ラジエーターはおにまい
1
先日、冷却水漏れで補助のウオーターポンプを交換しました。
が、まだ少しづつ冷却水が漏れます。
下から除いてみると、ラジエーターの向かって右下あたりで漏れてます。
ドレインコックの近くのプラ製のサイドタンクと本体のカシメ部分みたいです。
先日、冷却水を抜いたときには漏れてなかったと思うので、ウオーターポンプを直したことで圧力が掛かるように成ったせいみたいです。
どこか漏れを治すと他から漏れるってのは、旧車あるあるですね。
昨年、インプレッサのラジエーターも爆発しましたし、昨今のプラスチックを使ったラジエーターの寿命は10万キロ程度みたいです。
カシメ部分から漏れる様に成っちゃうと、漏れ止めとか使っても一時凌ぎで、もはや「おにまい」と思われるので交換することにしました。
という訳で、ジャッキアップし、パンパーはずしてクーラント抜いてます。
最近月イチでクーラント抜いてる気がしますが(笑)
2
リザーバーの蓋を開けて一通り抜けたら、先日交換したばかりの補助ウオーターポンプも再度取り外し。
合わせて上下のラジエーターパイプも取り外します。
本当はラジエーターとパイプの間に接続部品が付いていて、クリップを抜くと切り離せる様になってます。
が、固着していて外れなかったのでホースバンドをずらしてホース部分で抜きました。
この後、左右ヘッドライトとホースメントとその台座を外します。
フレームとコアサポートを止めている左右ヘッドライト脇のトリプルスクェアのボルトを外すと、コアサポートが前にずらせるようになります。
3
先ずはラジエーターファンを外します。
車体の下に入って、車体側との接続コネクター✕3(ファン2個、温度センサー1個)を外し、広げたエンジンとの隙間から手を入れ、ラジエーターとの固定ボルト4本を外します。
これでラジエーターファンが上に引き抜けます。
4
外したファンのコネクターはどこでも見たことのないこんな形。
左側のコネクターは簡単に抜けたのですが、問題は右側。
どうやって抜くのか(というか、どこから分離するのか)が分からずかなり試行錯誤しました。
正解は画像の裏側から爪を起こして手前を抜く、が正解っぽいです。
5
ファンを取り外すと結構スペースが出来るので、ようやくラジエーターの取り外しに掛かります。
ラジエーター本体はコアサポートにボルト4本で手前から止まってます。
ただ、エアコンのコンデンサー、熱交換器と抱合せに成っています。
こちらもまず交換器をラジエーターに固定してる4本のボルトを外し、交換器が分離‥できません。
6
ラジエーターを下から見てみると、写真中央付近、ドレインコックの近くに一箇所、交換器からのエアコンの配管とラジエーターを止めてるボルトが有るので、これも外します。
それから前からコアサポートにラジエーターを固定してるボルト4本を外すと、ラジエーターも上に引き抜けます。
7
ようやくラジエーターが取り外せました。
交換用に購入したのはMeyle製(純正は高いので‥)。
古いラジエーターから温度センサーを新しいラジエーターに移植して、取り付けは逆の手順で行います。
が、ラジエーターと交換器を止めるネジ穴が合いません(汗)
全く合わないならパーツ違いもありうるのですが、微妙にネジ穴半分分位ズレてます。
何とかネジを斜めにしでとりつけました。
うーん、互換品故なのかそれとも個体差か。
国産車でもサードパーティのラジエーターは何度も使いましたが、こんなのは初めてですね〜。
8
ちなみにラジエーターが無いとエンジンとの隙間はこんな感じ。
戻したラジエーターに配管を繋いでいきますが、このとき、パイプとラジエーターの間に、取り外し用のパーツを取り付けます。
これは本来はクリップを抜くことでここからラジエーターとパイプが容易に分離出来るようにするためのもの。
この部品も新品を用意しました。
パーツリストでみると、ここにOリングを挟んで止める様に成ってます。
が、自分のラジエーターにはOリングは付いていませんでした。
つけるべきか悩んだのですが、現状付けなくてもクーラントが漏れていなかったので、とりあえず無しで行くことにしました。
様子見て漏れるようなら追加します。
逆の手順でラジエーターファンを取り付けます。
が、どうもコアサポートやファンの部品がグラスファイバーを使っていたらしく、手のあちこちがチクチクします(汗)
暑くても長袖着るべきでした‥。
後は先日と同じ手順でクーラントを補充しバンパーを戻して完了しました。
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