H14年式　ｋｅｉワークス　K6A　組付け　⑦

予定通り本日はクランクの組付け。
クランクメタルの裏側（当たり面じゃない方）を徹底的に脱脂して油分を無くします。油残ってるとメタルが動き当たりの付き方が悪くなるそうです。その後当たり面にエンジンオイルを薄く塗布します。
でクランクを綺麗にしそっと載せます。

整備書通りにロアクランクケースに液体ガスケット（シーラント）を塗布します。雑ですが問題ないでしょうｗ

整備書通りネジを締めて行きます。
締付トルクを安定させる為、ネジ部分、ワッシャー部分、ネジ座面へオイルを塗布する。

締付トルク（太いほうＭ10）
1回目：40N・m｛410kgf・cm｝で締付ける。
2回目：図に示す番号の逆順にトルクが0になるまで緩める。
3回目：40N・m｛410kgf・cm｝で締付ける。
4回目：57N・m｛580kgf・cm｝で締付ける。

太いネジを締め付けた後に

ボルト⑨～⑯（M8）：24N・m｛240kgf・cm｝

完成後。結構なトルクをかける為ブロックを横へ向けて締めました。画像のままだと回ってしまうｗ

んですっかり忘れてたホーニング作業、ボーリングでは有りませんのでｗ
クランク組んでしまったのでクランクにウエス入れてやりました。
電動ドリルに取り付けます！遠心力でライナーへ加圧すると説明にありましたがバネの力の方が確実に強いですｗ

オイルストーンとシリンダーにエンジンオイルを塗ります。シリンダーに刺して回転させます。こんな感じでｗ
ウォータージャケットの錆は気にしないでくださいｗ

ホーニング前。縦傷が全気筒にあり目立ちます。この作業で多少なりとも消えるのかな？と思ってましたが甘かったですｗｗ

余計に目立つようになりました。あまり削ってしまうと内径が基準値を超えてしまうといけないので止めました。ボーリングしてオーバーサイズ揃えると完全に予算オーバー所かリビルト買った方が安くなってしまいますのでこのまま行きます。

明日はピストン組む予定です！