
今朝のブログから一転、今日はずい分と穏やかで暖かな一日だった。
私は車を走らせながらふと気が付いた。ちょうど外にいる時間、夕陽が沈みゆく様を撮れるじゃないか。
よっしゃー。
すてきな夕陽を撮ってやるけんみてらっしゃい。ふがっ。
案の定いい感じに沈んできた。そう思いながら夕陽が撮れるポイントへ車を移動、私は急いだ。昨日もいい感じだったのに、山際が曇っていて凡庸とした空となってしまったからだ。
今日は撮れるかもしれない。
しかし私の考えは甘かった。
なんと、私の目指したポイントにはもう先客が居るではないか。
まずい、車が停められない。夕陽は刻一刻と静かに沈んでゆく。
夕陽の沈む様は時間との戦いなのだ。私はそこから500メートル程先の路肩に停めた。
急いでカメラを手にし、私は振り返った。が、先程まで橙に発光しながら大きくゆらめいていた私の夕陽はそこには無かった。
夕陽よ、私は時間との戦いに敗れたのだ。
せめて、あと20秒早く振り返ることが出来たならば。
夕陽よ、また、24時間後の君に期待する。君は決して悪くない。
Posted at 2005/01/28 17:25:46 | |
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気付いたらそこにある風景もの | 日記