目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ホーンが鳴らなくなりました。
正確に言うと、最初の一瞬だけ鳴って沈黙。。。その後は、何度スイッチを押しても鳴りません。
しばらく乗った後に試すと、また一瞬だけ、、、日によっては全く鳴らず、、、といった感じでした。
でも一瞬でも鳴るということは、ホーン自体の故障ではなく、スイッチか、ホーン内部か、途中のハーネスか、どこかの接触が甘くなってるんだろうってことで、外して点検してみることにしました。
2
ホーンは、助手席側のバンパー裏に13㎜ナットひとつで留まってます。工具を振るスペースが少なく、ショートラチェットもその厚みで無理(ウォッシャータンクにあたった)だったので、ムーンレンチで外しました。
3
渦巻き型の簡素なシングルホーン。
分解できない構造だったのでとりあえず接点をヤスリで磨きました。
4
ホーンの仕組みを調べてみると、、、
ホーンボタンを押す→電磁石のチカラが振動板を下げる→すると接点が離れて電磁石オフ→振動板が上がる→また接点が繋がって電磁石オン→振動板が下がる→また接点が離れて電磁石オフ→振動板が上がる→(繰り返し)
こうやって電磁石のオン/オフを細かく切り替えることで振動板を往復させて音が出るみたいです。音の高低を調節するには、振動板の動作間隔を広げたり狭めたりするようです。
5
配線チェック。
コネクターまではしっかりと電圧がかかり、スイッチの作動も問題なしです。
6
では、、、と、コネクターを繋いでスイッチを入れてもやっぱり鳴らず、、、ホーンはばらすこともできなかったので、汎用品に替えようかと諦めかけてましたが、、、
ふとみると脇にゴムキャップのついたネジが付いてます。振動板の動きを調整して音色を調整するものと思われますが、これを少しずつ回すと音が出ました。
おそらく経年でココが緩んで接点が広がり、接触が悪くなってたんだと思います。軽くコーキングしてから元に戻しておきました。
このクルマの「プッ」という少し間の抜けた音が好きだったので、替えずにすんでよかったです^ ^
導通も改善し、音量も大きくなりました。
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