Jirochanのブログ一覧

FT8ラズパイネタの詳細は、流石に車ブログに載せるのが憚られましたので、Amebaブログに新しいアカウントを起こして記載することにしました。

興味のある方はご参照ください。
https://ameblo.jp/ji1ore/entry-12674615061.html

ではでは。

ことの始まりは子供の一言。
「パソコン欲しい」

...いやいや、まだあなた小学6年生でしょう。
プログラムやりたいとかなら全力で応援しますが、そんな理由でないことは
百も承知しております...

ではなぜ？
どうやら、ニンテンドースイッチのゲーム　フォートナイトに不満があるようで、
ニンテンドースイッチの描画速度だと遅い　というのが原因のようです。

我が家にはLenovoのノートPCが1台、自作PCが2台という構成です。
自作PCは、私がゲームをしないということもあり、最低限の構成のです。
仕事のしやすさだけを考えており、グラボも最小限のものを搭載しております。

...子供の要求をかなえるためには？？？

ノートPCはレノボのC340。AMDモデルでLyzen5搭載の奴です。
2年ほど前に買ったのですが、まだまだ性能的に不満はなく、必要十分なスペック
があります。

自作PCのCPUは、それぞれインテルのCorei3、PentiumGoldという構成で、どちらも恐らく彼の要求をそのままでは満たすことはできない....。

ということで、ノートPCを明け渡すことにしました。

で、これだと私の移動用PCはなくなってしまいますので、



代わりにこいつを調達です。
最初はiPADの128Gの奴にしようと思ったんですよ...？
でも正直カッコよさに負けました(;^ω^)

ショートカットキーが慣れないとか、色々言いたいことはありますけど、
こいつの手書きの性能は素晴らしすぎますね。



日々の無線のログの手書きに利用することにしました。

ところで、子供に明け渡したPCなのですが、無線機FT-991と接続して、微弱電波を用いた通信に利用しておりました...

もはやこのPCを持って出かけることは不可能なので、別の手段を模索します。

まずはiPADで何とかできないかを検討してみましたが、
残念ながら微弱電波の通信ができるプログラムは、iPADのOSであるiOSには
対応していませんでした。

次に、iPAD上に別のOSをインストールする方法を考えました。
iOS上のバーチャルマシンとしては、UTMというソフトがありますが、最新の
iOSが入っている場合、脱獄しないとインストールできないという問題があり、
諦めました。
別の方法、iSHというiOS上にLinuxの仮想環境を作るソフトを試しましたが、
こちらもGUIをうまく作動させることができず、あきらめました。

他の局からは、「Windowsの安いPC買った方がいいんじゃない？」と言われ
ましたが、WindowsPCを買い増しするのは負けた気がするので、選択肢には
ありません。



昔購入したLinuxマシン、BeagleBoneBlackが使えないかな？と試しましたが、
こいつも最新版に近いubuntuを入れると、GUIの起動がうまくできませんでした。

というわけで時間ももったいないので、他の局が成功している構成である、
RasberryPi4による解決を図ることにしました。



調達したのがこいつ。RasberryPi4Bとケースです。
ケースいらないんじゃね？とか最初は思っていましたが、どのケースにもファンが
付いているのを見て考えを改めました。発熱問題があるっぽい？



組み立てるとこんな感じ。スケルトンでカッコいい。

RasberryPiはBeagleBoneBlackと比べて本当に親切で、



インストールイメージを作るソフトが無償配布されています。
これで最初は、ubuntuの最新版（21.04）を落としてチャレンジしました...

微弱電波での交信をするアプリは、JTDX、WSJT-Xの2種類があるのですが、
結論から言うと、そのどちらもインストールするには私の技量が足りませんでした...

潔くあきらめて、OSのバージョンを20.04にします。
まずはWSJT-X。



こちらはあっさりインストールできました！

次にJTDX。



難しかったですが、こちらを参考に（そのままだといくつ化問題がでました）何とかインストールできました！

RasberryPiには、MiniHDMI端子があり、直接ディスプレイにつないでもよいの
ですが、ディスプレイを持ち歩くのも億劫ですので、iPADからリモートディスク
トップ接続をするようにしました。

iPAD側にはMSのリモートディスクトップのツール（iPAD用もあるんですね...）
ubuntu側は、rdpxをインストール。

このままだと、iPADからはIP直打ちでしかアクセスできず、使い勝手が悪いので、
SAMBAをインストールしました。
これにより、ubuntuへPC名でのアクセスができるようになりました。

上記環境でしばらく使っていましたが、十分に一回くらい接続が切れて使い物
にならん...！という状態になりまして...。
原因はRasberryPiへの給電不足だったようです。

RasberryPiへはUSB-Cで給電していますが、充電アダプタの給電性能を
高い奴にしたら落ちなくなりました。

まだ使い始めですので、しばらく使ってまた感想を上げたいと思います。
ではでは。