
Car-catさん絡みの話の前に一つ。一昨日の夜、辰巳で偶然みんとものスパグラさんとnyonyonyoさんに会えたのは、とても嬉しい偶然でしたが、この日にK君と居たのにはワケがあります。やっとFDに乗せてくれるのか!と思ってたら、現れたのは初期型ヴィッツ(NCP13?)。買い替えたのか!いや、増車デスとw 3台目とか、どんだけ裕福なんだ!ていうかこのヴィッツ、TRDのターボキットがついたヴィッツターボだったんです。そしてMT!それを先に言いたまえきみぃw
というワケでNCP13ヴィッツターボMTへの試乗編デス。ていうか、今時ヴィッツターボと言えば、今度出る現行ヴィッツのGRMNターボの話題で持ちきりですが、ここは敢えて初期型のヴィッツターボってのがマニアです。ほぼ10年前のクルマ。あいにくとこの日の首都高はちょっと混みすぎで、あんまり踏める場所が無かったのですが、それでもK君監修の元、C1ドライブさせて頂きました。ヴィッツターボ。いわばEP71スタタボ、通称韋駄天ターボの正当後継者にあたるクルマになるんじゃないかと思います。その実力やいかに!
まず、見た目はこんなカンジです
前
横
後
パッと見かわいいですよね。実に愛嬌があります。そしてハッチバック的な要素はきっちり抑えてます。リアのコンビライトの形状なんか、とてもハッチバックらしくていいですよね。そして、見た目以上に広い車内にも好印象デス。ちょっと暗いけど、運転席回りはこんなカンジ
TRDのバケットシートが入ってます。これがまたフィット感がとてもいいんデスよね。例によってステアリングは前後にテレスコしないんですが、どちらかというとトラックのように上から握るような、着座位置が高い位置からステアリングを握るので、手前にこなくてもいいかな、なんて思えます。この辺はFiat/Abarth500とかと一緒ですね。全然これでイイ!
しかし、シートからしてこんなゴージャスのが入ってるとこみると、相当いじってんじゃないこれ?いえいえ、シートとホイールくらいデスよ。あとはほぼノーマルです、とのこと。そっか、ってエンジンかけると、ブオン!あれ?
。。。K君これは?あ。フジツボです。いや、じゃなくて、ほぼノーマルってはなし。。。いや、マフラーは換えるでしょ、とのことw 因みに走ってみて妙に吸気音というかブローオフの音が大きいなーって思てたらエアクリ(毒キノコ@緑)もちゃっかり入ってるしw いじってんじゃん!いやいや、国産はいじってナンボでしょ、と。でも足回りは純正のTRDのままだそうです。ま、とりあえず乗ってみるか!
先ほど言った通り、着座位置が高めだけど、しっくりくるので実に気持ち良くスタートできます。クラッチは、カバーだけTRD製になってるとのことで、ちょっとクラッチペダルが重め、でもこれが却って気持ちいいカンジ。結構な距離の渋滞を抜けましたが、全然気にならないレベルです。そしてフル加速!
速い!いや、ほんと普通に速い。このクルマ、走行は既に14万キロを超えたものですが、エンジンはびんびん。それも昔散々のった韋駄天ターボのどっかん的なカンジは一切なく、今時っぽく全域にトルクがかかるカンジで、実に自然に加速していきます。正直、ヴィッツという名のイメージからは想像できないレベルの加速をするので、ビビります。そしてこの実にローギアなファイナルが効いてるような気もします。1速はあっという間、2~3速も結構近いカンジだし、3速全開でも通常のクルマの2速全開くらいじゃないのかな、スピード的には。そういうのもあって、低速域では実に気持ち良く加速していきます
そして極め付けがこのシフトフィール。ここ最近乗った中ではアテンザのシフトフィールが気持ちいいと書きましたが、それとはまた別の気持ち良さ。カキ!っと入るのと、シフトのストロークが短くて。。。いや短すぎだよねこれ。TRDあたりのクイックシフトとか入ってない?あー。入ってるカモ。いや、最初からこうだったからわかんね、とw いや、まぁ気持ちいいから全然いいんだけどね!
ちょっと渋滞だったり詰まったりの繰り返しだったのでコーナリングはそれほどわからないんですが、バネがちょい固めで、いわゆる細かい振動はバンバン入ってくるんだけど、ロールがすくなく、ある程度のスピード域まではキレイにオンザレールで走っていくカンジ。ただ、ある程度オーバースピードで突っ込んでいくと、ちょっと信用ならなくなるっていうか、アレこいつどこで破たんするの?ってちょっと不安になるところが、却って面白い、そんな怪しさがあるってカンジでしょうか
試乗コースは半分くらいが渋滞だったのですが、それでも苦にならずに乗れたところを考えると、街乗りも含めていい感じだと思います。若干ガタピシ音がするのですが、9年落ちのクルマというか、このクラスのクルマってことを考えれば仕方ないかなと。でもボディは不思議とヤレたカンジはしなかったのが印象的。一番よかったのはタービンの付きが軽いのと、シフトフィールでしょうか。着座位置も含めて、とても乗り味が良かった
気になるお値段が、これまたビックリ価格。6カブのタイヤ代くらいかw 見た目は小さいけど、後席もしっかり座れるし、リアシート倒せば荷物もたくさん載るし。きっとスキーも行けちゃうカンジかなーって思うと、実にコスパの高いクルマだなと思った次第デス。でもタマ数があんまりなさそうかな
というワケでヴィッツターボ、面白いデス!現行のヤツも気になりますけどね。コスパ考えると初期型が意外とねらい目かも!なんて思った次第デス。。。とうとう中古車編に入っちゃったナーw
Posted at 2013/08/22 17:21:05 | |
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