(写真の窓ふきイケメン外人さんは、あくまでもイメージですw)
7/1(日)に富山県イオックス・アローザで行われた、北陸シリーズ第3戦の結果は・・・
5台中5位。
一本目1'18.472。
二本目1'18.011。
二本目が終わった後に0.5秒ほどのミスはあったものの、ここまで速さがない原因が掴めない・・・。
なんだか久しぶりに途方に暮れる。
今日のことは、、、忘れるべきなのかな・・・。
車の前に戻って、まじまじと見やる。
・・・あ!
そういえば組み換えたばかりのタイヤの空気圧、見てなかったな・・・よっこいしょういち。
!!!!!
ジェットストリームアチャー (ノ∀`)ノ∀`)ノ∀`)
「こらあかんわ!wwww」 自分で自分に笑うしかない。
71Rみたいなハイグリップラジアルは、空気多くいれてもコンパウンドが貼り付くんだから燃費よくならんよジェームスさん・・とも思いましたが、見落としてた自分のミスw
なんと冷間2.7キロで走行していたとはw
まあ、出来るだけ整備をしたくなかったという体の事情もあったし・・。
実は・・・、
前日石野サーキットでカート走行中(トニーカート+KT100SD)に
バックストレート後の左のブレーキングをかなり詰めてリアタイヤがロックしてスピン、
タイヤバリアにリア右タイヤが引っ掛かって急に正面を向いて止まるようなクラッシュをしました。40km/hぐらいの衝撃をシート右側端面から胸の一部に集中して受けた事で、
折れてはなさそうだけど痛みがなかなか。
出場できないほどの痛みではなかったし、休んだところで病院やってないので、もちろん出る(о´∀`о)
そんな体だったので、車から荷物下ろしたりサイドワイヤー調整したりが結構辛く、確認すべき内容を省いちゃいましたとさ(;´∀`)
とはいえ一本目後のサイドワイヤー調整の他に空気圧もやれていれば、二本目で3秒近くタイムアップ出来た可能性はありましたけれども、
今回は正直、勝てる可能性はかなり低かったと思います。
それは、自分にはまだ対応仕切れていないターンのレイアウトが存在してたから。
今回のコースはこちら。
ミドル戦にしてはかなりレベルの高いレイアウトで、個人的には最後の8の字が辛かった。
・8の字手前の左から見て進入が狭い
・進入が昇り勾配
・8の字パイロン同士の距離は10.4m
回せなくなる要素が多い。
二本目は上手くいったものの、余裕がない。
今回は午後から希望者のみ追加1000円で好きなだけ走れるという環境だったので、タイヤの消耗も気にせず思いっきり走りました。
2.7キロから2.0キロに落としてコースインした瞬間に、グリップが1.2倍ほど増えたことは感じましたが、、、やはり最後の8の字が辛く、二本目のように回せない。
熱が入ると効きが落ちてくるitzzRM2とはいえ、これでは戦えない。
そこで・・・
EXクラスに出ていたO選手にお願いして、自分の車を運転して頂くことに。
・・・!
ブレーキングの初期制動量や切り込みの鋭さが際立っている・・・!
これがSタイヤの操作方法か・・・!
複合コーナーでは多少の切り足し、切り戻しがあってもパイロンからとにかく離れない・・・!
コース幅も使える所はしっかり使うが、ターン1つ前のコーナーでは一気におとなしくなる・・・!
何より、ターン前の位置取りとヨーコントロールが絶妙・・・!
そして自分に今一番足りない、技術的な差も明確に分かりました。
FFあがりのジムカーナ競技者なら大半の人がやっている、
他競技では考えられない、ジムカーナ特有のステアリング操作方法。
それが、
「窓ふきターン」。
通常、どのカテゴリーのモータースポーツにおいても、
「ステアリングから指を離す」
という操作が利点になることはまずないと思います。
ただし、この点においてはジムカーナは例外になる。
ステアリングから指を離してパーの状態にし、手のひらで押し当ててステアリングを切る。
車体が不安定になる反応を正確に捉えにくくなる代わりに、
極低速域のターンが連続するセクションで、
持ち替えずに切り込む場合に比べ1.5倍以上の操舵量を与えることが出来る。
そこから反対側へ切り込む時にも、持ち替える必要がない。
・・・ターンに対しての余裕という面で、圧倒的な差がありました。
8の字1つ目の左で270°以上の大きな舵を入れることで、
次の右ターンへの位置取りをより楽にできる。
その上、左から右への慣性もつけることが出来る。
1つ目を立ち上がった時のラインが真っ直ぐになっていた自分では、
到底このラインはトレースできない。
O選手の2名乗車で初めて乗るNDで出た生タイムは1'15.977。
今日勝ったS選手の1本目のタイムは1'15.499。
その後、窓ふきターンをマスターすることはその日では出来ませんでしたが、
その時イオックスの外周のブレーキングや1回目のターンの位置取りに集中していました。
8の字二つ目を回しきれなかったのですが、出したタイムは、
1'15.256。
10回近く走ってやっとトップに立てるタイムが出せる程度では、、まだまだです。
・・・それぐらい、S選手のタイムは速かった。
ただ今回は、
最も価値のある負けだった!
先のバトルジムカーナでターンに対する苦手意識を払しょくしたと思っていましたが、
今見ると、その時既に状況によっては回せなくなる兆候が出ている事が分かるようになりました。
今回、得た教訓をまとめます。
1.ターン時に車1台分のパイロンとの距離をとれるように、ターン前のコーナー進入時から準備する
2.ターン同士の距離が大股歩きで10歩程度の場合はステアリングを握る指を開いて掌で押して操作する窓拭きターンをすると、車を不安定にさせやすく低速域からでも必要なヨーをかけるのに余裕が生まれる
3.リアパッドとリアディスクローターはセットで持っておくべき。ロードスターのディスクローターは1個1万を切るし、秒で差のつく箇所に対して非常に効果的になる対策だから、やらない手はない。
4.ジムカーナの勝敗を分ける大きな要素は準備にある。当日到着時間、車の整備、操作の引き出しやキャパシティ、ターン前の位置・姿勢の制御など。行動もドライビングも、前もって準備出来ることが勝つためには不可欠。
今年、残すところ東海シリーズではあと3戦、北陸シリーズではあと1戦。
全部勝たないと、自力優勝はないです。
これまでの戦績・・・1位かほぼドベしかないwww
8/12の北陸シリーズは仕事が入っちゃったので・・・。
7/29の美浜、9/9の鈴鹿、9/16の北陸の大日、そして・・最終戦の10/14奥伊吹。
4つ全部勝つしかないですが、
その結果を得るためには今何が必要で、どういう過程をこなしていけば達成できるのかが、
目に見えないものであっても、
まるで自分の手に、感触として伝わってくるレベルにまで、
その筋道を明確に見出すことが出来ていれば、
達成できると思っています。
そのプロセスに・・・・・落とし穴がない限り・・・・・。
最近、youtubeでグラップラー刃牙の漫画を見るのがマイブームです。
なんだかんだ、闘っていたい、より強くなりたい自分がいるんでしょうね。
追伸
7/1の北陸シリーズの前日、
石野サーキットでクラッシュして胸を痛めたので火曜日に病院行きましたところ、、、
折れてたwwwwww
空気圧冷間2.7キロで肋骨折れてて本番のトップから2.5秒差だよ!
・・・まだまだ、、大したことないな。