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連日の雨で外の作業がはかどらず、刃物の鞘を作ってみました。
まずは猪解体用の包丁用から。
ちなみにこの包丁は、近所の「吉田刃物」製です。

牛乳パックで型紙を作り、革をカッターナイフ切り出します。直線部分は定規を当てて、カーブは型紙で描いた線に沿ってフリーハンドで。

あとは菱目打ちで穴を開け、手縫い用のロウ引きした麻糸で縫っていきます。久しぶりなので、針の仕立て方や縫い方は、手引書で再学習しながらの作業でした。こちらは固めの革で、穴は5mmピッチです。まあまあ思い描いた通りのものができました。


２つ目は、30年近く使っている、アルス刃物の「クラフトチョキ」という工作用ハサミの鞘です。我ながら物持ちが良いです。購入当時に付いていた本革製の鞘が、ボロボロになってしまったので、作り直しました。

こちらは純正品に準じてホックを付けました。革は柔らかめの、家具用の端材（貰いもの）で、穴は4mmピッチです。

実は、あまりに久しぶりすぎて、文字通り錆びついた道具のサビ取りから始めました。せっかく道具を綺麗にしたので、折を見て腕を磨こうと思います。