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背景の文字色と同じシロモノ

シロモノですが白ではありませんね　笑。。
拡大していただくとわかると思いますが　サイズは350－32－1,60　と表示してあります
これも昨日のダンボールから出てきました
持った感じは結構ズッシリとしており　厚さは1.6mm以上あるように思います
試しにMitutoyoのノギス（おっ！いいもの持ってるね！！）で図ってみるとボディ‐？は1.8mm　刃の部分はアサリが付けてあるので2.2mmでした。

メーカーは「BAHCO」
かのスウェーデン鋼を使用したレンチ類では有名でニッパーなどの切断モノではスナップオンよりも優れていると云う人もいます

見ての通り　通称「カナノコ」ですが　個人で持っていても刃の大きさからして金属相手に使う事はまず無いでしょう

　ピンときたのは　この32mmと云う高さと鋼材です

これはもう　イノシカの解体に使うしかないでしょう！
当然　このままでは使えないので　まず全長を半分にカット　カットしたものを更に中央から30度でカット
これで刃が30度の切り出しナイフの原型の出来上がり！
残っているアサリの付いた刃も落とします

ここまでの作業は火を入れたくないのでシャーリングで行う予定ですが　クロモリやチタン　インコネル等の鋼材でも難なく切断出来るので　この鋼材でも問題は無いでしょう
後は　鋼材を鈍らさないように気長に刃を付けていきますが　最終的には個人的好みで小刃は付けず鏡面仕上げとなります

四駆のアフターマーケットのパーツもそうですが　特殊な用途のナイフもそれと同じで　なかなか自分に合ったものとは出会えません
両刃　片刃を問わず　いくつかの革剥ぎ用ナイフを使いましたが　これは良い！とされているナイフも脂が付着し使い難かったり　100kgクラスになると後半手が引き攣ったりしました

今は　普通の切り出しナイフを手打ちで作ってもらい　小刃を取り鏡面仕上げにし使っていますが　80kgクラスなら2.5頭までは研いだり　脂を拭くことなく革剥ぎが行えます
それでも　なかなか満足できません
イノ仲間の友人は最高のナイフだと言ってくれますが　貸したナイフを彼が使うのを見ているとおもに手首を動かしています
ところが　私の場合手首も使いますが　指を多く動かします

　このあたりが　いまひとつシックリこない原因のようです。

今回のナイフですがグリップ部さえ吟味すれば　かなり自分に合う道具となりそうです♪