GIZのブログ一覧

　　　　　　内科的手術は　ちょい苦手でございますが　外科的手術は大好物でございます！
　　　
　　　　　　まぁ　大好物ではありますが　それが上手か下手かは別問題。。

　　　　　　昔のひとは　良いことを仰るものです　　『好きこそモノの上手なれ』

　　　　では　では　行ってみましょう！




　　内張りと　ジャッキ収納庫を除去　そしてリアフェンダーの内部画像

　　ジャッキ収納庫はボルト4本で固定されておりますが対角2本が　かなり緩んでおりました。

　　こう云うのを見付けるのは　非常に嬉しいモノ♪

　　以前　左フェンダーグロメットから大量に水漏れしていたので内部は酷いかと心配でしたが・・・

　　御覧のとおり　20年約28万km　全く錆はありません！！

　　この後　配線を針金で釣り上げ　作業開始。



　　　カット中　カット後のサンダー面出し作業を最小限にしたいので薄板を当てながら作業

　　　今回　上記理由と　アール部　重ね部等を懸念し　エアプラズマは使用しておりません

　　　それにしても　フェンダー内部のコンディションは　非常に良好です




　　　　カット終了　結構神経質に切断したので　サンダー修正は1カ所のみ

　　　　長さ　約15mm　約2mmのみの削り込みでOK

　　　　この後　鋼材を当て　2mmばかり大きく　型を切断　

　　　　ここでは曲線（フェンダーの凹み含む。。）が多いので　エアプラズマを使用



　　　　溶接後の下処理　お決まりの『亜鉛塗料』

　　　　上手くしたら　切断後　フェンダー内部から溶接出来るかと思いましたが・・・

　　　　やはり　トーチが入らず断念　外部全周溶接となりました。

　　　　が　野外故　風でCo2が逃げてしまい　溶接ビート痕が汚いのが残念です。

　　　　この画像部分は　それでも問題無く行えましたが　タイヤ側　マフラー側は一苦労！！

　　　　上手く見えないし　変な姿勢で行うので　スパッター地獄と化します

　　　　溶接終了後　帽子を取ると　頭皮から　いくつもの『チビ鉄球』が出てまいりました。。。

　　　　溶接後　サンダーで仕上げ　「熱」の入った塗装面は極力塗料を落とします。

　　　　内部もしっかり　ワイヤーブラシ等で落とし　同じく　亜鉛塗料処理

　　　　乾燥したら　内部のみ　全周シリコンでしっかりと養生



　　一度塗り　刷毛塗り亜鉛塗料の跡が見えますが　ちゃんと排水口（グロメット）も設置♪


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　before

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　after

　　　　　　　　　　　　　今回の作業　事前に「母材が耐えるか？」チェックを行いました。
　　　　　　　　　　　　　それに関してはy60kuroさんが御自身のブログで公開されております
　　　　　　　　　　　　　合わせて　見て頂くと　興味深いかと思います


　　　　　　　※　溶接時　見えている部分は対処できますが　内部発火の恐れが十分考えられます
　　　　　　　　　水の用意と　時折確認が必要です！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昨日入庫　「働くクルマ」の　フロントブレーキです。