ＭＴ換装（公認取得）

ＭＴ載せ換えた場合の公認取得について、ＷＥＢ上に、手続きとか準備資料とかの情報がたくさん載ってるんですが、結局、「検査を受ける検査協会に相談に行った方が良い」とのことのようで(笑)　有休を消化し検査協会に行ってきました。

検査官の話によると、車検が残ってるし、ＭＴ換装なら外観のサイズが変わらないだろうから、「記載変更」で対応可能とのこと。
その時に必要な書類は以下だそうです。

a) 改造自動車等届出書（第９号様式）

まずはこれが必要です。ＭＴ換装は"(3)-③"に該当するようで、a)の裏面に書かれている"(3)-③"に必要な資料を揃えていきます。

b) 改造概要等説明書（第１０号様式）

これは"なにをどう改造するか"の概要を記載します。
表面は緒元です。車検証に殆ど載っているのでそれを書きます。車検証に載っていない部分は、お客様相談室に聞きました。
裏面は「目的」と「動力伝達装置」の欄を埋めます。内容についてはＷＥＢ上に情報がたくさんありますので、それを参考にしました。

c) 保安基準適合検討書（第３号様式）

「基準条項」欄と「項目」欄は書く内容が決まっているようです。検査官に書く内容を教えてもらいました。
考えなきゃならないのは次の「検討結果」欄で、ここで"保安基準に適合するか"ということを証明しなければなりません。私の場合は同型式車からの移植だったため、そう書きました。

ここまでがフォーマットが規定されている書類になります。
次からは、フリーフォーマットの資料になります。

d) 改造部分詳細図

これは改造部分の写真を並べればＯＫです。ＭＴアッシー搭載後、シフトリンケージ周り、室内のシフトレバー、クラッチ周りの写真を取り、資料化します。

e) 外観図

四方から見た写真を資料化し、寸法を入れます。（今回は外観寸法の変わらない「記載変更」で手続きしたため、寸法が必要なのかも）

e) 車両を特定する資料

これは車検証のコピーです。

ここまでが、「a) 改造自動車等届出書」に書いてある必要な書類になります。
以下は、検査官に追加で言われた資料になります。

f) ドナー車を特定する資料

今回はドナー車を用意してそこから必要な部品を移植したので、その車を特定する資料が必要と言われました。登録抹消したときの「自動車検査証返納証明書」を添付しました。

g) 移植部品のパーツリスト

これも必要のようです。ディーラーに相談したら、ディーラーにはパーツリストが無いと言われ、WEBで探し出して資料を作成しました。

書類が準備できたら、それを検査協会に提出し書類審査に入ります。書類審査が通れば実車を持ち込み改造内容を確認されます。それで大きな問題が無ければ公認取得完了です。

資料作成は写真取ったり情報集めたりで、結構めんどくさいし時間も取られるのですが、それ程難しくない印象です。