SenaBluetooth Japan カメラ内蔵インターコム 10C-01
Googleナビとラジコの音声を聞くために使ってた「Bluetoothレシーバー+スピーカー」からの買い替えで、普段はドライブレコーダーのような使い方も出来、気軽に撮影出来る上、FMラジオも聞ける点に魅力を感じで購入しました。
以下、項目別に機能紹介と感想を書きます。
■機能編
【静止画撮影】
単写と連写(1秒間に5枚)が選べます。
【動画撮影】
2016年7月のバージョンアップで大きく機能アップし、3つの動画撮影モードが有ります。
1.ビデオモード
1080p/30fps、720p/60fps、720p/30fpsが選べます。32GBメモリでそれぞれ、4時間48分、6時間24分、12時間48分録画可能のようです。
2.タイムラプスモード
一定間隔(設定で1, 10秒)毎に撮影した静止画を繋いだ動画を記録します。決定的瞬間を撮影出来る保証は有りませんが小容量なので撮影ファイルを長期間蓄積できます。
3.ループ録画モード
一定時間(設定で1,3,5分)毎の動画を撮り続け、満杯になると古い動画ファイルから削除するというドライブレコーダーのような使い方が出来ます。
・動画撮影中でも静止画の撮影が可能。ただし、解像度は撮影中の動画に依存します。
・動画はトンネルや逆光でも1秒以内に追従してくるようです。
・電源は本体電源とカメラモードの2段階になっています。
カメラモードはバッテリーの消耗が早くなりますが動画撮影中以外は一定時間で自動OFF出来ます。2時間程度で「バッテリー残量が少なくなった」とアナウンスが流れて自動的にカメラモードがOFFされます。充電しながら使用可能なのでモバイルバッテリーなどを併用すれば1日中の撮影も可能です。
【ビデオタギング】
一定時間(設定で1, 3, 5分)毎に動画撮影を繰り返し上書きを続けます。カメラボタンの操作時に撮影中と前後各1本を含む3本分の動画ファイルが保存されます。
「今のシーンが欲しい」と思ったら遡って保存が出来るのはドライブレコーダーの機能にも似ています。ただし、衝撃を検知して自動保存するような機能はなくマニュアル操作が必要なので自分の事故を保存するのは難しいでしょう。
ドライブレコーダーとして使うならループ録画モードの方が確実ですが、ループ録画は撮影した動画が時間経過とともに削除されてしまうのが難点です。
32GBメモリで1080p/30fpsなら4時間48分録画可能のようなので4時間半ぐらいでメモリを交換するかバックアップすれば完璧です。64GBなら9時間半ぐらいまで可能かも・・・
【FMラジオ】
ラジオ好きなのでFMラジオに期待していたのですが、ラジコに比べると電波エリアが狭くて不便です。それよりも優先順位の関係でFMラジオを聞いている時、電話は割り込めるがGoogleマップナビの音声が聞こえなくなります。スマホアプリのナビはHFPではなくA2DPを使用しているのが原因で、HFPで音声ガイドするナビだと割り込んでアナウンスするそうです。
でも、この仕様は改善して欲しいと強く思います。
【インカム】
ソロツーリング主体なのでインカムはまだ使ったことがありませんが、同社の10SやSMH10相当のインカムなのでボタン一つで繋がるグループインターコムは4人まで可能です。
勿論、ユニバーサルインターコムに対応しているので他社のインターコムとも通信可能です。
【付属スピーカー】
オーディオテクニカのATH-EQ300Mを分解して使っていた私には数段上の聴き易いスピーカーだと感じました。
【マイク】
マイクはブームマイクとケーブルマイクの2種類が付属しています。システムヘルメットなのでケーブルマイクを頬の横辺りに前向きに付けてみましたが、録画しながら話してみたらしっかり録音されていました。一人でブツブツ言いながら走るのは趣味じゃないので滅多に使わないと思いますが、電話がかかってきた際にヘルメットを被ったまま通話出来ると便利かと思って付けました。
「うわぁ~すごい景色ですね~」なんて動画をYouTubeにアップするようになってしまったらビックリです。(笑)
【Androidアプリ】
たくさん有る設定項目や設定方法が覚えられなくて困りますが、このアプリを使うと簡単に設定出来るのとマニュアルが参照できます。
大きく3つのボタンが有り、基本設定、クイックガイド、ユーザーガイドとなっています。
アプリは日本語化されているのですが、クイックガイド、ユーザーガイドは英語版の最新版をダウンロードするようになっています。
仕方がないので最新版をダウンロードした日本語版pdfのファイル名を同じファイル名にしてアプリフォルダにコピーしたらマニュアルも日本語で表示出来ました。
日本語マニュアルはセナブルートゥース ジャパンを運営している株式会社インターソリューションマーケティングが作成していて、登録ユーザー以外には公開していない(URLが分かれば見えてるけど?)ので対応したくないのでしょう。
■準備編
64MBのmicroSDメモリが使えるといろいろなサイトのレビューに書かれていますが、使えるものと使えないものがありました。
・認識した:TOSHIBA microSDXC EXCERIA 48MB/s 64GB UHS-I Class10 THN-M301R0640C4
・認識しない:SanDisk microSDXC Ultra 80MB/s 64GB UHS-I Class10 SDSQUNC-064G
microSDは少しでも早いものが良いと書いてあったので、SanDiskの80MB/sのものを買って最初のファームウェアバージョンアップで苦労しました。
他の機器で使ってたTOSHIBAの48MB/sのメモリと交換して無駄にはなりませんでしたが、64GBを購入する際は相性があるので注意が必要です。
SENA 10Cは国内正規品でも英語バージョンで出荷され、自分でバージョンアップして日本語化するのですが、日本語マニュアルは日本語ファームウェア用で書かれています。
ファームウェアバージョンアップが完了するまでは英語メッセージでしゃべり続けるのでマニュアルを見ても何を言ってるのやら・・・
【メモリが認識しているかの確認方法】
USBケーブルでパソコンに接続して電源ON。次にカメラをONする。(上側のカメラボタンを軽く1回押す)
約10秒(←ココ重要)でUSBドライブとして認識すればOKです。
10c.verというファイルとDCIMというフォルダが作成されています。
ファームウェアバージョンアップは電源OFFの状態でパソコンに接続してフォンボタンを5秒以上押せと書いてあるのですが、電源LEDが消灯したまま起動するようで何の反応もなく判り難い上に、microSDメモリを認識していなくてもバージョンアップ処理は途中まで進んでからエラーになります。
最初にmicroSDの認識状況を確認するのが確実です。
■購入編
高価な機器なので保証期間中の対応や、その後のトラブルでもメーカーサポートは必須だと思いましたが、セナブルートゥース ジャパンのホームページでは国内正規品しかユーザー登録出来ないようでした。でも、並行輸入品に比べると随分と高いです。
ヤフオクに「正規品」で出品されてたので「国内正規品ですか」と質問すればセナブルートゥース ジャパンの10Cの掲載ページを示して「この商品です」と回答してきましたが、「senabluetooth.jpにユーザー登録出来なかったら着払いで返品しても良いか」と質問すると返事がないなど言葉巧みな回答ばかりでオークションは諦めてアマゾンで探しました。
Amazonでも国内正規品、並行輸入品の記載はない上にQ&Aに紛らわしい回答がたくさんあり、アマゾンとセナブルートゥース ジャパンに質問して購入店舗を決めました。
最終的にはe-zoaにも国内正規品か確認後に注文しましたが、e-zoaは楽天市場や直販webもあり、アマゾンが一番高かったのですが、夏休み前にamatenのギフトカードが90%台に暴落していたのでアマゾンで購入しました。
ただ、残念なことに購入後にオプションを購入しようとe-zoaに問い合わせたら掲載していない商品(本体以外)は取り扱って貰えないようです。
※価格は消費税・送料込みです。
関連情報URL:http://senabluetooth.jp/10c/
関連動画:https://youtu.be/xXhL2IER3z4
定価 53,784 円 購入価格 49,000 円 入手ルート ネットショッピング(Amazon) ※e-zoa
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