
昨夜 山奥の古い公民館で秘密裏に行われた入札会
私GIZ 見事 御覧の七号山落札に成功いたしました!
参加者はキノコに目が無い 約10人の手だれの猛者
一号山~九号山 念願のだだっ広い七号を期間入手
昨日から11月一杯 山主さんと云えども入山禁止です
この 茸山入札会 非常に博打的要素も豊富でして まずは前年度の落札価格が掲示されます。
各自 それを参考に 普通の紙切れに自分の名前と入札価格を書き 折り畳んで箱の中へ
普通だと それを回収し最高額入札者に落札となるのですが 田舎はそんなに甘くないっ!!
箱の中の入札札はそのままで ここから 百円単位で競りが始まります
「はい いないか!いないか!」 『千円っ!』 「ほい ○■君 千円 ほか いないか!いないか!」
『五百円!』 『千二百円!』 『八百円!』 『三千円!』 『二百円!』 『四千円!』
一同 シィ~ン... 「では ここで一本 〆させていただきます 皆様 お手を拝借っ! パン!!」
メモは厳禁 暗算でどこまで値が上がっているか勘定しなくてはいけません
最初の入札で どうしても欲しい山には各自 前年度落札価格を参考に高値を付けておりますが その後の競りで その金額に近づいてくると 酒の勢いも手伝って皆様顔色が変わってきます
競りの終盤で 一気にカタを付けたい古老は 「はい!最後の一声!」 『五万円!!』
こりゃ 参りますぅ~ ・・・
そして 初めて最初の入札価格と 競りでの終了価格が照合され 高額のほうに落札となります
ちなみに 過去最高落札価格は百八十万円?だそうで 元は完全に取ったそうです。
んが そこはキノコのプロフェッショナル集団 私メのようなズブのトウシロでは手に負えません!
当然 画像のようなキノコには手を出しませんが 喰えるかな?だったら喰う可能性は大!!
さてさて 落札したものの これでは困りものでございます。 どうしたものか??
まわりのキノコ猛者達に訊ねると 図鑑は参考にナラン! 縦に裂けるのも参考にナラン!
「んじゃ どうしたらいいんですか~??」
ニタリと笑い 『キノコ半分で わしがおまん(お前の意)の山 案内してやるから安心せい♪』
今回の茸山入札 以前から必要以上に誘われておりましたが なんか ええカモにされたような...
さて 日は変わり 本日は、自衛隊もやって来る 防災訓練の日でございました♪
まずは 古毛布と竹を使った 簡易担架の作り方
4人で運ぶ簡易担架の作り方
その後 予定では 自衛隊車両の説明見学となっておりましたが 簡易担架実演に地元住民 夢中になってしまい 私にとってのメインイベントの時間が無くなってしまいましたっ!
「え~ それでは 忙しい中 このような山奥まで来て頂いた 自衛隊の皆様に感謝すると同時に 拍手でもって お見送りしましょう~!!」
そ そ そんなぁ~ サファリのコイル交換もせずに マヂメに防災訓練に来たのにぃ~!!
「ちょいと そこの急ぎ旅の自衛隊のお兄さん この老いぼれにちょっと付き合って下さらんか!」
『はっ! ド田舎の老いぼれの民間人のたっての願い 叶えるのも自衛官の勤めでござる。』
「実はこの老いぼれ こう見えて四輪駆動車には ちぃ~と 煩うてのう」
『はっ! てぇ~事は あの73式でござるか?』
「うんにゃっ! ワシが気になるのは あの1.5tトラックなのじゃよ!ちょいと写真を撮りたいのじゃが」
『ぬぬっ! やはり! 実は本官 簡易担架演習中に 貴殿が現場を逃亡し 写真撮影に没頭しておったのを こっそりと見ておったでござるよ!』
「で さっそくじゃが この四輪独立ハブリダクションとスイベルフックを納めたいのじゃが。」
『拙者 その辺りの事は詳しくないねんけど 写真よろしおすえ♪』
「むむぅ~? 武士のごとき口調から一変 へんてこりんな関西弁になるあたりタダモノでは無いな」
「さてさて老い先短き恋せよ乙女 この老いぼれを不憫と思うならば最後の願いを聞いて下さらんか」
『よろしおす なんなりと その願いを聞き 叶うならば 枯れ木に花を咲かせましょう♪』
「お若いの なかなか話しがわかるのう 実はな 運転席に座ってみたいのじゃよ!」
『あっ! それは本官の一存では決め掛ねる一大事! うぅ~む うぅ~む どないしょ~』
そこに現れたのが 若き自衛官の上司
『いったい どうしたのじゃ? 何を先程からうろたえておる!』
「い いや このわけのワカランジジイが タチの悪いガキンチョのようにダダをこねておりまして・・」
『どうせ 老い先短いアル中の老いぼれの たっての願い 叶えてやれ!』
やったぁ~♪
陸上自衛隊の皆様 ありがとうございました!!
※ なお 本ブログ 会話部等 思いっきりイジッてありますので御理解を。。。