たまには　思いっ切り　油臭い話をしようではないか！

　　おっ！　さすがGIZさん　漢だねっ！！

　　　　って　いきなり　なんやねん？　この画像は？？　ですが　・・・

　　　　　　　だ　だ　だってさ　朝はなんとか晴れてたけど　午後から吹雪ぃ～！！


　　　　　　んで　仕方ないから　部屋干しなのさっ♪

　　　　　　GIZ55歳　どんだけ派手なパッチやねん。。　オトコのオシャレは見えないトコロから　❤”


まま　んな事はさて置き　本題に入ろうではないか。　　　おっ！　いきなり口調が変わったねっ！！

え～　過去にも当GIZブログ　油臭いネタは多々ありましたが　洗えば綺麗的内容

今回は　車両的油臭い内容とは大違い！　あわや　捜索願いモノの油臭さでございます。


　　　　　
　　　では　読者諸兄におかれましては　貴殿の持つ想像力を総動員しお付き合いあれ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まずは　GIZ手描きの　コ汚い　説明図でございます。



　　　時は41年前　GIZ14歳の春　場所は、京都の某有名ゴルフクラブ

　思えば　当時から　やっぱりアホやったんだな・・　と思う冬の夕暮れ　ブログカテゴリー追加。。


このゴルフ場　画像手前には　農業用貯水池があり　画像内ケーブルカーに潜りこんでいる友人とは　よく魚釣りに来たものですが　釣れる魚　大半が背骨がゴルフ場の農薬により　背骨が湾曲しておりました。

　　当時　その水を利用し　下流域では『京野菜』なんぞを栽培していた訳でございます。。

さて　暇を持て余した私と友人（今は某高校で美術のセンセーしとります）は　日がな一日　この池で魚釣りを楽しんでおるのですが　　毎回気になるのは　目前のゴルフ場のケーブルカー

　ホール移動に使われているものですが　アホの中坊ふたり　なんとかアレに潜り込めんか！！

　　春休み　来年は受験を控える大切な年

　　ケーブルカーに夢中のふたり　んなコト　知ったコトじゃありません！

　　お互い　魚釣りに行く　とウソを言い　それぞれの母親に弁当を作って貰い　敵情視察の日々

　　木立ちに隠れ　時にはホフク前進　小遣い貯めた無線機で気分は　もう　コンバット！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウォンバットにアラズ．．．


　　　情報収集完了　綿密に作戦は練られ　ついに作戦決行！

　　　1620　平日のケーブルカー運航は　およそ　この時間が最終

我々ふたりは　1600前　人員を搭載　もとい　ゴルファーとキャディーさんを乗せた　敵装甲車が　も　もとい　ケーブルカーが発車し　無人で戻って来たのを確認。

事前に調べておいた　ホームとケーブルカーに出来た僅か30cm程の隙間を利用し無事潜入

ケーブルカーの床材はメッシュの鋼板　下から上は見えるが　明るい上から　暗いケーブルカー内部は見えず　ゴルフシューズに付着した土砂の落下は水中メガネで対応する念の入れよう！

　　　最大の危険は　上部運搬移動時の落下と　下部戻り時の落下のみ

　　　内部は　もっと狭く　身体を保持するものも少ないかと想定していたが　以外に広々！

　　　要所要所にアングル材等があり　こりゃ！　楽勝モノ♪


待つ事　約10分　サンダース軍曹モドキとカーター衛生兵モドキが潜伏しているとも知らず　ドイツ軍狙撃手達は　もとい・　狙撃銃　も・・　もとい・・・　クラブを手にしたゴルファー数人とキャディーさんは、ケーブルカーに搭乗

　　やがて　キャディーさんの動かしますよ！　の声

　　小さなショックを伴い　ケーブルカーは移動開始　想像以上に静かでございましたな。

聞こえるは　皆様の会話　豪華晩餐をどこで頂くか心配しておる様子ですが　それ木屋町や先斗町あたりの名店の名前が　ポンポンと飛び出すあたり　なかなか　ハイソなメンバーかと。。

　　　このような重大ミッションの中　ひとりのゴルファーが　ひとこと

　　　『わし　こないだ　そこもあそこも行ったばっかりやねん　王将にせぇへんけ？』

　　　　　絶対沈黙が必要な中　思わず噴き出す友人　　ぶっ！　ぶふぉっ！！

　　　　　涙を流しながらも笑いをこらえ　無事到着♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　後は　無人で戻るだけ♪


　　　　　　　　
　　　　　　　ミッション完了まで　あと僅か！

　　　　　　　そして　無事　ん？　無事　んん？？　　

　　　　　　　全然　無事と違うやんっっ！！！


　　ケーブルカーが　ホームとギリギリやんけぇ～～！　　どないすんねんっ！！


　　賢明なる読者諸兄なら　既にお分かりかと思うが　無負荷降下なら　浸入脱出隙間は30cm

　　ところがである　事態は通常と異なり　負荷2名での降下。。

　　その隙間　約15cm　・・　　こりゃ　ヤバい　ヤバすぎる　．．．


　　上昇時　キャディーさんの　「あら？　きょうは　いつもより　ちょっと遅いわね？」　後の祭り


　　渾身の力で　ホームを足で踏むものの　ふたりでやっと出来る隙間は25cmばかり。。

　
　　　　早くも　暗くなり始め　落ち着こうにも　落ち着けず　パニック寸前


　　　　　　　　アホな中坊ふたり　真剣に考えましたな。。。

　　　　　　　　入ったトコロから　出ようとするのが　間違いの元　　で　あると。


　で　グリースまみれの極太ワイヤーにしがみ付くように　狭い隙間をケーブルカー前部から脱出


　既に　真っ暗になった　山道をふたり　暖かなる家族が待っている自宅へと急ぎます


待っていたのは暖かなる家族なんてぇ～モンじゃなく　まさに　『鬼』　と化した両親でございました


　　大半の着衣は　ゴムぐるぐる絞り付きの洗濯機でも　付着した油脂の除去は無理。

　　洗濯板の案を出しましたが　今後　洗濯板が使えなくなるので　却下．．．　



“かあさん　14の春　ボクが着ていたお気に入りのジャンパーとジーンズ　どこに行ったんでしょう”





　　　　　　　　　　　　以上　涙；　涙；；　のっ！　長編ノンフィクション　『油臭い話し』　でしたっ♪