リヤバンパーの傾き修理
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
作業前の写真を撮るのを忘れたので,先月のモーレツ紅茶で取った写真を拡大.見てお分かりの通り,右側が上がってしまい,ゴルゴ愛読者の元総理の口元みたいになっています.
これは,購入して5ナンバーで登録した翌週ぐらいに関東に出かけたら,拝島付近のR16で,信号待ちでブレーキが緩んだジジイクラウンに追突され,更に焦ってアクセル踏み込まれて交差点の真ん中まで押し出されるという恐怖を味わった痕跡です.(幸いにも他の車との接触はなし,その後はゴニョゴニョでサニカリさんの車両代金+ナンバー取得にかかったお金相当が何故か財布内に増えていた…)
一応スキマに発泡スチロール詰め込んだりしていましたが,根本的に骨組み自体は曲がったままで乗り続けてきましたが,今回なんとなく思いついて修理してみました.
2
まずはバンパーの外側の樹脂部分を外します.以前は簡単に外せた樹脂部分でしたが,時間の経過は残酷で,固定しているボルトが錆びてナットと一体になっており,このボルトは表面がバンパー上に出ていて,固定する部分が無いので,仕方なくバンパーの樹脂側をえぐって外しました.すると,バンパーの骨が出てきます.
右側が曲がっている様子がわかります.左側は比較的そのままの状態のようです.(以前に嫁さんにエスカルゴで追突されましたが,外側だったので骨には影響なかった模様)
荷台が汚いとか言わないw
3
左側の骨は車体から110mmぐらいです.
また,骨の車体後方向の面は,ちょうど垂直になっています.
4
対する左側は上側が90mm,下側は100mmぐらいになっています.また,骨自体も斜め上方向にずれているので,これを上側を20mm,下側の10mm程度引き出す必要があります.
ついでに言うと,車体側も多少押し込まれているようですが,これは放置.
5
で,引っ張り出すのには,一般的なフレーム修正では倉庫の骨組みとかを使ってガッチャで引っ張るようですが,倉庫もガッチャもありませんので,引っ張るのは牽引ロープ,引っ張る動力は車自体の駆動力を使い,固定部分は身近にあるものをお借りしました.(ご協力:中部電力株式会社)引き出し作業後…10mmぐらい足りませんが,コレ以上やるとなんかちぎれそうな音がしていたので,ここまでにします.4の画像と比較すると,車体とのスキマがかなり広くなりました.
6
骨組み自体も少し下方向に引っ張ったので,水平になりました…とはいえ,牽引ロープをかけていた,右側3つ並んだ穴の中央部分が大きく上面が凹み,その影響で右端が上がってしまいました.ここは叩いて修正します.骨の後ろ正面の面もウネっているので,これも骨を外して裏側から叩いて修正していきます.
7
いろいろやって組み付け完了後の様子.若干右下がりじゃないかって?元よりは水平に近づいたからいいじゃないの!
8
ただ,実際右側のスキマが大きめになっているのは事実.ご覧のようにバンパーのスキマから車体がよく見えるようになってしまいました.
これは,この奥の部分のパネル自体が,少し押し込まれているせいもあるんですけどね…
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