
土曜日の山奥JAZZ LIVE 無事終了
ん十年前だとフルコンサートをレンタルですが
御覧のようなキーボードでございます
誠に便利な世の中ですが 音は ん~...
で 画像は 私の愛娘 AKG C-535
AKG エーケージー ではなく アーカーゲー と発音します 業界ではアカゲ 赤毛のアンも有名ですが、こちらもボーカル用コンデンサーでは有名です。
個人的には シャンソン ジャズ ファド フラメンコ等の女性ボーカルには適しており(私との相性が良い) ノイマンにしようかとも悩みましたが 野外故 お高いノイマンはお留守番となりました。
さて 今回 1stSet(第一部)は1700Start まだ日の高いうちの本番 2ndSetは1900Start
第一部は照明も使わないので問題はありませんでしたが日も落ちた第二部はなかなか大変でした!
なにが大変って そりゃあ あ~た 明かりに集まる虫でございますよ!
その昔 私しゃ ネオン求めて徘徊しとりましたです。。
私は 巨大な茅葺軒下オペレートなので夜露の心配もなく極楽でしたが 舞台上は想像どおり 時間の経過とともに 悲惨極まりない状況に陥っていきます
最初は小さな虫どもの登場 このあたりは文字通り 無視できる範囲
そのうち 徐々に大物の登場 まずは蛾 次いでカナブンの類 次にセミどもが攻めてきます!
実際 私も某夏フェスでセミの玉砕特攻を左目に受けた事がありますが1週間内出血でした。。
カブトムシの被弾では一瞬 意識がぶっ飛びます
このような悲惨な舞台上でもプレイヤーは素知らぬフリをしながら頑張って演奏しなくちゃいけません
ボーカルのお姉さんは その手の類が苦手らしく(まぁ普通 蛾が大好きな女性はいませんが 蛾のような女性はおりますな。。)かなりびびっておりましたが そこはそれギャラを貰っているので本番中にギャアギャアわめく訳にはいきません
残すところあと数曲 お姉さんの目線がちらちらと「なにか」を捉えているのを私見逃しませんでした
その視線の先には!!
「おい 舞台の上手(かみて)の前っ面見てみぃ なんか おるで」
「あっ! あれ なに? カブトムシ?」
「いやっ ちゃうなぁ なんか違うで 雰囲気が違うでぇ」
「わかった! カニ!! 沢ガニと違う? ぜったいに沢ガニ!」
実は相方共々 老眼である
確かに 仮設ステージのすぐ際には小川が流れており沢ガニの乱入も十分考えられる
言われてみると 色合いやその雰囲気は遠目にみると大きめの沢ガニに見えるのだが 動き方がどうも違うようで 横歩きではないように見える
ボーカルのお姉さん マジでヤバそうである!
快適な舞台環境を維持するのも 裏方の重要な役目
本来なら舞台監督が気転を利かし 謎の乱入生物の除去作業を行わなければいけないのだが 今回 舞監なんぞおらず 私めが その重大任務に赴くこととなりました
本番中に 音響調整卓から離れるのは御法度ですが そんな事を言っている場合じゃないのでステージに近づき ためらう事なく『謎の乱入生物』の捕獲成功♪
ぬぁ~んと 大きなセミの幼虫でございましたよ!
一命をとりとめた ボーカルのお姉さんと 踏み付けられずにすんだセミの幼虫ではありますが 私 ミキサー席に戻る時 暗闇の中 石に躓き 両膝を痛打致しました。。。
まぁ なんとなく名誉の負傷的ではありますが その膝どうしたの? なんて聞かれても
「ジャズのな 本番中にセミの幼虫捕りに行って 帰りにひっくり返ってん」
なんてぇ~ 恥ずかしくて言えません。。。
Posted at 2011/07/26 18:35:12 |
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