
10日の月曜日、娘の入学式を終えた午後3時頃、メールソフトを開くと『ぐぅぐぅさん』という方から、みんカラメールが届いていた。
内容は、お友達の『にゃあおさん』が亡くなったという事を知らせる訃報だった。
メールには、「このブログを」という表現が使われていたので、『ぐぅぐぅさん』が一度自分のページにブログを書き、それをコピーしたものが送られてきたのだと理解した。
いずれにしても私は『にゃあおさん』が亡くなったのだという事がとても衝撃的で、
数日前に彼のブログにコメントを残した時の悲しい気持ちが甦った。
「入園式の様子をテレビ電話で見られた」という内容のにゃあおさんのブログ。
事故入院後の経過ブログを読んでいた私は感動すら憶え、数行のコメントを残したばかりだったからである。
と、同時にやはりまだ安心できない状態だったんだな…脳の損傷は怖いな…。と思った。
メールを開いたのが、すでに亡くなった翌日である事も有り、また、いったいどんな風に書いたらいいのか?
亡くなったという事をブログに書く事が故人の為になるのだろうか?そんな思いもあり、私はブログを書きあぐねていた。
仕事をし、夕方遅く、私は「もう翌日だしなぁ…。」と思いながら、関連したブログがあるかどうか少し様子伺いのために検索をしてみたところ、
そこで初めて「訃報は誤報かも」「訃報削除しました」などという一連の騒ぎを知る事になったのである。
削除されずに残っているブログ数本を渡り歩き、わかったことは、
①『にゃあおさん』が本当に亡くなっているのかどうかが不確実。
②『にゃあおさん』も『ぐぅぐぅさん』のページも削除されているという事実。
③『ぐぅぐぅさん』からのメールがにゃあおさんのお友達全員に届いている訳ではないという事実。
④『ぐぅぐぅさん』の書いたであろうブログ本文が、そのままコピーされてチェーンブログのようにみんカラ内に広まったという事実。
以上のような、ひとつの不確実と3つの事実。
個人的には、④について少し言いたい。
なぜ、この本文がチェーンブログのように広まったのかがものすごく疑問。
本文には「このブログをお読みになった方。にゃあおさんのお友達の方でしたら、このブログをコピーしてでも結構ですのでご自分のブログにアップしていただけないでしょうか。」
と、あり、確かににゃあおさんの数多いお友達に知らせたいという思いは読み取れる。
けれども、『コピーしてでも結構ですので』と書いてあるように、『ぐぅぐぅさん』は決してチェーンブログ化を勧めている訳ではなく、自分のブログに『亡くなったという事実を』書いて欲しいと私は理解した。
私はこの「訃報ブログ」をそのままアップした人を責めるつもりは無いし、お友達ではないのに哀しみを共有した人をもちろん、全く責める気は無い。
もちろん、今回の流れの中であげたブログを真剣に悩んだ挙句、削除するという行為も自己判断なので、それをどうこう言うつもりも無い。
大半の人は、少しでも故人の為、故人のお友達の為になるならば…という善意の表れでブログをあげたのだと思っている。
ただ、…言いたくはないが、『訃報ブログ』を『拾ってきて』、「お、イイネタ」とばかりにブログの本数アップ・PVアップに利用した人がいるでしょ。
ね。『訃報です』とあげて、『誤報です』とあげて、『削除しました』と続き、挙句の果てに『昨日のランキングは』などとやっている人を見かけて唖然としたね。
そういう人は、今回の騒ぎの大元といっても良いのではないかな。
『にゃあおさん』本人の人となりがすべての元凶のように言い沙汰され、それで自体は収拾してゆくのだろうけど、少しでも思い当たるような人は、一度よく考えて欲しい。
ランキングのために『訃報』までネタにする、あなたの姿勢にも問題は無いのか?
ランキングのために『訃報』までネタにする、みんカラっていうコミュニティは問題は無いのか?
私はみんカラ好きだし、居心地良いし、もっとより良くなって欲しいと思っている。
そして、①番の不確実な内容について。
これは私もにゃあおさん本人のページがあっという間に消えてしまった事に、やはり残念な思いがする。
ただ、この『生きているかもしれない』という疑惑に至るまでの経緯が「某巨大掲示板」頼りというのがなんとも情けない話で有るとともに、
この「某巨大掲示板の推考」がすべて正しいとは言えないとは思う。
いくつかでは有るが、そこで見てきたことに意見を少し述べよう。
1)事故が新聞に載っていない について。
これについては我、埼玉県も事故の多い県で有名だが、全国紙の埼玉版・地方紙ふくめ、国道で起きたすべての事故が新聞に載っているのを見たことが無い。
ましてや、事故発生時には『怪我』で済んだ、『即死ではないケース』が新聞に載るとも思えない。
2)お悔やみや訃報のお知らせ・葬儀案内などが新聞に載っていない について。
これはもう、意見を述べるほどでもなく、そんなことは普通の一般人なら載らなくても特別珍しくないだろう。
3)ICUで携帯を使えた について。
これこそ本人のブログが消えてしまったので詳細はわからないが、事故後の初めてのブログが事故発生から2・3日後だったような記憶がある。
その後、経過はほぼ良好で「幼稚園の入園式」のブログの時には医師の許可を受けて病室で見られたというような内容だった記憶がある。
最後までICUにいたという本文が記されていたのかは私には記憶が無い。
それと、何本かあがった事故後のブログやコメント返信で数回「妻に代わりに書いてもらっている訳です」と書いてあったと思う。
しかし、事実は誰にもわからないだろう。
4月20日:追記
憶測に、憶測で答えている内容になっていました。
私見とはいえ、配慮に欠けていたように思います。
文章の削除及び変更をいたしました。
4)ケータイの文字数が多い。
みんカラをケータイからブログアップしてみようとすればすぐにわかる。
500文字という制限は無い。もちろん難しいソフトをダウンロードすることなく500文字制限は無い。
ブログページ、文字数制限有るには有るようだが・・・・・10000文字である。かなり長文がアップできると思う。
5)文章をパソコンで編集していないかの疑問 について。
あまりに文章が長いので、一度ケータイからブログをあげて、パソコンで編集していたのでは?
という疑問。文字制限としては問題ない。
これは個人的な感想だが、にゃあおさんの事故前のブログは、文章中、文字を大きく強調する事が多く、色も多用していたように思う。
どちらかといえば、派手な感じの書き方で、時々、本人にはわかるが読んでるこちらにはわかりにくいというブログも多かった(汗。
それが、事故入院後のブログは淡々としていて、文字強調や文字色変えなど無く、入院の様子なども良くわかった。
このようなことから、にゃあおさんには失礼な話だが、「本当に奥さんが書いていた」のではないかなと私は思う。
にゃあおさんが口頭で内容を伝えていたとしても、句読点や「てにをは」の使い方など、キーを打つ人の文章構成力によりずい分違う。
これはブログを読んだ、私の感想。
もちろん、事実は誰にもわからないだろう。
4月20日:追記
憶測に、憶測で答えている内容になっていました。
私見とはいえ、配慮に欠けていたように思います。
文章の削除及び変庫をいたしました。
6)同時期に消えた女性?メンバーTとの関係 について。
これは私には全くわからない。Tさんとは私はお友達でもないし、足あとから一度トップページを見たくらいか。
なので特に何も述べない。
女性?T=にゃあおさん この見方はよくわからない。
『ぐぅぐぅさん』が書いたと思われる本文に、「彼のアシスタントの智ちゃん」という記述が出てくるのが話を難しくしている面は有るだろう。
7)にゃあおさんの目的 について。
今回の騒ぎ自体が「みんカラメンバー自身」に寄るところが大きいと私は思っている。
もちろん「某巨大掲示板」の方で憶測がどんどん先走りした事も関係が全くない訳では無いと思うが、先程も述べたように訃報に絡んでブログをあげたり下げたりした事の方が影響は大きい。
へんなアドレスにより、怪しいビジネスの話もでてるようだが…、
にゃあおさんって、どのくらいみんカラ開設してたんだろう??
私自身は、お友達に誘われてひと月程度、過去ブログも多少は読んだがそれほどのお付き合いは実は無いし、彼の事を知ってもいない。
ただ、今時の怪しいビジネスにしては「こういうやり方」はずい分回りくどいし、時間もかけすぎだろう。
先程の女性?Tさんとの絡みで誘導とか…ちょっと話が稚拙でおもしろすぎかな。
PV稼ぎ、ランキング稼ぎ、はたまた賞金稼ぎなどという憶測も出たようだが、
みんカラはマンスリーなのでね…一日二日ランキングが良くてもマンスリーで「賞金がもらえるほど上位」に入れるとも思えないし、
手にする賞金もたかが知れてる。
まぁ、毎月貰うとイイお小遣いにはなるかもしれないけど、「顔出しする女性でもない普通の人には」労多く実り少ない話ではある。
結局、『にゃあおさん』は直前に何か、死んだ事にしなければならないほどトラブルを抱えていた訳でなく、トラブルの種を撒いていたわけでもないだろう。
今回の訃報により、何の利益も発生しない。これは例えページを残していたとしても。
にゃあおさん自身に目的はあるのか??
もしにゃあおさんが亡くなっている前提で目的があるとすれば、個人的には『ぐぅぐぅさん』だろうと思う。
この人もすぐに消えてしまった以上、今となっては何もわからないが、「にゃあおさんの死」の発信源はこの人であろうし、にゃあおさんの訃報を広めて欲しいという明確な目的を記している。
にゃあおさんはお友達の数が3百数十名いただろう。その割に、事故入院後のブログに付いたコメント数はそれほど多いものではなかった。
もし、ぐぅぐぅさんがにゃあおさんの直接の知り合いならば、もっとたくさんの人に事故の事、亡くなった事を知らせたいと思っても不思議ではない。
ちなみに、にゃあおさんはお友達募集コメント欄に「めざせお友達500人」と書いていたと思う。
個人の好きずきだが、こうして最初から500人を目指すと記してある人も珍しく、お友達に囲まれたページというのは本人の望むところだったのではないか。
4月20日:追記
にゃあおさんは他のサイトで、儲け話のようなページは持っていたようです。そこのページでも、「にゃあお」と名乗っていたようです。
プロフィール欄には好きなサイト『みんカラ』となっていました。
その儲け話の是非はココでは問題にしませんが、そのグループに、「智」というメンバーもいたようです。
にゃあおさんはいくつかのサイトにページを持っていたようです。
「ぐぅぐぅさん」というHNも別サイトで発見しましたが、そこも削除されていました。因果関係はわかりません。
にゃあおさんの他サイトのページも近々では更新はなされていないようです。
以上、見た事実だけ4月20日に追記します。
さてさて、ものすごく長いブログになってしまったしまい、すいません。
このブログは私自身の為、というのが実の所の本当の理由。
にゃあおさんのお友達登録していた一人として、
ぐぅぐぅさんから直接メールを貰った一人として、
事故後のブログを読み、入園式ブログで涙しそうに感動した一人として、
何か本当の事ができれば知りたいし、只の素通りはできません。
それなりにいろいろページは拝見しました。
結局の所、得る真実は少なく、いささか消化不良ではありますが、
このブログ1本あげないと、私自身も次に進めないのです。
このブログ、全くの私の個人的な見方ですが、これを読んで不愉快になる人もいるでしょう。
全く知らなかったのに知ってしまう事により不愉快になる人もいるでしょう。
このブログにコメントはいりませんし、お友達の方で不愉快な思いをした方はどうぞご遠慮なくお友達を解除して頂いても結構です。
口外はいたしません。
にゃあおさんが本当に亡くなったのかどうかは結局わからないままです。
けれども事故入院までは以上の事をふまえ、「本当に有った事」として私、個人は考えます。
甘いのかな?はは。それでもいいのです。
にゃあおさんがみんカラから去ったという「事実」。
この真実だけには、さようなら。。。
ふぅ。私が死んでも訃報は出したくないね(笑。
4月20日:追記
私が主に述べたい事は太字になっている部分です。
途中、事実がどれほどあやふやで、誰にもわからないことを説明する意図でしたが、余計な憶測に、憶測で答える形になっていました。
文中にも記しましたが、数箇所、削除・変更を加えました。
また、本意が伝わりにくいので、途中、文章を小文字に変更します。
にゃあおさん、本人の人柄について私見を述べるつもりはありません。
人柄云々以前に、簡単にネットで訃報を取り扱う事の重大さを危惧することの方が、このブログの本意です。
4月20日をもって、このブログには、私も終止符を打ちたいと思います。