旧知のプレーヤーからの 直発注仕事
“Martin” だらけ♪
無事終わって いつもの道で帰ってきた。
いつもの道やから 昼も夜も いつもどおり。。
ほんまやったら 11時過ぎには帰れるんやけど ・・
この日は 夜中の1時前やった ・・・
『追記』
さて 何故 帰宅時間が いつもより2時間近く遅くなったか ですが ・・・
どーせ アホなGIZの事 どっかに寄り道してハマッたか?
はたまた ハマッたクルマを人道的に引き摺り出したか?
まぁ フツーの方々はそのような想像をされるかと思います。
まず始めに イメージを膨らまし より 今回の 『事件』 を解り易くして頂く為の事前説明
御存知の方も多いかと思いますが 私の自宅はとんでもない山奥でございまして・・・
まだ 文体が穏やかです^^
今回のライブハウスは 隣市のプチ?山奥に存在しております。
隣市と記しましたが 私のトコロも このライブハウスも町村合併で市となっただけで 正直なところ ここのドコが「市」やねんっ! と云う気持ちは お互いに払拭出来ない訳です。
私のところが 標高約500mちょい 目的地が標高約150mくらいの 山の中の盆地
最短距離で約40km 所要時間は1時間10分 プラスマイナス 5分!
何故 こんなに確実な所要時間かと申しますと 信号がひとつも無いっ! のが 大きな要因
更に 野超え山越え 必殺!超ショートカットをカマスのも 手伝っております。
ちょっと イメージが膨らんできたかな?
もう 何百回も 通っておりますが 要らぬコトを考えていたり 車内の音楽にボットーしておったりすると 昼間とは云え アレレェ~? ここ さっき通ったところじゃなかったっけ?? と なるほど景色の変化が乏しい山岳路で 岡山のバーチャンに言わすと “そりゃキツネに騙されたんじゃ”的ルートでして 同時に 不意の尿意 便意に襲われてもイッコーに困る事は性別共に無く 逆に 喉の渇きの対処に困る訳でございます。
まぁ 端的に申しますと ドコでもしゃがめて便 利? だけど 自販機が無い。
さて 前置きで なんとなぁ~く イメージ出来たでしょうか?
さて 『事件』 は 帰り道で起きました。
無事 現場終了し ギャラも取っ払い(とっぱらい 業界用語で当日決算の意)でソコソコの金額
おまけに 領収書イラズッ てぇのも嬉しいねぇ~♪
気分も良く 細い山道をグニャリグニャリと下っておりますと 前方山間部から対向車の前照灯が見え隠れ 離合の為に 早めにギリギリ左に寄せて停車 スモールにします。
何故このような対処が必要かと云うと クソ田舎の このような季節(年度末行事多発)このような日(土曜日)このような時間(飲酒) 故 赤ら顔軽トラオヤジに接触される可能性大だからです
案の定 結構なスピードでこちらに向かって来ますが それにしてもちょっとヤバクね!
安全を促す為 パッシングを複数回行い 離合手前10mくらいでスモールにしましたが ナンバーが地元じゃない普通の乗用車である事を確認
更に 離合時 相手を見ると 運転手は歳の頃40前後の女性 助手席には同じくらいの男性
お礼の挨拶も一切無し う~ん。。 その表情からも こりゃ 怪しいですぜ。。。
長い間 待っていたんだから 挨拶くらいせーよ! な気分ですが まぁ 世の中いろんな方々が居られますので 気を取り直して 再び帰路に戻ります
曲がりくねる見通しの悪い山道を 5分ばかり下り ちょっと開けた道路 Y-60の前照灯が捉えたのは 小動物 直感でキツネ タヌキではないのはわかり ハクビシンかアナグマか??
しかし 距離は縮んでも逃げる気配は無く 間もなく ウェルシュコーギーと確認!
ライトを点けたまま 車外に出ると 一瞬躊躇いを見せたものの すぐに私の傍に来て足にすり寄って 私がしゃがみ 頭を撫ぜてやるとお腹を見せ甘えるではありませんか!!
赤の首輪 メス 推定3~4歳
そばには 段ボール箱 洗面器に水 洗面器に大量のドッグフードと ビニールに入った新品ドッグフードがあると云う 用意周到さ。。
さて 困った。。。
考える事 数分? 数十秒?
結び付いたは 先程の離合不審車両
とりあえず 放置するのは私の気持ちが許さず 犬を抱き上げ Y-60に乗せ Uターン
え~ 読者の皆様 この辺りでトイレ休憩など如何でしょうか??
不審車両との離合時刻 現在時間 じゅうぶんな離合幅があったのにも関わらず 意外に時間を食った事から推測される女性ドライバーの運転技量 様々な事を考慮 演算し 追跡開始っ!!
相手に土地勘があれば まず 撒かれてしまうのは確実
しかし 他府県ナンバーで土地勘が無し 運よくば 愛犬を捨てた安堵感から運転ペースを落としていたとすれば 見付けるのは可能か?
当然 離合した道を再び通るとは考えられないので県道を装着ナンバー方面に南下すると予想
抜けたダンパーなんぞ気にせず 我が『御上公認脱税号』は、トルクバンドブチ回し 唸りをあげるTD-42 掻き回し2番3番4番を駆使し 犯人追跡に掛かります
4輪ディスクは激しい突っ込み?にも強い味方 立ちあがりではLSDで逆ハン
私の勘が当たっており 時間演算が正しければ あと2.3分で テールランプが見えるはず!
見えました。
ロックオン!!
ここからが 問題で 後続車が 離合車(Y-60)だと気付かれず普通に距離を縮め 一気に追い抜き犯行車両を停止させる事が出来ればよいのですが・・・
徐々に 距離を縮め 右にウインカーを出し 抜きに掛かろうとすると 犯行車両はスピードアップ
こうなりゃ 追跡するしかないのですが やはり気になるのは相手の運転技量
無理をすると事故にも繋がるし かと云って 追跡を止める訳にもいきません。
私も舗装路での 限界的運転は苦手ですが 案の定 非常に不安定な犯行車両です。
停車する様子な無い模様 一か八か 左じゃ怖いので 比較的見通しの良い右コーナーで一気に抜いて(怖かった!)前に付け減速開始
抜こうとするので 断固阻止! ハザード点灯で更に減速 ようやく 停車。
ここで 私が降りると その隙に逃げる恐れがあるので しばし現状維持 (どうしたろ?)
犯行車両との距離は約5m ジワジワとバックで距離と詰め 運転席の窓を開け 大声でドライバーに運転席の窓を開けろ と指示 何度も繰り返し ようやく窓が開いた様子
『こらっ! 聞こえるけっ!!』
ガラガラガラガラァ~ TD うるさい。。
EG止めて 『こらっ! 聞こえるけっ!!』
「き 聞こえますぅ~」 『よっしゃ 窓開けたまま エンジン止めて ライト消せっ!』
消灯確認 言う事聞いた様子 『おいっ! 聞こえるけっ!!』 「は はい 聞こえますぅ~」
作業ランプ(LEDの眩しいヤツ)片手に足早で運転席側に行き 運転手の顔を照らし 右手で同時にイグニッションキーを抜き取る
『なぁ オマエら 何やってんっ!』
無言・・・ この時点で助手席の男 コイツ アカンタレやろなと判断
『オマエら 何やってんって 聞いてんねんっ!!』
「あ あ い いや ちょっと ドライブに・・・」
『ほぉぅ 行きしは犬と一緒で 帰りは犬無しかいな?』
「え? え? な な なんの事ですか・・・」
『ちょっと そのまま 待っとれっ!』
Y-60に戻るのだが その隙にEGを掛け逃げようとするも キーは無し。。
こう云うのを “気ーが 付いとらん” と云う♪
ワンコを抱えて 『これ 誰の犬やねんっ?』 ワンコ大喜び!
『なぁ ちゃんと飼うたらなアカンやんけ せやろ?』
「ご ご ごめんなさいぃ~!」 女性 号泣。
『ほな わし 行くわ あ! ナンバー控えてあるよって アンタら割り出し出来るよってな!』
キュン! ガラガラガラァ~ ガチッ! グゥオォ~ン♪
アイツら もう こないなこと 絶対せえへんやろなぁ?
と 思いながら 走る事 およそ15分
ズボンの右ポケットに違和感が ・・・
なんやろ ??
あ アイツらのクルマのキーやんけ!!
今まで 全然 きー 付かへんかったわ...
しゃあないなぁ~ 戻らなアカンやんけ あぁ~ 面倒くさっ!!
以上 16日 土曜日深夜 真実の出来事でした。