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2011年02月17日

雪山トレッキング 「達磨ヶ峰(918.7m)」@朝来市生野町

雪山トレッキング 「達磨ヶ峰(918.7m)」@朝来市生野町



















 2月13日(日)

 39才の誕生日に免じて、PM12:00までヨメから外出許可が出た。
 山の兄貴(以下、兄貴)は、俺をダシにして外出したらしい。

 折角やから少し遠出したいなと思い、山の兄貴(以下、兄貴)に相談。
 千ヶ峰(1,005.2m)や笠形山(939m)が候補に挙がったが、結局アクセスが良い
 段ヶ峰(1,103m)に決定。

 ※千ヶ峰関連ブログ
   【2010.6.8】新緑トレッキング 「千ヶ峰(1,005.2m)」&「滝巡り」@多可町
 ※笠形山関連ブログ
   【2009.11.29】笠形山(939m)トレッキング@神河町
   【2010.1.16】扁妙の滝(氷瀑)@笠形山(939m)

 去年2月の縦走タイムを参考に、出来れば段ヶ峰ピークまで行きたい。
 無理なら、せめてフトウガ峰(1,083m)ピークを踏もうと目標を確認。

 ※去年の段ヶ峰縦走登山の様子
   【2010.2.23】冬季縦走 「達磨ヶ峰~フトウガ峰~段ヶ峰」@生野町

 夜明けと共に入山した。

 ○雪山トレッキング 「達磨ヶ峰(918.7m)」@朝来市生野町

 【ルート】
  登山口~達磨ヶ峰ピーク(918.7m)~フトウガ峰への縦走路途中でピストン
  距離:約7km、歩数:約9,000歩

 【タイムスケジュール】
  AM3:30 起床
  AM4:00 自宅出発
  AM5:00 加西SAで兄貴と合流。播但道を北上。
  AM5:45 生野高原CC入口に到着(駐車・待機・着替え)
  AM6:30 登山口到着
  AM6:45 入山
  AM8:00 達磨ヶ峰ピーク(918.7m)
  AM8:45 達磨ヶ峰~フトウガ峰への縦走ルート上でタイムオーバー
  AM9:30 登山口
  AM10:00 生野高原CC入口(着替え・一服)
  AM11:00 加西SAで解散 


   
 入山までの経緯

 前日の降雪で、播但道を下りると一般道でもガッツリ積もっとった。

 生野出口から、登山口がある生野高原CCまではトンネルを抜ければすぐ。
 登山口はCC入口から、山坂道を2km程上がったとこにあんねんけど・・・
 1つ目の、登り勾配のヘアピンカーブで空転。

 ドカ雪の下に凍結路が隠れとって、FFパレットでは無理無理やった。
 何となく登らんような気がしとったんで、すぐ諦めてCC入口付近の路肩に駐車し、
 準備に取り掛かる。

 ヘッドランプを付け、とりあえず登山口まで歩こかと出発しようとした、その時・・・
 1台の軽自動車が、こっちに入ってきた。

 運転席には男性1人

 下りて話しかけてきた。
 (俺も兄貴も、ゴルフ場関係者に路駐の注意をされるんかと思った。)

 お兄さん 「(2人の姿を見て)山登るんですか?」
 俺 「そうです。でも、雪が深くてFFじゃ登らないんで、ここに置いて歩きます。」
 お兄さん 「良かったら乗って行きますか?」

 俺・兄貴 「ホンマですか??是非、お願いします。」
 是非お願いしますと同時に、遠慮せずに乗り込んだ。

 バックカントリー(スキー)で入山すると言う30代の男性は、シーズン中は氷ノ山で
 よく遊んでるらしい。
 この日は、雪が多いのと天気が良くないので、少し南下したらしい。

 テレですか?と聞くとアルペンって言いはったんで、背負って登るんですか?って
 聞くと、いえ、履いて登りますとの返事が返ってきた。

 ん?アルペンでどうやって登るんですか?って聞くと・・・
 「そういうビィンディングとブーツなんです。」という返事。

 えっ。
 
 専用の道具が必要やけど、アルペンでもテレみたいに雪上を歩けるらしい。
 ブーツを見せてもらったら、確かにつま先の左右に固定用の穴があった。
 全然知らんかったわ。
 少~しだけ、やってみたい気持ちが沸いた。
 あとは、時間とお金があれば・・・。

 お兄さん、送ってもらった上にエエ情報ありがとう。
 ということで、登山口まで徒歩30分-40分のところが、たった5分で到着。

 写真は、兄貴。 


   
 踏み跡なし

 AM6:45
 アイゼンを装着し、入山。
 踏み跡はなく、柔らかい雪を踏みしめながら登る。
 深さは膝下くらい。

 小雪が舞っとったけど、風もなく、コンディションは悪くない。
 登山口から達磨ヶ峰ピークまで標高差約450mの急登を、一歩一歩進む。 


 
 あっさり抜かれる

 登りはじめて5分くらい
 さっきのお兄さんがガンガン登ってきた。

 稜線まで担ぐと思いきや、まさかの急登でのスキー装着。
 浮力があって沈まないんで歩きやすいです。と言いながら、スタスタ登って行き
 はった。
 タフやわ~。 


 
 稜線

 AM7:30
 夏山なら25分のとこ、45分掛かって稜線に出た。
 9時まで行けるとこまで行くって決めてんけど、この調子やとフトウガ峰は
 難しいかぁ。

 兄貴を後ろから撮った。 


   
 縦走路

 稜線は、やっぱ雪が深かった。
 吹き溜まりで、なんべんか股下までズボッと抜け落ちた。
 (早めにスノーシューに履き替えるべきやった。)

 めちゃめちゃ汗かき。
 実は、かなり雪山に向いてない俺。

 可能な限り薄着になっても、なんぼでも汗が噴き出す。
 寒がりじゃないのが救いで、止まっても寒くはない。 


   
 達磨ヶ峰(918.7m)ピーク

 AM8:00
 雪深い稜線歩きに手こずり、出発から1時間15分で到着。
 夏山標準タイムが40分くらいやから、1.5倍くらい要した。

 小休止の後、ここでやっとスノーシューに履き替える。
 ピークを示す標識は、稜線から見えず、背丈以上の吹き溜まりを越えたとこに
 あった。
 

   
 縦走路

 達磨ヶ峰ピークを過ぎると、一層深くなってきた。
 しかもパウダー雪質に加え、体重を考慮せずに買うた浮力不足のスノーシュー
 やから全然進まへん。
 ワカンを履いた兄貴も歩きにくそうで、足元を固めながら少しずつ進む状態が続
 いた。

 AM9:00
 達磨ヶ峰ピークから、直線距離で約300m
 夏山やと数分の距離に、小1時間もかかってもた。

 雪遊び終了。
 先行のお兄さんの綺麗なトレースが羨ましい。

 もうちょっと安心・安全・快適・効率良く雪山で遊ぶには、8本歯アイゼンと登攀寄
 りのスノーシューに履き替えたい。
 怖くてヨメには言われへんけど・・・。


   
 雪景色

 兵庫県て、こんなに雪積もるん?
 この写真を会社の人に見せた時に、そう言われた。
 どんなイメージがあるん?氷ノ山なんか、こんなんじゃ済まないへんと思う。
 結構、北部は積もりますよ。と答えといた。 


   
 下山路①

 ピストンやから、下山は自分らのトレースを辿るだけ。
 登りの10倍楽に歩けた。 


   
 下山路②

 写真左奥に見えるのが、達磨ヶ峰ピークの標識。
 この辺りは、背丈以上の積雪量やった。
 雪庇の右側に見えるのが、兄貴。 


   
 下山路③

 時折、風雪が吹き荒れた。
 もし、ホワイトアウトでトレースが消えて、方向見失ったら・・・って考えるとちょっと
 怖い。
 ここは、谷筋を下りれば林道があるから、遭難まではせえへんやろうけど、せめて
 携帯GPSくらいは持って入山すべきやった。まずは、買わなアカンけど・・・。
 安全・安心をお金で買えると思ったら安いけど、何かとお金が掛かるなー。
 

 
 下山路④

 下山途中、男性3人グループ1組と、男性単独行1人とすれ違った。
 いずれも、60才前後と思しき方々やったけど、ホンマ元気やわ。
 兄貴は50才、俺は来年40才

 10代・20代が山に来たら、もっと活気があってエエねんけどな。
 山ガールは、さすがに雪山にはこーへんか・・・。 


   
 お兄さんのクルマ

 登山口まで送ってもらったお兄さんのクルマ。
 FFパレットと違い、4駆やからサクサク走った。

 荷室は、山岳装備で満載。
 山行スタイルに合わせて、アイテムをチョイスするらしい。
 板も3本くらい積んではった。

 年は30才くらいかなぁ。
 聞いてへんけど、仲間とよく山に入るって言っとったから、多分独身かな。
 他人に声を掛けて拾っていく余裕からしても、素人じゃなさそう。 


   
 林道

 俺らが入山した後、除雪車が入って雪はなくなっとった。
 スノーシュー脱ぐんもめんどいんで、道路脇をそのまま下りた。 


   
 これが1つ目のヘアピン

 パレットが登られへんかったカーブ。
 新雪の下に半凍結路があったんで、行けそうでアカンかった。
 燃費向上の為に10%空気圧上げとったんも、空転に繋がったかも。
 
 今シーズン、レグナムは冬仕様にしてへんけど、やっぱスタッドレス買い替えな
 アカンかなぁ。 


   
 パレット

 加西SAから兄貴を乗せたけど、エライ驚いとった。
 兄貴は普段、WISHに乗ってんねんけど、広いなーって。
 静かやし。
 普通車と変わらんやん。
 4人乗るし。
 これで十分やん。

 確かに。
 今の軽自動車って、ホンマ優れてる。
 レグナムジムニーとかアリかな。

 お決まりの、下山後の晴れ模様。
 たまには晴天の雪山に登りたいわ。
ブログ一覧 | 雪山 | 趣味
Posted at 2011/02/17 21:39:58

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この記事へのコメント

2011年2月18日 12:54
こんにちは、みんから山歩会からやってきました。
双子ちゃんの父親でありながら精力的に活動されてますね~

最近、雪山登山からは遠ざかっていますが、見ると行きたくなりますね。
人の少ない積雪期の低山も積もるとルート判断等難しそうですね。

私もスキーは山スキー(アルペン)ですが、シール登行も久しくしてないですね~
条件によってですが、歩くよりも断然早い場合は多々あります。
コメントへの返答
2011年2月18日 23:41
こんばんは、コメントありがとうございます。

私は専らゲレスキなんですが、実はこの山行まで、アルペンでバックカントリーが出来るのを知りませんでした。
(スキーも先シーズンに1日行ったきり、今シーズンもまだ行ってませんが・・・)

サクサク登っていく姿を見て、バックカントリーやってみたい欲望に駆られています。

ただ、持ってる板がカービング(DYNASTAR SPEED SX 170)なので、ファットかフリーライド系の板を買わないといけませんね・・・。

子ども達も、山ガールに育てないといけませんし・・・。

時間とお金が欲しい、今日この頃です。




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「今日の一枚 http://cvw.jp/b/113857/38872722/
何シテル?   11/18 19:48
双子の娘達と、山・滝をこよなく愛する44才のオッサンです。オートマ、しかもミニバンなんてと思ってました。さらに「走るミニバン」なんてナイと勘違いしてましたが、M...
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