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Noritama2のブログ一覧

2017年10月23日 イイね!

PS4買ったど~私という消費者~

PS4買ったど~私という消費者~PS4を買ってしまいました。「こうも週末の天気が悪いと外にもでられないから仕方ないよね」という言い訳を自分に与え(笑)PS4の値段も3万円ほどにこなれ、もともとそろそろ買い時だと思っていたので、この週末の雨やら台風も良い口実になりました。


一方のソフトは、もともと「グランツーリスモSPORT」を検討していたのですが、個人的にグランツは4くらいまでは順調に楽しかったのですが、5以降の評価が微妙で、実際に自分でやっても、これだったら「3や4でよくない?」と思った経験があったので、買わずに静観しています。

PS4の買い方といい、このグランツへの態度といい、私自身の消費者としての性格がよく感じられる出来事であると思います。ちなみに消費者行動といえば、個人的にはイノベーター理論※ってやつがたびたび頭に浮かびます。今の自分はどのグループかな?という感じに。※文末参照。

個人的には自分はイノベーターではないと思います。何か新しい事が世の中に出る場合は、それを情報収集して認識はしていても、しばらく静観します。そしてある程度、世論が定まったところで行動を起こします。基本的にはアーリーアダプターかと思いつつも、興味関心の低いものに対してはレイトマジョリティーかなという感じです。

さてそんな小難しい話は置いといて、とりあえずPS4の小ささに驚きました。概して製品って量産化されてしばらくたつと改良が進んで質の高い物が安く買えるようになるんですよね。
体積が小さい事は良いことだと思います。あとはネットとの連携能力が高いです。ゲームの作中でもバイクの車種によっていわゆる課金をしないと乗れないバイクがあるのは、若干興ざめですけど。

画面も綺麗ですね。自分の19インチの液晶テレビでは限界がありますが、やはり綺麗。
もっとも綺麗さを求めればハイスペックなパソコンに行きつくのでしょうけど、結局どのゲーム本体を買うかっていうのは紐づいているソフトウェアが肝なのであり、絶対的な性能の高さよりも、如何に消費者がとっつきやすいかって方がゲームの商売では大切な気がします。

前回PS3も今回と同じく本体を3万円くらいで買ったのですが、結局ソフトを3本くらいやっただけで、ブックオフに全部売ってしまったので、今回はそうならないように、素敵なソフトがたくさん出てくることを願ってます(笑)


※イノベーター理論における5つのグループ

イノベーター(Innovators:革新者)
新しいものを進んで採用する革新的採用者のグループ。彼らは、社会の価値が自分の価値観と相容れないものと考えている。全体の2.5%を構成する。

アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集を行い判断する初期少数採用者のグループ。「オピニオンリーダー」となって他のメンバーに大きな影響力を発揮することがある。全体の13.5%を構成する。

アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)

「ブリッジピープル」とも呼ばれる。新しい様式の採用には比較的慎重な初期多数採用者のグループ。全体の34.0%を構成する。

レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
「フォロワーズ」とも呼ばれる後期多数採用者のグループ。新しい様式の採用には懐疑的で、周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。全体の34.0%を構成する。

ラガード(Laggards:遅滞者)

最も保守的な伝統主義者、または採用遅滞者のグループ。世の中の動きに関心が薄く、流行が一般化するまで採用しない。全体の16.0%を構成する。中には、最後まで流行不採用を貫く者もいる。

出展Wiki
http://marketingis.jp/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%90%86%E8%AB%96
Posted at 2017/10/23 10:30:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2017年10月21日 イイね!

運転時の精神状態

先日知人と話をしていて、ある時、その知人が高速道路の追越車線を走っていたら、
後ろに貼りつかれたので、アクセルを踏み込んで引き離してやった、というような話がありました。
知人の乗っているクルマは300馬力近くあるターボ車であるので、高速でアクセルをグッと踏み込めば、一般的な車ではついてこれないような加速をすると思います。

さて今回なんでこのネタを挙げようと思ったかと言うと、そういえば最近、私自身はそういう感覚がなくなったと気づいたからです。そういう感覚と言うのは、運転中にほかの車と張り合うような精神状態を指します。私が例えば高速を走っていて後ろから煽られたとしたら3秒で道を譲ると思います。現実的には急に譲ると危ないので、後続車や隣の車線の状態をチェックしてからというのが本当の所ですが、とにかく譲る気満々です。

私の上記の対処の方が一般的に常識的でありベターであるという事は認識していますが、
なにもここで「良い子の正論」を振りかざしたいわけではありません。
私は18歳で自動車免許を取ったのですが、たぶん21歳くらいまでは他の車と張り合おうとするような精神状態になることがありました。いわゆる運転すると性格が変わる状態というやつでしょうか。でも大学生の頃から徐々に運転中に好戦的な精神状態になる事が減っていき、前回の免許更新では、当時毎日のように車を運転する生活でありながら、ゴールド免許を取得しました。
大学生の頃は、ちまちまと軽微なスピード違反などを重ね、つねに免許停止一歩手間をさまよいながら日々を送っていたので、ゴールド免許を所有できるなど自分としてもビックリです。

さて、なぜ私の運転中の精神状態はそれほど変わったのか。それには大きく ①身の程を知った ②嫌な思いをしたこと ③いつのまにか冷静になった があります。

①身の程を知った
大学時代はレンタカー屋でアルバイトをしていたのですが、私の周りの方々はみな運転が上手な人たちでした。車庫入れの車両感覚も優れていましたし、先輩が運転する車の助手席に乗っているときも、私よりも運転は速いのに乗っていて安心という事を幾度となく経験しました。
中には日常的にサーキットを走っているような先輩もいて、やはり隣に乗せてもらうと上記と同様の事を思うとともに、明確に私自身の運転技術のレベルの低さを認識しました。

またこれはオートバイにおいても同様です。オートバイはクルマと同じようにエンジンの排気量があるわけですが、ある時私は750ccの自分のバイクで秩父を走っていました。下りの峠道で私の前には、125ccのスクーターが走っていました。地元のおじさんという感じの風貌でしたが、コーナリングがとてもスムーズで、私はその何倍もの排気量のバイクに乗っているにも関わらず、ついにそのペースについていけなくなりました。この時は純粋に自分のライディングの技術の低さに落胆するとともに、謙虚に走ろうという想いを抱くのでした。
個人的に思うのは、オートバイは街中を走るだけでも、本当にライダーの腕前が物を言う世界で、排気量が小さいバイクが大きいバイクより速いという事などよくある話です。だから私は750という一般的には大排気量のバイクに乗っていながら、虎の威を借りたような高慢な精神状態になる事はなかったように思います。

②嫌な思いをした
過去に車の運転中あるいはバイクのライディング中に、好戦的な興奮状態になったことは何度もあります。エンジン音の回転音が自分の精神状態とリンクして上昇していくような気分です。
だけど、そういった時と言うのは、目の前の事しか見えていません。非常に視野の狭い状態です。

例えば、私はスピードを出しすぎた時に、後々になってその道にオービスがなかったかと調べるような事が度々ありました。その調べる気持ちはとても不安で不快なもので、こんな思いをして調べるくらいなら、そもそもスピードを出さなければよかったと思う事が何度も何度もありました。

また、テンションが上がって、ペースが上がり、結果カーブではらんでヒヤッとしたことも何度もあります。結果的にいままでケガすることなくここまで来れていますが、あの時突っ込んでいたらどんなことになっていただろうと思う事は色々あります。

③いつのまにか冷静になった(冷めた)

①②のような経験を経て、落ち着いた状態で車やバイクに乗るようになりました。正確にいうと興奮状態になるようなシチュエーションを事前にすべて避けるようになりました。そんな目線から今までを振り返ってみると、公道でほかの車と張り合う事が如何に割に合わないかという事を冷静に見つめられるようになりました。一時の興奮に身を任せて、ペースを上げたことで、もしほかの車に接触するようなことがあれば、そのあとの処理がどれだけめんどくさい事になるか。人間との接触はいわずもがな、そのせいで免許を失えば、自分の好きな乗り物に乗れなくなってしまう。公道で車を飛ばすには、かかるリスクが大きすぎるのです。

街中で時間の稼ごうと少しくらいスピードを出してみたって、赤信号で帳消しになってしまうこと。街中で早く走る人と言うのはスピードの速い人ではなく、いかに抜け道や信号のタイミングを知っているかということ。それは運転技術の戦いではなく、知的な情報の戦いであるという事。

また高速で追い越し車線をぶっとばせば、確かにエンジンの回転音なども相まって楽しいかもしれませんが、経験上ハイスピード巡行は疲れます。そこで良識のある人間は安全の為にPAなどで休憩を取ります。これは正しい判断ですが、結局ハイペースで飛ばして疲れるのであれば、時速100km/hでマイペースに走った方が最終的に走行距離に対する消費時間は同じ位になるように思われ、だとすると、ハイスピードで飛ばした分の燃料などが無駄な消費に思えるのです(空気抵抗は速度に乗じて増えるらしいので飛ばせば飛ばすほど無駄に燃料等を消費します)。
もちろん、高い速度を出さないと使えないエンジンの回転数域というのもあると思いますが、非常識な速度を出してそれを試すのはスマートだとは思えず、そんな速い乗り物を買う金があるのなら、サーキットと言うクローズドコースで出した方が、安全なように思えます。


さてなんだが長々と書いてしまいました。「そんなことは言われなくてもわかってるよ!」なんて声が飛んできそうな気もしますが個人的な思う所を書き連ねてみました。現在の私は我ながら本当にマイペースに車やバイクに乗るようになりました。私の心の声は「別にとばさなくなって運転は楽しめるよ」と私自身に言ってきます。

都内に住んでいると1000万以上するようなスポーツカーが街中を度々走っていて、時に高回転のエンジン音を轟かせているような場合もあります。私はスポーツカーは好きなので基本的には良い音だと思いますが、夜の住宅地でやられたらただの騒音です。

本人はイケていると思っていても、周りからみるとイタイという事は、クルマ関係の話ではたびたびあると思います。他人に迷惑をかけない範囲で楽しむ分には良いと思いますが、私は冒頭の高速で張り合ったという知人の話を聞いて、その知人に対して残念な感情を抱きました。クルマと言うある種の「チカラ」は自分で「使う」からこそ素晴らしいのであって、チカラに「使われ」ないようになりたいものだと思います。長文ご覧いただきありがとうございました。







Posted at 2017/10/21 22:46:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年10月10日 イイね!

私の考える「バイクの楽しさ」

私の考える「バイクの楽しさ」この時期は暇があればバイクの事を考えてますNoritamaです。先日の2回のツーリングをもとに、少し客観的に「バイクの何が良いのだろう?」という事を考えてみました。私の場合以下の二つに集約されました。



①操作する楽しさ

②全身で感じる楽しさ


さてなんでこんなことを考えたのかと言うと、私の最近のツーリングの話を聞いた車好きの先輩に、「でもバイクって危ないじゃん」だとか「峠道でカーブだとバイクに追いつける」という事を言われたためです。今回も先輩に悪意があるわけではなく、クルマ好き&運転好きの方なら、当然抱くであろう意見をぶつけていただいたので、その際に考えました。

私は「クルマVSバイク」という構図にしていまうと論争の火種になりがちな事を知っていますし、
クルマとバイクの長短はバイクに乗り始めた学生時代に車を運転しながら何度も考え、とりあえず自分の中の答えは出ており、またそういった議論はあまり生産性がないので、先輩の発言に対して、特に感情が動くような事はありませんでした。なぜなら先輩のいう通りだからです。

バイクはクルマより体を守るものがない分、危ないと言えるし、タイヤの設置面積や車体のバランス性から考えて4輪の方がコーナリングスピードの優位なのは、その通りです。

さて、その中で、わざわざバイクに乗る理由ってなによ?って話なんですが、

①操作する楽しさ

これは他の乗り物と比較して相対的にどうだという話ではなく、バイクの操作は全身を使った立体的な操作で楽しいです。例えるのであれば、スキー、スノボ、スケボ、サーフィンと同じ感覚だと思います(後ろの2つは知りませんがたぶん)。体の軸だとか重心を意識するイメージ?

一定の区間をどれくらいの時間で走れるかという速さの視点もありますが、
個人的には別に遅くてもバイクの操作は楽しいと思います。たとえ40km/hでも、自分の思い描いた通りに車体が動いてくれた時には嬉しいものです。

②全身で感じる楽しさ


最初「五感で感じる楽しさ」と思ったのですが、味覚は使ってなくね?という事に気がつき、全身としました。「ツーリングをするために色々な場所に出かけるからその土地の味を楽しめる」とこじつけようかと思ったりましたが(笑)

これは先日の千葉の海岸線をSTで走った時に感じたものです。
潮の匂いを鼻で感じ、全身で陽の暖かさを感じ、エンジンのトコトコ感を体と耳で感じ、ヘルメットのシールドを開けて辺りを見渡せば、何物にも妨げられない外の世界がそこにあります。

もちろんこれ以外にも、車体をカスタムする楽しみだとか、メンテナンスする楽しみだとか、自身のウェアを変える楽しみだとか色々あるのですが、私の場合はこの2つに集約されました。
だからレンタルバイクでも満たされますし、バイクの車体はなんでも良いのです。別にスズキの隼でもチョイノリでも、バイクは同じように楽しめると思っています。

というわけで、みんなのカーライフで、バイク話、全開でした(笑)



Posted at 2017/10/10 21:26:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2017年10月09日 イイね!

NC750と行く山梨ツーリング

NC750と行く山梨ツーリング一年間でバイクの旬は短い。私とってそれは秋です。もちろん春夏秋冬楽しめますが個人的には 秋>>冬≧春>夏 という感じです。花粉症がなければ春が2位になるんでしょうけど。



さてそんなわけで今回もレンタルバイクでツーリングに行ってきました。今回の相棒はホンダNC750S DCTを選びました。選んだ理由は以前からこの個性的なバイクに乗ってみたかったからです。また前回の250ツーリングの高速が辛かったので、大きい排気量を選びたかったというのもあります。

私がこのNCを選んだ大きな理由は以下の2つです。

①エンジン :ホンダ「フィット」のエンジンを流用したといわれるロングストーク低回転型の二気筒エンジン。実用域で太いトルクを発生しながら実燃費30km/Lを超えるといわれる好燃費。四輪のエンジンを二輪に転用するというアイデアは異例かつ画期的。

②ミッション:デュアルクラッチミッション。二輪の世界で量産化できていているのは知る限りホンダだけ。以前VFR1200DCTを試乗(街中)し、そのダイレクト感に感動したことがあったので、長距離を走る中でどんな発見があるかということを試してみたくなりました。


前回と同じショップでバイクの使用説明を受けます。DCT車でのツーリングは初めて。スポーツバイクなのに車のサイドブレーキを小型にしたようなレバーがハンドルについていたり、通常の燃料タンクスペースが荷物入れになっていたりと、通常のバイクと勝手が違うので、いつも以上に真剣に聞きます。

諸々の手続きを終えて、街中に乗り出して感じたのは、先に挙げた特徴うんぬんなどではなく、純粋に排気量の大きさとそれに見合った車体がもたらす余裕感でした。軽く右手をひねっただけで、周りの交通を置き去りにするほどの加速と、それにビクともしない車体。ミドルサイズではあるものの、借りたバイクがそもそもの大型バイクであることを実感しながら、心に余裕が生まれるのを感じました。

高井戸ICから乗って、相模湖東ICまでは高速移動。距離にして50kmのクルージング。
前回の250ツーリングの苦労と恐怖はなんだったのか、ロングストロークエンジンの太いトルクとDCTのもたらす高速かつダイレクトな変速は、車体を継ぎ目なく直線的に加速させ、高速の合流も瞬く間に完了。このエンジンは最高出力こそ50馬力そこそことだけど「実用域では速い」と思いました。

メーター前についた小型のスクリーンはアゴから下にあたる風から身を守ってくれ、なによりも車体の安定感が段違いで快適な高速巡航。久々のラジアルタイヤの剛性感に感動しつつ、走行車線と追い越し車線を行ったり来たりしながら走れば、出口の相模湖ICはあっという間でした。

その後、定番の「道志道」を走ります。道志はいつもの道志だったけど、驚いたのはすれ違うライダーの相当数がピースサインを出してくること。ここは北海道か?と思えるほど、多くのライダーが手を振ってくれたり、敬礼のポーズをしたり。自分の認識下では全てにサインを返したと思っています。

その後、道の駅「どうし」に入ります。道の駅の入り口のところに着ぐるみをきた集団がいて、道の駅に入ってくるライダーにサインを送っているようでした。バイクの駐車場は多種多様なバイクで埋め尽くされ、さながら「秋のバイク祭り」の様相。楽しそうに会話をしているライダーを見ていて、改めて「バイクって良い文化」だなと、久しくバイクから離れていた自分は、しみじみと思うのでした。

その後、山中湖まで抜けて、湖畔の駐車場で小休憩しつつ、近くの宿にチェックイン。
本当に民家と言う感じの宿でしたが、女将さんのしてくれたもてなしは、まるで久々に遊びにきた親戚にするように、気取った感じの無い自然なもので、旅の疲れもあってか、とても居心地の良い物でした。

それにしても、バイクでのツーリングというのはどうしてこうも旅情を引き立たせてくれるのでしょうか。これは私にとってすごく特別な感覚で、他の旅のスタイルでは味わえないもの。
おそらく大学生になって始めたバイク旅の過去の思い出たちが、脳の意識下には出てこずともその裏側で勝手に思い返され、脳をそういう状態にさせるのだと思います。


宿の部屋で休んでいると、股関節と背筋に痛みを覚えます。道志を走ったのでニーグリップ痛になったのだと思いました。久々にバイクに乗ると色々な所が痛くなりますね。

宿で寝て起きて、翌朝は青空の下を、西湖、河口湖と湖畔を周り、レンタル時間もあったので午前中の内に高速にのって東京に帰ってきたのでした。

最初はバイクの性能や特徴を意識して始めたこのツーリングも、時間を経るごとに、その事よりも、「バイクと旅」だったり「旅の中での人との出会い」など、そんな想いに脳は占められていくのでした。


最後に今回の相棒だったNCちゃんですが、結局燃費も30近くをたたき出し、ツーリングの相棒として優秀な一台でした。特にこの「花より団子」という感じの、一見地味でスペックシートに表れるような華はないものの、実際にはしっかり本質を捉えているというニュアンスは気に入りました。

ただしDCTに関しては、すごく便利で素晴らしい機構だけど、今の自分にこの楽(ラク)はまだ早いかなと言う感じで、渋滞の半クラで左手が悲鳴を上げたとしても、バイクを自分で操っている感を優先させたいと思ったので、次回このNCを選ぶ機会があったら、いわゆるMT車を選ぶと思います。

以上です。ここまでご覧いただきありがとうございました。
Posted at 2017/10/10 00:39:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2017年10月07日 イイね!

所有する喜び?

所有する喜び?先日レンタルバイクを借りた話を、会社の先輩にしたら、
「バイクが好きなのならバイク買えばいいのに、なんで独身なのに買わないの?そんなに貯金したいの?」と言われました。

この先輩とはいつもボケ&ツッコミをしあっているような関係なので、上記の発言も別に悪意を持って言ってきたわけでなく純粋にそう思って言ってきたようでした。
さて今回は「物を所有する」事に対して書こうと思うわけですが、私は「所有する喜びはあるが、所有しない気軽さもある」という自論を持っており、なんでもかんでも所有するのはスマートじゃないと考える人間です。そんなヤツの文章を読む気になってくれる方は以下読み進めてください。

いきなりですが、血液型と性格などの話があります。
A型はきちょうめんだとか、O型はおおざっぱだとか。

私はわりと理屈っぽい人間だと思っていますが、実はこういう血液型の話は結構好きです。学問的な根拠があるのかは甚だ疑問ですが、ひとつのカルチャーとして、会話のネタとして盛り上がれる良い材料なのです。

血液型よりは信憑性があると思うものに「いつ生まれどんな時代を生きたか」というのがあります。いわゆる「最近の若者は~」といわれるやつですが、今回の件に関しても、私はそれがある程度影響していると思っています。

具体的にいうと、私の先輩はあと数年で40歳になろうという年齢で、私は最近30歳になった位。
同じ昭和生まれではあり、仕事では共通のネタがあるので問題ありませんが、例えばカラオケに行くと歌う曲で年齢差を感じたりします。

年齢だけで括るのは良くないと思いつつも、私の感覚では年齢が高い方の方が、「物を所有する事」に対してポジティブに思われる方が多いように思えます。例えばその先輩は(家族がいる事もありますが)マンションもローンで買っていて、要は家を所有しています。今の私には家を購入するという選択はあまり考えられません。都心の駅前に買うならまだしも、家を「所有することのリスクやコスト」を考えてしまうからです。

さて先の先輩の話に戻りますが、
その先輩からすると私がバイクをレンタルしてお金を払うという行為には首傾げのようです。
だったら買えばいいんじゃん?何で買わないの?と。

私はバイクを買おうと思えば買えますし、別にお金を貯めたくて買わないわけではありません。
あえて買わないのです。それは「所有するネガ」があることを知っているからです。

あるいはその先輩はこう言いました、
「レンタルってことはバイクが”わ”ナンバーって事?そんなのかっこわるいし、ありえないわ」と。

ガンガン言いたいことをおっしゃいます(笑)
まぁ私も相手が先輩なので別に面と向かって反論などはしません。ただ心の中で「この人は周りから自分の車がどう見られているかという事を大事にする人なんだな」と思いました。我ながらちょっと嫌な奴です。

言い換えると、私としては「わ」ナンバーに乗っている自分が、他人に見られることなど、どうでもよいのです。もし「わ」をネガティブに思う人がいるとしては、それは外人と同じように、別の世界の人間なのだと思うだけなのです。極論すれば先輩は周りの目を気にする見栄っ張りであり、私は自分さえよければそれでよい世捨て人なのです。

さて分かり切った事ですが、物を所有する事としない事には一長一短があります。

バイクの例でいれば、前回の房総ツーリングでは、一泊した翌日の夕方に返却しなければならなかったので、その日のスケジュールはそれに縛られていました。これは「時間的に豊かではない」と思いました。もし所有していればそんな制約などないのだから、寄り道を楽しんだり、高速のPAでダラダラ(私の好きな時間)したりできたわけです。返却時間を延長すればできないことは無いですが、時間当たり1000円以上の延長料金がかかることを考えると、あまりそういう気分にはなれません。

この一点のネガを考えただけでも、「バイク買っちゃえよ」という声の理由は十分に理解できるのです。もちろんそれにとどまらず、やはり毎回同じバイクに乗っていた方が愛着も沸きますし、そのバイクの乗り方に慣れることもできてより快適です。あるいは自分好みに車体をカスタマイズする楽しさもあるでしょう(みんカラはまさにコレですよね)。

一方で所有しない事のメリットはそのまま所有する事のデメリットの裏返しになります。

私の場合は、個人的な価値観もありますが、「物は稼働していてなんぼ」という考え方があります。つまり使用頻度が高い事こそ、その物を使う上で最も満足を覚える状態になります。

以前は一年中バイクに乗っていた私ですが、現在の生活はバスと電車で完結する都心型の生活であり、バイクも車も基本的に必要がありません。仮に所有しても乗るのは週末だけ。ましてバイクであれば春は花粉症、夏は脱水症、冬は極寒&凍結の恐怖という事になfり、秋以外にはあまり乗らない事が目に見えているのです。実際に少し前に所有していたヤマハFZ6は一度も車検をすることなく手放しましたが、その理由は単純に乗ってあげることができず、乗ってもらえなバイクがかわいそうになって売ったのです。

この使用頻度の考え方は若干私個人の価値観によってしまっていますが、先の年齢の話に戻せば、おそらく平成生まれの年齢層も、物を所有する事に対する価値が相対的に低いと感じます(私は昭和末期生まれ)。これは私の周りを見ていても思いますし、書籍などを読んでみても同じような事が書いてあります。以前よりも娯楽の選択肢が多く、中でもインターネットなどはお金をかけずとも無料で楽しめてしまうので、わざわざ高額な車やバイクを買おうという食指が向かないという意見もありますし、生まれた時から物のあふれた社会にいるので、物に対する枯渇感がなく故に興味がないというという声もあります。あるいはずっと不景気の中を生きてきており、それが当たり前になっているので、お金の消費も慎重であるというのもあります。

こんな風に書くと反論もありそうですが、私は最近の若者が物に興味を持たなくなってきているのは、日本が先進国として成熟を深めてきている結果なのではないかと思います。少し前に『フランス人は10着しか服を持たない』という本がヒットしましたが、まさにこれに合致する考え方です。

例えば有名なブランドだからと短絡的に飛びつくのではなく、その物の本質的な価値(自身自身にフィットするかいう観点も含め)を見ようとする風土ができているような気がするのです。この辺は私の感覚的な要素が大きく、客観性に欠ける部分もありますが、良くも悪くも社会の価値観は変わってきており、これまでのビジネスモデルをそのまま日本市場に適用していては、団塊世代の方々がいるうちは良いかもしれませんが、その先は厳しいように思えます。

そうは言いながらも、少し前にホンダから発売されたCBR250RRは、車両本体価格が80万に迫る高額バイクでありながら(通常250ccの価格は50万前後だと思います)、非常に売れ行きが良く、なかでも20代の購入割合が多いという事です。https://response.jp/article/2017/08/17/298653.html

自身の考えに異論を唱えるようですが、必ずしも最近の若い奴が物に興味がないという事もないのかもしれません。ただ、同じ「物を買う」という行為でも、そこに至る経緯や背景はこれまでとは異なっているのかもしません。

なんだか話を広げすぎましたが、ここまで読んでいただいた方に、何か考えるキッカエを提供できたなら幸いです。ありがとうございました。
Posted at 2017/10/08 00:04:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

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