4月25日(日)
いつものルートが、流石に飽きてきたんで、この日は波賀町から登ることにした。
早朝から、戸倉に向けてクルマを走らせた。
○春のトレッキング「氷ノ山三ノ丸(1,464m)」@波賀町戸倉

AM6:30
R29の波賀町戸倉付近。
「やまめ茶屋」の看板を目印に、瀞川氷ノ山林道に入る。

AM6:59
林道は未舗装の悪路となるので、1km位入ったとこにクルマを止めた。
ここに来るだけでも、既に3-4回は車体下部をクリティカルヒットした。
覗き込むと、装着したばっかりのCUSCOロアアームバーに傷が付いとった。
分かっとうねんけど、趣味(登山)とクルマ(車高の低いレグナム)の相性はすこぶる悪い。
準備を整え、出発する。

AM7:28
「ジムニーやったら、この林道程度ならガンガン走れるのになー。」と考えとったら、
後方からパジェロミニに結構な勢いで、俺を抜いて行った。
過信は禁物やでぇ。気ぃ付けやー。

AM7:55
林道を歩くこと1時間。
坂ノ谷登山口に到着。

AM8:33
登山口から約30分。
同じ景色の、同じ傾斜の、幅広で直線的な登山道を歩いてる。
どうやら、このまま山頂まで単調な道が続くようや。
トレッキングというより、散策って感じ。

AM9:07
結局、標高差約900mを、まっすぐ同じ傾斜の登山道が続いた。
この建物は、三ノ丸避難小屋。
避難小屋は、登山客なら誰でも利用が出来る施設で、休憩したり
寝泊りしても良い。

避難小屋の中は、こんな感じ。
出入り口の扉と、窓には鍵は掛かってない。
冬場、ホンマに避難せなアカン時に入られへんかったら命取りになるからや。
窓に鍵を掛けへんのは、出入り口の扉が雪で覆われて開けられへんかっても、
窓からなら侵入出来るから。
氷ノ山の山頂避難小屋の4分の1位しかなく、5-6人が精一杯の手狭なスペース。
荷物も一杯置いてある。

AM9:08
氷ノ山三ノ丸のピーク(1,464m)に到着。

向こうに見えとんが、氷ノ山のピーク(1,509.6m)で、三ノ丸から2.4kmある。
この日は、滝巡りもするつもりやったんで、氷ノ山はパス。

山頂展望台から日本海(浜坂)方向を望む。
雲一つない、晴天。
誰もおれへんし、ごっつい気持ちいい。

下山は、殿下ルートをチョイス。
これで林道まで下りて、逆水の滝を目指す。

AM9:46
奇木「仙人門」
とりあえずくぐっといた。

AM10:00
殿下登山口に出た。
坂ノ谷登山口から、30-40分位登ったとこやと思う。

この辺は、まだ残雪が見られる。
実は、この後、スタックしたデリカに遭遇。
バイクツーリングの下見で来たらしい男性が1人、途方に暮れてはった。
たまたま通りかかったツーリング中の男性3人と俺で、タイヤの下にフロアマットかましたり、
ジャッキアップして石や木をかましたり、デフロックを活用したり、あれこれしたけどダメ。
携帯を確認するとドコモは圏外やって、ツーリング中の1人が持ってはったauが繋がったから
運転手にJAF呼びを勧める。
なんぼデリカでも、なんぼ四駆でも、なんぼデフロック出来ても、
ノーマルタイヤでは、雪道は走れません・・・。
せめてチェーンを積んどけばなぁ。
せめてオプションでウィンチ付けてはったらなぁ。
45分位奮闘したけど、助けられへんかった。

AM11:06
逆水の滝に到着。
ここから、5分急坂を下れば滝が見えてくる。
登山靴はオーバースペックかもしれんけど、せめてトレッキングシューズが必要。
スニーカーで下ると怪我するんで注意。
ちなみに俺は、この日は登山と滝が目的やったから、登山靴と長靴を背負ってる。
参考までに、晴天の日帰り登山やけど、持ち物は・・・
ヘッドランプ(予備電池共)
水(2L)
行動食・非常食
カッパ
スパッツ
手袋(雪対応)
着替え
軽量ダウン(防寒着)
携帯電話(予備電池共)
熊除けの鈴
地図
替えの靴ヒモ
方位磁石 など
ようは、何かのハプニングや事故で、1日全く動けなくなっても大丈夫なようにしてる。
行き先と、帰宅時間は家族に伝えてあるから、帰りが遅いと警察に連絡するように
言うてある。
自己責任とか、リスクマネジメントとか難しい話やなくて、単独で山に入るには備えが
いるっちゅう事や。
実際、手袋(雪対応)は、スタックしたクルマを助ける時に大いに役立った。

さて、逆水の滝。
落差約30mの直瀑。
県内の主要な滝は、結構見たつもりやったけど、エエ滝がまだあるやんって感じ。
もっと緑が深くなってきたら、再訪したい。

PM12:25
逆水の滝から林道をテクテク下る事、約1時間ちょい。
羊ヶ滝の入口に到着。
こっから、5分歩けば滝が見えて来る。

羊ヶ滝
落差約70m、上段2条下段1条の雄大な2段瀑。
滝水の流れが漢字の「羊」を描いているように見える事から、名付けられたらしい。
まぁ、羊に見えるような見えへんような。

羊ヶ滝横の二段瀑(無名)
ちょっと隠れとって分かりにくいねんけど、羊ヶ滝に近寄ると、左手に見えてくる。
落差こそ低いねんけど、水量が多く、結構迫力がある。
俺は、羊ヶ滝やったら、こっちの方が好き。

PM13:06
粒のように見えるのが、俺のクルマ。
途中、ハプニングがあって時間をロスしたけど、朝7時から6時間みっちり太陽に照り付けられ
日焼けしまくり。
三ノ丸はもうエエけど、逆水の滝は、また見に来たい。
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山岳 | 日記
Posted at
2010/04/27 21:48:13