まず、今回の地震・津波・原発の3重災害について、自己満足にならんように・・・
一言だけ。
阪神大震災の被災者として、今回の大災害は、ホンマ無念でやりきれへん気持
ちで
一杯や。
亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
行方不明となっている方々が、家族のもとに無事戻れますように。
さて、
3月6日(日)
「昼(
13時)までならエエよ。」
ヨメから許可が下りたんで、早起きして山に出掛けた。
結果から言うと、大雪&時間不足(体力不足?)の為、東床尾山(
839.1m)はピー
クハント出来ず。
スノーシューによる、トレース無しの林道歩きを満喫した形となった。
携帯搭載の歩数計によれば、
約11km(14,590歩)と、結構テクテク歩いた。
○スノーシュートレッキング 「東床尾山(839.1m)」@出石町
【行程】
3:00 起床
3:30 出発
5:00 集合(和田山ロードハウスパオパオ駐車場)
6:00 出発(糸井渓谷林道)
6:45 不動の滝
7:15 登山口
7:35 糸井の大カツラ
8:30 助右衛門の大桜
8:30-8:40 登山道から林道へ直登
8:40 糸井渓谷林道
9:45 登山口
11:00 クルマに到着
11:30 解散(和田山ロードハウスパオパオ駐車場)
出発地点
言うても
3月やし、去年と同じとこ位まで、クルマで入っていけるやろと思いきや・・・
これから林道ってとこで、結構深い轍(わだち)に阻まれ麓の集落付近での駐車を
余儀なくされた。
今シーズン、ホンマに雪が多い。
時計に目をやると6時。
まだ夜は明けてない。
車内で着替えながら、兄貴とルート確認をする。
11時にはクルマに戻りたいんで、登り
3H下り
2Hとして、
9時がピストンポイント。
ナビで調べると、こっから「糸井の大カツラ」まで
約4.5km。
気合入れて、大カツラまで
1時間、そっから東床尾山ピークまで
2時間。
東床尾山ピークを目指すことにした。
AM6:00
ヘッドランプを装着して出発。
写真は、
NEX-5(レンズ18200)の手持ち夜景モードで撮った。
明るめに写っとうけど、実際は、やっと空が白け始めた頃で、ほぼ真っ暗の状態。
ピントこそ合うてへんけど、ランプの光だけで撮れるって、改めて感心した。
糸井渓谷林道①
林道は、凍っとうとこもあったんで、足元を照らしながら慎重に足を運んだ。
踏み跡が
1人分あった。最近歩いた感じ。
この先は民家はないんで、山ヤのトレースと思われる。
糸井渓谷林道②
歩き始めて
20分。
さっそく雪深くなってきたんで、早めの休憩&スノーシュー装着。
さっきの踏み跡は、この辺りで(諦めて?)リターンしとった。
登山靴しか持ってへんかったんかな。
トレースのない、雪深い林道を進む。
糸井渓谷林道③
AM6:37
空が白けてきた。
不動滝
AM6:45
不動滝に到着。
ここまで、無雪期やったら
15分程度の距離に、
3倍の
45分を要した。
既に、汗だくや。
糸井渓谷林道③
ガードレールに迫る積雪量になってきた。
踏み抜くことない固さやねんけど、
30cm位は沈む。
糸井渓谷林道④
AM7:00
歩き始めて
1時間。
もう、大カツラに到着しとかなアカン時間やねんけど、登山口にも着いてへん。
なんか、「糸井の大カツラを見よう!」みたいな雰囲気が漂ってきた。
登山口
歩き始めて
1時間15分。
やっと、登山口に到着。
登山道①
登山口で休憩は取らず、そのまま
600m先の「糸井の大カツラ」へ向かう。
登山道に入って樹木が増えれば、多少雪がマシになるかなと思いきや・・・
どっさり積もっとうやん。
糸井の大カツラ①
AM7:30
「糸井の大カツラを見よう!」ツアーやったら、ここで終了やねんけど・・・
自称山ヤとしては、ピークハントをせなアカンねんけど、とりあえず休憩。
糸井の大カツラ②
去年よりは積雪は多かったけど、去年と同様、樹氷の時期は終わっとった。
去年の様子はこちら。
糸井の大カツラ③
樹齢
2,000年、樹高
35メートルの巨木で、朽ちて空洞となった主幹の周囲を、
約80本の孫生え(ひこばえ)が覆ってる。 衣木(ころもぎ)とも呼ばれ、神木として
奉られている。
入山
休憩しとったら、
8時前になってもた。
気合を入れなおして入山する。
雪の状況が良ければ、ピークハント出来る。(と、この時点では思ってた。)
登山道①
歩き始めて
10分。
ルートは頭に入っとうから、トレースがなくても歩けるねんけど、ここをトラバース
するのは危ないと判断。
川まで下りて遡行することにする。

登山道②
川に下りて正解。
足元も安定しとって、歩きやすい。
雪山のエエとこは、ルート選択の自由度が高いとこ。
普段、木々が生い茂ってるんようなとこでも、気にせずに歩ける。
特に、下りは最高。
例えば、稜線から尾根筋を辿って、一気に真っ直ぐ下るなんてことも出来てまう。
登山道③
少し歩いたとこで、再び本来の登山道へ戻る。
なんか、全然進んでへんような・・・。
とりあえず、
200m先にある「助右衛門の大桜」まで行って、休憩を取ることにする。
助右衛門の大桜
AM8:30
登山口から一向に進んでへんねんけど、このまま登り続けても、ピークハントは
無理無理な状況になってる。
ここまででも、結構エエ汗掻いたし・・・。
右手100m上に見えてる、林道のガードレールが、めっちゃ気になる・・・。
急斜面やけど、頑張れば、
直登10分で上がれるはずや。
直登
俺 「ピークハントしますか?林道に上がりますか?」
兄貴 「よっしゃぁ!林道に上がるで~。」
人間て、都合のエエ生き物や。
今日はピークハントやって言うとったのに、あっさり諦めてる。
(ただ、夕方まで時間があったとしても、おそらくピークハント出来てへんと思う。)
もうちょい
やっぱスノーシューやと、急登は登りにくかった。
兄貴(ワカン)に置いていかれた。
糸井渓谷林道⑥
AM8:40
思いのほか、エエ景色が広がっとった。
糸井渓谷林道⑦
真っ直ぐじゃないんは分かっとったけど、カーブ曲がるごとに、どんどん登山道か
ら外れていく。
めちゃめちゃ巻いてる・・・。
登山口
AM9:30
下り始めて
1時間。
やっと登山口に到着。
黙々と
1時間下ったから、まともに
4-5kmあったかもしれん。
スノーシューで、こんなに歩いたことないから、明日はきっと足にきそう。
プラ製のソリでも担いどったら、もっと遊べたのに悔やまれる
糸井渓谷林道⑧
この景色、実はTOPページに使ってる。
一昨年かなぁ、雪深くて進めなくなった場所や。
一昨年は、今シーズン以上に雪が多かった。
TOPページの画像はこちら。
糸井渓谷林道⑨
ここは、去年
リベンジ登山した時に、クルマを止めた場所。
今シーズン、雪が多いんがよう分かる。
去年の画像はこちら。
出発地点
AM10:55
大幅なルート変更を強いられたけど、予定通りに戻ってこれた。
はよ帰らんな、ヨメに怒られ、こども達に睨まれる・・・。
Posted at 2011/03/17 22:41:55 | |
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