行われ、
昼前に主治医の先生達が検査結果を持って来られ・・・、


「ちょといいですか」と、部屋の外に・・・、

このパターン、あまり良い話は無い。


案の定、


この所、おしっこが出ず、それは腎機能が弱まってきていて、
それに心臓、肝臓も弱って来ていますと。
次第に呼吸が止まる（心臓が止まる）可能性もあります。
この状況だと数日持つかどうか・・・。
娘は、初発の時の手術で腎臓が一つしかありません・・・。
残された腎臓も二つ分の懸命の仕事量・・・、
わずかな延命の期待、次の抗がん剤治療も、今の状態では逆に危険ですと。


娘の体の本当の限界、
本当に本当にその時が近づいて来たみたいです。





新年早々、我が家は悪夢のような現実です。





何とか少しでも長生きして欲しいと、祈るだけです。

２、３日家に帰って窓拭きなど大掃除をしていました。
（家の方も手薄になっていますので・・・）

娘の状態、安定と言う言葉も変な感じですが、
状態の上がり下がりも少なく、
また、常時入れ続けている痛み止めの量もちょっと前から比べ
2倍くらいに増えていて、
ず～～～～～～～～っと眠ったままです。

朝昼晩の区別も無く、食事も無く、たまに水分やゼリーを与えるくらい・・・、
喉や口も渇くので、専用のスポンジブラシで水で口の中の掃除をしてやったり、
看護師さんにタンを吸引してもらったり、
でも、ほとんど意識はありません・・・。

私たちは、
何よりも痛みを抑えて欲しい・・・、

こう思っていたので、

今の状態、寝ているだけなので、
痛がっている娘を見るよりかは・・・、
娘も私たちも落ち着いてはいます。

ただ、あまりに娘が無反応になってしまったので
（痛みも抑えるけど反応が鈍くなったのか・・・）
この状態、良いのか悪いのか・・・。

看病する方としては、多少安心感もあるし、
夜も比較的寝れるのですが・・・、
ただ、このまま最後までこの状態？・・・としたら
何とも寂しい気もします・・・。


次回の治療は年明けに予定されています。
治療と言っても維持緩和療法なのですが、
しかし、今の娘の状態、
体力が限界に近く、この本来治すための治療さえ、
逆に娘の体に大ダメージを与え、
それが引き金となって命に関わる危険性もあるので
するかどうかも微妙な所です・・・。


苦しみながら・・・と言うのが一番やりきれなくはありますので・・・。




今日は私が病院に宿泊しています。

そして、このまま穏やかに時間が流れますように・・・。


先程気づいたのですが、
今日はどうも、部屋の向かいのナースステーションの
ピンポーンの音が少ないと思ったら、
年末年始は、病院の関係機関が休みになったりで手薄となるためか、
または年末年始は極力家で過ごしてもらうためか、
可能な子供たちは自宅に一時帰宅しているみたいです。
結構少なく感じます。


夜中に看護婦さんに聞いたら
今年は帰る人そうでもなかったらしいです・・・。