いもさん、寿命を縮める。

ヒトの思考回路のクセや弱点というのは、、、

簡単には治らない。


あれほど仕事を投げろと言い聞かせたのに、
よく分からないままでもいいから、早く投げろと言い聞かせたのに…


スーパーサイヤいもさんのまま、
仕事を倒していこうとした今日午前中、



・・・仕事を抱え込んだ。



どんなに俺が頑張っても理解出来ない。

隣の席に、それが分かる奴がいるのに。


だって……

あいつも忙しいんだから。

俺以上にやれている相手に…。


そんな丸投げ……出来ねぇよ…。



そもそも…どの部分を誰に投げるべきなのかが、難しい。


情報が交錯し…
複雑に絡み合っている…。

時間はどんどん過ぎていく…。
なのに何も進まない…。




自身への苛立ちが最高潮に達していた時に、、


そいつはやってきた。



「知恵熱。」


身体が明確に、「やめろ！」

そう訴え始めた。


頭が熱い……！

オーバーヒートしている……！

39℃ぐらいありそうな感覚…！



一時間半ぐらい、ソファーにうつ伏せになって倒れ込む。。



そうか、あれはスーパーサイヤなんとかでなくて、

やっぱり界王拳だったんだ。


身体に負担がかかる。

使い方を間違えると、身を滅ぼす。



今日だけで寿命を１年縮めたはずだ。


その代わり、

人が倒れる前兆の一例を、
身をもって知った。



昼間に休めきってから、

身体のサインのお陰で、

やっと適切に、

若干丸投げがありながらも、

しっかりと投げられた。



あんな不完全な状態で投げたのに、

想像以上の結果になって返ってきた。

本当に、心の底から、

ありがたいと思った。

仕事は１人では出来ないという本質は、

ここにあるんだ…。



膠着していた歯車が動き出す。


あれほど辛かったものが、


一気に面白くなってきた。




とはいえ、今日はマズい。

今日ばかりは身体と心を休めよう…。


実は午後の夕刻に、

10秒に一度くらい、胸の奥底が痛む現象が出てきて…

またうつ伏せになっていたら数分で収まった。


小５の時に風邪をこじらせて肺炎になった事はあるが…

再発してはいないが、

一体何だったんだろうか。



33年生きてきて初めて味わった、

仕事に起因する身体の不調。


大学時代には結構あったが、

何とかなってた。


でも、
泣き声とか、がなり声とかの
強い感情を伴う音に対して、

聴きたくない…！

そう身体が勝手に反応し始めたのは、
初めてだ。






しっかり休めないと…。


身体と心に良いものを、

浴びるほど与えるんだ。


あとはもう少し感情のトーンを抑えないと。

己に対して激しく断定する言葉使いを、抑えるんだ。




１つずつでいいから…。

ゆっくりやるんだ。