AM7:04
名神から湖西道路を乗り継ぎ、「八ツ淵の滝」がある高島市の「ガリバー青少年旅行村」に到着。
旅行村手前にある、登山・滝見客用の無料駐車場にクルマを止める。
これより先で駐車すると400円取られる。
まだ誰も止めてへんかった。
前日は雨やし、この日(27日)も一日曇りの天気予報やったから、好んで来る人はいなさそうな
気配が漂っとった。
AM7:19
駐車場から林道に入り、しばらく歩くと「八ツ淵の滝」の入口に到着。
「魚止の淵方面のコースと大摺鉢より上流のコースは、急坂・滑りやすい岩場・鎖場があり大変
危険です。十分な装備と自覚ある行動をお願いします。」との看板がある。
滝での滑落死亡事故が多発しているらしく、道中、注意を喚起する看板が何個もあった。
気を引き締めて前へ進む。
AM7:38
魚止の淵の手前の様子。
登山靴から長靴に履き替え、川に入ると、増水による水流の力の強さを肌で感じる。
見応えはあんねんけど、結構緊張を強いられる。
結構体重がある俺でも、踏ん張らな足をすくわれそうや。
AM7:47
渡渉ポイント。
水量が多いやん。
普段なら露出して足の置場になる岩が、水流に飲み込まれてるやん。
鎖が強く張ってあったんで、しっかり掴んで一歩ずつ足を踏み出す。
AM8:02
魚止の淵に到着。
1つ目の滝に来るだけで、45分位掛かってるわ。
残り7つあるから、先を急ぐ。
登山道の様子。
危険な箇所には必ず、鎖、頑丈な鎹(かすがい)のような足場、梯子のいずれかが付いとうねんけど、
岩場にはコケが生えてるので非常に滑りやすい。
AM8:17
障子ヶ淵に到着。
滝はかなりエエ感じやってんけど、道が険しい・・・。
分かりにくねんけど、写真左下の渡渉ポイントはマジ激流やった。
俺の体重でも、軽く流される位の勢いがあった。
鎖をしっかり掴みながら渡った。
無事渡ると、急坂の鎖場、その後ハシゴが続く。
その間、ほぼシャワー状態の水飛沫を受ける。
ホンマ進めるん??
前にも後にも誰もおれへんし、俺って大丈夫?って感じ。
AM8:34
これ、たぶんやけど唐戸の淵・・・・やと思う。
撮った写真を、公式HPのそれと照らし合わしたけど、場所が不明瞭やし
アングルや水量がちゃうから、何かようわからん。
AM8:51
障子ヶ淵・唐戸の淵をクリアし、登山道に戻って少し進むと、少し落ち着ける場所に出る。
穏やかな晴れの天気の日に来ると、印象がだいぶ変わると思う。
天候が良くない日の滝見は、オススメしない。
普通に危険やわ。
AM8:56
大摺鉢に到着。
このアングルで撮るには渡渉せなアカンねんけど、ここも水量が多く、鎖を頼る渡渉を強いられた。
滝自体は・・・どれもそうやねんけど、水量が多く見応えがある。
1時間半以上掛かって、やっと4つ目の滝や。
AM9:02
渡渉したとこにある岩。
「八徳」と篆書(てんしょ)体の文字が刻まれてる。
これは、大正十一年、当時の堀田義次郎・滋賀県知事が滝を視察した際、八淵の滝の徳を念じ
て筆をとったものを、当町黒谷の中溝に住む石屋、岸田友吉が彫った、と伝えられているらしい。
AM9:09
大摺鉢から貴船の淵の方へ進む。
入口にあった看板では、またもや危険なルートらしい。
しばらくは、沢伝いに歩く。
AM9:14
屏風ヶ淵を遠くに望む。
AM9:17
貴船の淵が見えてきた。
見えてきたんは、滝だけやなく、難所も・・・。
写真じゃ分かりにくいねんけど、一旦下って⇒渡渉して⇒垂直ハシゴを上がって⇒鎖場を登る
一連の動きをしっかりイメージしてから、大袈裟ではなく、危険に臨んだ。
ちなみに登ってきた方向を振り返ると、こんな感じ。
淵の深さがよう分かる。
ガスがかかってんのも、見ようによっちゃ神秘的な感じ。
って、危険を前にして、全然余裕ないねんけど・・・。
AM9:28
貴船ヶ淵
「渡渉して」の場所で、足場をしっかり固めて滝を撮る。
猛烈な水飛沫で難儀してんけど、1枚だけカメラに収めた。
AM9:34
「垂直ハシゴを上がって」の、上がる前。
勿論、ハシゴはしっかり固定してあんねんけど、濡れとうからしっかり掴んで上る。
AM9:38
「鎖場を登る」の場所。
経験上、この手が一番危険。
木の根っこって、マジ滑る。
「踏み出した足は滑る」事を前提に、しっかり3点支持をしながら登った。
結局、ここをクリアするのに30分弱を要した。
AM9:44
貴船ヶ淵の上部に出た。
しかも、一瞬晴れ間が広がった。
やっぱ、水量少なくても晴れの日に来た方が良かったかもしれん・・・。
AM9:49
貴船ヶ淵上部のある岩に、遭難の碑が埋め込んであった。
この山で遭難(道迷い遭難?滝壺や登山道からの滑落?)した息子を偲ぶ、両親の思いが綴っ
てあった。1992年やから、18年前に何らかの遭難事故で亡くなったようや。
ちゃんとした装備で、入念な計画を立てて入山したんやろうけど・・・ご冥福を祈ります。
AM9:52
しばらく、マイナスイオンを浴びながら、渓流沿いに歩く。
AM9:54
渓流を左手に見ながら、樹林帯をテクテク歩く。
AM10:06
七遍返し淵に到着。
写真で手間取ったんもあったけど、ここまで来るのに約3時間掛かった。
時間に余裕があったら、武奈ヶ岳(1,214.4m)のピークを目指す予定やってんけど、断念。
最後に、また晴れ間が広がった。
一瞬やったけど、めっちゃ気持ち良かったわ~。
帰りは、ショートカットコースを歩いて戻った。
実は、8つの滝の内、大摺鉢の次の小摺鉢を撮れてへんかった。
見落としはないと思うねんけど、見応えのある小瀑が多く、小摺鉢の印象が薄かったようや。
入り口や道中にあった看板の通り、急坂・滑りやすい岩場・鎖場があり、通常の滝巡りとは一線を画す。
せめて、水量が少なめで、足元が乾いてる晴れの日に来るべきやったと反省。
これで、日本の滝100選の内、ここを入れて11滝を制覇。
次は、奈良県の100選(双門の滝、不動七重滝、笹の滝、中の滝)を巡りたい。
まずは、生野高校の裏山にある「宮の滝渓谷」に入渓。
渓谷には、一の滝→二の滝→三の滝→観音滝→紅葉滝→夫婦滝→不動滝の7つの滝がある。
最上部の不動滝まで10分程度で、渓谷自体は大きくないねんけど、朽ちかけの橋を渡ったり、
岩場やハシゴを登ったり、巨岩の下をくぐったりと、意外と楽しめる。
これは、 「一の滝」
ニの滝
どの滝も落差こそないけど、エエ感じの雰囲気が漂っている。
観音滝
くぐり岩
巨岩の下をくぐって、進んでいく。
くぐり岩内部
距離は短いけど、中は真っ暗やし、足元滑るわでプチスリルが味わえる。
紅葉滝
たった10分の距離に、こんなたくさん滝がある渓谷って、あんま経験がない。
それくらい滝が密集してる感じ。
夫婦滝
目的の不動滝(下段)
見逃したけど、不動滝は2段構成で、これは下段の滝。
正直、見応えのある滝はないけど、お手軽に滝群を見られるので満足感が
得られる。
国道429号に入り、黒川渓谷に向かう。
途中、国道左手に見えてくるのが、「魚ヶ滝」
落差約5mの直瀑。
上流の水が全てここに流れ落ちてくるんで、水量が多く、見応えがある。
真ん中の巨岩が、魚が遡上してるように見えるんが名前の由来。
さらに、429を青垣方向へクルマを走らすと、左手に直谷渓谷の看板がある。
駐禁でないとこにクルマを止め、林道をテクテク歩いて5分位。
「直谷不動滝」
落差約15mの渓流瀑。
新緑・コケ・朽木がエエ感じに滝を演出してる。
ここは、ヤマビル対策が必要。
登山帰りで、短パン×CW-X、足元はローソックス×トレッキングシューズという格好やったんで、
案の定、ソックスとCW-Xの隙間が狙われ、2匹に喰われた。
不動滝に向かう途中、無名では勿体ない位の小瀑がいくつかある。
この滝もエエ感じやと思うねんけど、特に名前はない。
直谷渓谷から更に進み、梅ヶ畑の集落を抜けると、林道に入っていく。
ちょい荒れ道やったんで、レグナムを林道入口に止め、テクテク歩いた。
約30分。
左手に見えたんで、渡渉して山の中に入って行く。
「洞滝」
めちゃめちゃ神秘的で感動した。
滝自体は、落差7m程度の直瀑で大した事ないねんけど、滝周辺の環境が素晴らしい。
どう侵食したらこんな風になるんか分からへんけど、滝を中心に、洞窟形状の巨大な半円
ホールが取り囲んでいる。
朽木があったんで寄り気味に撮ってるけど、洞窟形状のホールの規模はかなりデカい。
暗い部分は全て洞窟となってる。
人が入れる広さと高さが十二分ある。
洞窟内から
暗くて分かりにくいけど、洞窟内には祠がある。
引いて撮った写真。
朽木で滝が見えへんけど、洞窟の大きさが分かる。
ほんま神秘的やったわ。
兵庫県でイチオシの滝はどれ?と聞かれれば、迷うことなく「洞滝」と答える。
この時期、六甲で雪降るって.. カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/11/08 22:52:05 |
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