2013年02月13日
クビになりましたね基くん桜宮高顧問の暴力、自殺の一因 外部監察チームが見解
大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒自殺問題で、市の外部監察チームが、バスケット部顧問による昨年12月の生徒への暴力行為が自殺の一因になったとの見解をまとめたことが11日、市教育委員会関係者への取材で分かった。
市教委はこの見解をもとに12日の会議で顧問の懲戒処分の内容を決める方針。社会的影響の大きさも考慮し、免職を含めた厳しい処分とする見通しだ。
顧問は市教委に対し、昨年12月18日と、自殺前日の同22日の練習試合で、生徒の頬などを複数回、平手打ちしたと申告。部員への“体罰”が常態化していたことを認めていた。
▽47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013021101001587.html
※参考
大阪・体罰:バスケ部員自殺で顧問の教諭、懲戒免職へ
http://mainichi.jp/select/news/20130212k0000e040101000c.html
大阪市立桜宮高校バスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が自殺した問題で、
市教育委員会は12日、自殺の前日に体罰を加えた顧問の男性教諭(47)を懲戒免職処分にする方針を固めた。
市教委は、顧問の体罰を「暴力行為」と位置付け、自殺との因果関係があったと判断した。
同日の教育委員会会議で最終決定し、午後にも公表する。体罰による懲戒免職は全国でも異例で、今後の同種事案の処分にも影響を及ぼしそうだ。体罰を容認してきた風土や組織の改革の在り方が、今後の焦点となる。
生徒は昨年12月23日、自宅で首をつっているのを母親に発見された。前日に、練習試合時に顧問から30~40発たたかれたことや、主将の続投を希望すると「殴られてもええねんな」と言われたことなどを母親に明かしていた。一方、顧問は市教委に「8~10発たたいた」と説明している。
市教委の要請を受け弁護士9人でつくる外部監察チームが顧問から事情聴取し、他の教諭や生徒らにも事実関係を確認した。
その結果、自殺直前の顧問の暴力行為が自殺の要因になったと認定、「極めて重い処分が妥当」と報告書に記載した。
【津久井達】
Posted at 2013/02/13 12:20:50 | |
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